岡本太郎の本と、インド映画鑑賞

今、通勤の合間とかに読書中なのは、【Ulagam Sutrum Valiban】でも出てきた「太陽の塔」の作者・岡本太郎の「青春ピカソ」。

芸術家の著作ってあんまり読んだことがなかったのだけど、おもしろいです!
芸術論うんぬんの細かいところはあまりに無知で分からないにしても、何かの作品の前で涙が出るほどの感動をするときとは自分自身がどういう時なのか、とかの話が、すごく腑に落ちるのです。

そうか、そういうことか〜。
だから、自分が涙が出るほど、物凄い衝撃を受けた映画が、他の人にとってそうなるとは限らないし、自分が後日同じものを観たときに同じ感動をするとも限らないんだよね、とか。
(当たり前のことなんだけど、それが岡本太郎の言葉で説明されると、明快な気分にさせられます)

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岡本太郎がセザンヌやピカソのある作品を観たときに衝撃を受けた体験みたいなものを、自分がインド映画を観てそれに近い感覚を覚えたのは、今のところ、【ムトゥ踊るマハラジャ】【Mudhalvan】【Thirumalai】の3本。
(おおげさじゃなく、インド映画への感じ方や接し方、場合によっては人生に対する考え方が自分の中でガラッと変わったターニングポイント的な作品としてね!
自分の場合は、ヒンディー映画でそこまで衝撃を受けた作品はまだ無い。)

でも、いっくら思い入れがあっても、それをいくらしゃべったりwebに書いても、他の方に伝わるものでもないし、あくまで個人的な体験。
それに、これが「インド映画」の括りで最高傑作中の最高傑作、おススメ中のおススメなのかといえば、たぶん違うんでしょう。

まあこういうのは、自分の人生を変えた作品として映画名を挙げたり、その時代背景的な説明とかをすることはあっても、思い入れについて自分の場合は、誰かに聞かれたときに居酒屋トークで話したりする程度でいいかな。
(【ムトゥ踊るマハラジャ】のページをずっと作りかけのまんまにしてアップしてなかったのは、思い入れが強すぎて何から書けばいいのか分からない、というのが大きかったんで...。
思い入れの話はおいといて、淡々と紹介ページを作っといたっていいんだよな。
タミル映画のファンサイトなんだから、いつまでもアップしないのも何だしなー。)

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もうすぐサイト10周年で、これからの書き方とかどうしようかな〜と考え中だったため、このタイミングでの岡本太郎の著作との出会いは、かなりツボだ。
(身辺もいろいろ変わる時期だし、人生論的なところでも含蓄がありまくって感激しております♪)