●C o n c e p t  〜getting closer to Rajnikanth〜 

「ムトゥ 踊るマハラジャ」が日本で公開('98)されてから、はや数年がたちました。
はじめはのんきにただ映画を観てるだけだった私も、ついにラジニ様の聖地、南インドに行くまでになりました。

ラジニ Jan 7,2001ムトゥが公開された当時、私はリストラでプ−になり、職探しをする気力も湧かず、何ヶ月もボーっとしていました。
なんか元気の出る映画でもないかな〜と漠然と思っていたところにこの映画のウワサを聞いて、めったに自分から映画を見に行くなんてしないのに、自発的に渋谷に出掛けたのでした。

平日の15時台の上映時に行ったのだけど、大行列でびっくり。ひとりだったので、案外席を見つけるのは楽だったけれど、「ぴあ」で常時立ち見が出ているという表示だったことに納得。
上映がはじまると、リピーターが結構いるらしく最初から客席から大歓声。
そして、スクリーンに登場したのはほっぺがぷくぷくしたおっさん...????

しかし、ティラナ・ティラナのころにはすっかりハマってスクリーンに陶酔する自分がいました。
終わった時には元気をたくさんもらったことに気付きました。〜「こんなことでくよくよしてんなよ!」と頭を殴られたような感じ。〜
インド映画の気迫に押され、「自分はこれぐらいの気迫で頑張ってた?」と自問するきっかけにもなりました。結局もう一度シネマライズに後日観に行ってまた元気をもらいました。

ラジニ・カーントって人が何故、南インドでスーパースターなんだろう?
その興味がラジニを取り巻く周辺にも広がっていき、ラジニと共演する人は、
何故ラジニに選ばれたんだろう?そして、その共演者はラジニをどう思ってるんだろ、逆にラジニと共演してないときはどんな作品に出演してるんだろ?...チェンナイに行って体感してみたくてたまらなくなりました。

このHPでは、ラジニに関することと&ラジニを取り巻く人々をあくまで個人的な体験や視点になりますが綴っていく予定です。
ラジニを取り巻く人々」としてこのページに出てくる人たちの大半は(主役級の方も勿論いらっしゃいます)名脇役と呼ばれ、いろんな映画に出ずっぱりな人たちばかりですが、現地で超有名人であるにもかかわらず、案外ブロマイドなどのグッズも売られてないし、web検索にもなかなかひっかからなかったりします。
映画を見てファンになることもありますが、逆に本人に会ってからファンになった人もいます。
ですが順番がどうあれ、今はとても大好きで、大切な人たちです。
ラジニ映画を見るのがますます楽しくなりました。そしてタミル映画全体にもズブズブとハマり始めている今日この頃です。

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