一休みして、プチ読書の秋

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11/7のオフ会の【Sivakasi】、一昨日ついに、ラフな日本語訳ですが最後まで日本語字幕をつけ終わりました!
4月のASIFOのときは、当日のイベント始まる30分ぐらい前もまだ字幕がつけ終わってなくてヒヤヒヤだったので、今回は早め早めで頑張りましたよ!)

ただ、ほとんどを英語字幕から訳してるので、何日か休憩したら、ゆっくり台詞音声を聞きなおして、もっとタミル語のニュアンスや文化に即して、訳を修正していきたいと思います〜。

あ、これだけ書くとタミル語ができるみたいだけど、できませんのよ(爆)
ただ、タミル語で一語でも聞き取れると一気に英語の字幕で分からなかったことが分かることもありますね。

例えば、英語字幕で「brother」と書いてあっても、これが兄なのか弟なのか分からないわけで。
英語圏の文化では、会話で上のbrotherなのか下のbrotherなのか気にしないらしいですからね。

ラフ訳でも、これだけは「あんなー(兄)」なのか「たんび(弟)」なのか、音声で聞き取って日本語訳つけましたよ。(姉妹も同様)

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【Sivakasi】を訳してて、ちょっと思い出したことが。

かつて2000年に日本公開された、【ジーンズ世界は二人のために】(1998年・タミル)のとき、日本語字幕はタミル語の識者ではない、英語からの字幕翻訳者によるものだったそうです。

アイシュワリヤー・ラーイの兄弟として登場するラージュー・スンダラム(プラブデーヴァーのお兄様)が、日本語字幕ではアイシュの「兄」となってました。

日本語翻訳の元となった英語字幕で、きっと「brother」だったんじゃないでしょうかね。
でもあの映画も音声をちゃんと聞くと、「たんび」と呼びかけてたので、本当は、アイシュの「弟」なんですよね。

明らかな誤訳。

それとも、わざと日本版では「兄」という演出にしたのかな???

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まあ、これもひとつの例として、英語字幕だけに頼ってはいけないし、インドの文化背景を考慮してもっといい訳ができないか、考える時間がまだあります。
なので、気分転換にたまには本を読むことにしました!

昨日図書館で、山下博司先生(ムトゥやボンベイの字幕監修をされた方)の【ヒンドゥー教 インドという謎 】を借りて通勤時に読み始めました。
いやー、この本読みやすくていいです。
これをひととおり読み直してから、【Sivakasi】の訳をやり直したら、結構いい感じになるんじゃないかしら。

あと、時間があれば、彦坂周先生の【シラッパディハーラム―アンクレット物語】も読み直したいと思ってます。
昔読んだときは、インドへの知識が無さ過ぎで、あんまり感銘を受けなかったんだけど、昨日最初の10ページぐらい読み直してみたら、あの頃よりスイスイ頭に入るし、今読んでも目からウロコなタミル語的知識が平易に書かれているんですよ〜。
私も少しは大人になったというか、本って、読んだ時期や経験で同じ本でも感想ががらっと変わるもんですなあ。

このタミル叙事詩「シラッパディハーラム」は、知っていた方がタミル映画を観るときに格段に味わいが深くなることが多い気がします。
同様に、ある程度「ティルックラル―古代タミルの箴言集」も知ってた方がおもしろいはずなんだけど、本読んでも未だちんぷんかんぷんです。。。


とにかく、人生、何歳になっても、勉強・勉強ですね。
がんばりましょう♪