今年も昨年以上に、バリバリにコンサートやイベント出演をしまくってるポール・マッカートニー。
ポール本人の公式サイトからの動画更新やツアー情報が頻繁で、4月前後の忙しさあたりから、ポール情報はまるで追えてません！

で、ツアーやライブチャットの宣伝のために5月19日の朝に収録してその日のうちに公式サイトで公開された映像（20分）を、今観ました。

「ライブチャットやるから見逃さないでね！」とポールが連呼してるのに、まんまと見逃したわたし（＞＜）

まあ過ぎたことは仕方ないよ。
それよりね、この動画を見ていろいろ興奮してしまった。
10日前のごく最近のポールだってことも当然として、特に以下2点。
これはまた見たいので、久々に日記にも動画を貼っておいちゃうのだ。

●カメラワーク
●撮影場所

●カメラワーク

近年のコンサート映像って、カメラが縦横無尽にぐるぐる回って撮影するのがほとんど（昨年の【Good Evening New York City】もしかり）だけど、この映像はリハーサルだからとはいえ、ポールの正面の位置でのカメラ固定らしく、ほぼずっと同じ角度からポールが観られた！
これって、コンサートに実際観に行ったときにポールの正面で鑑賞できればまさにこんな感じに見えるわけで。

カメラ固定で途中で切り替えられたりしないと、ポールが途中で腕をポリポリしてるのとかも見えるわけですよ。
うおー。ポールもポリポリするんだ、とかいちいち萌え（笑）
コンサートをナマで観てたら目撃できるものだけど、公式映像だと編集されちゃってほとんどお目にかかれないですよー！
いいもの観た♪

●撮影場所

1曲目「Everynight」演奏中はバンドに接近して撮影されているのでどこなのか分からなかったけど、終わった時点でポールが具体的な場所は言わないけど「南イングランドの沿岸」と紹介したときにカメラがひいて、まわりをぐるっと映している。

あー！わたしが1993年にポールのロンドン公演を観に行ったときに、友達と3人で遠足に行った場所！（ロンドンから片道4時間くらい）

ポールの風車小屋のレコーディングスタジオ。
【ビートルズ・アンソロジー】で、ジョージやリンゴが一緒の映像などでちらっと見かけることがある場所です。

私が観に行ったときは、ツーリストインフォメーションで「ポールの家は知らないがポールの持っているスタジオはここ。遠くからも見えるよ」と教えてもらった。
バスに乗って、バス停から徒歩20分だか30分。

まわりには何もなくて、ただ風車小屋があって、風車の周りで野うさぎがたくさん跳ねてて。遠くに海が見えて。
風車小屋には表札もないし、誰もいなさそう。
警備員もいない。（警備員がいれば有名人の建物か、とか想像つくけど）
スタジオのように全く見えない。

「これ、ほんとにポールのスタジオ？」
「でも周りに何もないし、たぶんこれでは」

なーんていいながら風車の周りを歩いて隣接建物の中をガラス越しに覗いたら、アップルのコースターとかがちらほら見えた。
ポールの建物なのか確信は持てないけど、こんなところでポールがレコーディングしてたら、気持ちよさそうだね、など思いつつ帰りました。

（帰りは、バスが時刻表にはあると書いてあるのに全然来なくって、ヒッチハイクするはめになった！でもいい思い出。）

その数年後、【アンソロジー】発売。
「Free As A Bird」のビデオで、この建物が出てきたのを観たときの衝撃と感動。
ああ、あの建物はやっぱり本当にポールのスタジオだったんだ。。。

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そして5月19日の映像。
20分も風車小屋が観られて、またも感激しているのです。
わたしが行ったあの場所で、ポールが今でも演奏している！
わたしが「ほんとにここでポールが演奏したりしてるの〜？」って思いながらぐるっと歩いた風車小屋の前で！

ファンって、ほんと、ささいなことでも感激するもんだね。
ハハハ。。。

でも、建物の質感だとかもよく映ってて、この映像はきっと貴重だわ♪

いくらなんでも、今観に行ったら警備員もいて風車小屋にさわれるところまで行けないんじゃないのかな。こんなに、映像でこの場所を露出しているということは。

1993年に拝みに行けて、ラッキーでした。