わなっかん!
このページでは、当サイトで紹介(感想文を書いている)のタミル映画ページを、年代順にリストアップしています。
2010年代 / 2000年代 / 1990年代 / 1980年代 / 1970年代 / 1960年代
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2010年代
Kaavalan (the bodyguard) (カーヴァラン ザ・ボディガード) காவலன்
出演:ヴィジャイ、アシン、監督:シッディク、音楽:ヴィディヤーサーガル Jan.15th
2011年
2010年のマラヤーラム映画のリメイクであるロマンティック・コメディ。ヴィジャイの新境地や、アシンの久々のタミル映画出演が話題。
- Enthiran (ィエンディラン ザ・ロボット) ஏந்திரன் 2011.1.23(日)オフ会で鑑賞! 出演:ラジニカーント、アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン、監督:シャンカル、音楽:A.R.ラフマーン Oct.1st
- Irumbu Kottai Murattu Singam (イルンブ・コッタイ・ムラットゥ・シンガム) இரும்பு கோட்டை முரட்டு சிந்கம் 出演:ローレンス、ラクシュミ・ラーイ、ナーサル、監督:シンブデーヴァン、音楽:サベシュ−ムラリ、G.V.プラカーシュクマール May 7th
Sura (スラー) சுறா *感想日記のみ 感想日記2
出演:ヴィジャイ、タマンナー、監督:S.P.ラージクマール、音楽:マニ・シャルマー Apr.30th
2010年
シャンカル監督構想10年、渾身のCG・VFX炸裂!ラジニが一人何役なんだ?状態のロボット映画!
タミル映画界でウン十年ぶりに制作された、カウボーイ映画!西部劇なのにヒンドゥー寺院がでてきたり楽しい♪
ヴィジャイ主演50作目。ヴィジャイは漁師役でナチュラルでステキ。海がキレイ。タマンナーもキュート!
2000年代
Villu (ヴィッル) வில்லு
出演:ヴィジャイ、ナヤンターラー、監督:プラブデーヴァー、音楽:デーヴィ・シュリー・プラサード- Kanthaswamy (カンダスワーミ) *感想日記のみ 出演:ヴィクラム、シュレーヤー、監督:スシ・ガネーシャン、音楽:デーヴィ・シュリー・プラサード
- TALENTIME (タレンタイム)(Malaysia, Tamil) *感想日記のみ 出演:マヘシュ・ジュガル・キショー、パメラ・チョン・ヴェン・ティーン、ムハマド・シャフィー・ナスウィプ、監督:ヤスミン・アフマド、音楽:ピート・テオ ★マレーシア映画 (主人公の一人がタミル系マレーシア人)
- Vettaikaran (ヴェーテカーラン) வேட்டைக்காரன் *ヴィジャイ主演 出演:ヴィジャイ、アヌシュカー、監督:バーブ・シヴァン、音楽:ヴィジャイ・アントニー
Bheema (ビーマー) பீமா
出演:ヴィクラム、トリシヤー、プラカーシュ・ラージ、ラグヴァラン、監督:リングスワーミ、音楽:ハリス・ジャヤラージ Jan.15th- Thodakkam - Action for Nation (トダッカム) தொடக்கம் 出演:モニカ、ラグヴァラン、監督:ムットゥクマール、音楽:ジェロメ・プシュパラージ
- Yaaradi Nee Mohini (ヤーラディ・ニー・モーヒニ) யாரடி நீ மோகினி 出演:ダヌシュ、ナヤンターラー、ラグヴァラン、監督:ジャワハル、音楽:ユヴァンシャンカル・ラージャー Apr.4th
- Kuselan (クセーラン) *感想日記のみ 出演:パシュパティ、ミーナー、ラジニカーント、ナヤンターラー、監督:P.ヴァース、音楽:G.V.プラカーシュクマール、
- Sathyam (サティヤム) *感想日記のみ 出演:ヴィシャール、ナヤンターラー、ウペンドラ、監督:A.ラージャーシェーカル、音楽:ハリス・ジャヤラージ
- Kuruvi (クルヴィ) *感想日記のみ 出演:ヴィジャイ、トリシヤー、監督:ダラニ、音楽:ヴィディヤーサーガル
Dhanam (ダナム) தனம்
出演:サンギーター、プレム、監督:G.シヴァー、音楽:イライヤラージャー- Sivaji -the boss (シヴァージ ザ・ボス) சிவாஜி 出演:ラジニカーント、シュレーヤー、ラグヴァラン、監督:シャンカル、音楽:A.R.ラフマーン
- Azhagiya Thamizh Magan (アラヒヤ・タミル・マハン) *感想日記のみ 出演:ヴィジャイ、シュレーヤー、ナミーター、監督:バラタン、音楽:A.R.ラフマーン
- Aathi (アーディ) 出演:ヴィジャイ、トリシヤー、監督:ラマナー、音楽:ヴィディヤーサーガル
- Thimiru (ティミル) *感想日記のみ 出演:ヴィシャール、リーマー・セン、監督:タルン・ゴーピ、音楽:ユヴァン・シャンカル・ラージャー
- Chalanggai (Dancing Bells) (ダンシング・ベル) 出演:ダールシニ・シャンカラン、ラメーシュ・クマール、カルパナ・スンドラージュー、監督:ディーパク・クマーラン・メーナン、音楽:ハーデシュ・シン ※マレーシア映画
- Thirupaachi (ティルパーチ) *感想日記のみ 出演:ヴィジャイ、トリシヤー、監督:ペーララス、音楽:ヴィディヤーサーガル
- Chandramukhi (チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター) 出演:ラジニカーント、ナヤンターラー、ジョーディカー、監督:P.ヴァース、音楽:ヴィディヤーサーガル
- Anniyan (アンニヤン) *感想日記のみ 出演:ヴィクラム、サダー、ヴィヴェーク、監督:シャンカル、音楽:ハリス・ジャヤラージ
Sivakasi (シヴァカーシ) சிவகாசி
出演:ヴィジャイ、アシン、監督:ペーララス、音楽:シュリーカーント・デーヴァー- Ghajini (ガジニ) *感想日記のみ 出演:スーリヤー、アシン、ナヤンターラー、監督:A.R.ムルガダース、音楽:ハリス・ジャヤラージ
- Annai Kaaligambal (アンナイ・カーリガームバール) 出演:ラミヤー・クリシュナン、監督:ラーマ・ナラヤナン、音楽:デーヴァー
- Allauddin (アラジン) 出演::プラブデーヴァー、ラグヴァラン、監督:ラヴィ・チャクラヴァルティ、音楽:マニ・シャルマー
- Boys (ボーイズ) 出演:シッダルタ、バラト、ナグル、ジェネリヤー、監督:シャンカル、音楽:A.R.ラフマーン
- Alai (アライ) 出演:シランバラサン、トリシヤー、ラグヴァラン、監督:ヴィクラム、音楽:ヴィディヤーサーガル
Thirumalai (ティルマライ) திருமலை
出演:ヴィジャイ、ジョーディカー、ラグヴァラン、監督:ラマナー、音楽:ヴィディヤーサーガル- Joot (ジュート) 出演:シュリーカーント、ミーラー・ジャスミン、監督:アラハム・ペルマル、音楽:ヴィディヤーサーガル
Thamizhan (タミラン) தமிழன்
出演:ヴィジャイ、プリヤンカー・チョープラー、監督:マジード、音楽:D.イマーン - Youth (ユース) 出演:ヴィジャイ、シャヒーン、監督:ヴィンセント・セルヴァ、音楽:マニ・シャルマー *感想日記のみ
- Bhagavathi (バガヴァティ) பகவதி 出演:ヴィジャイ、リーマー・セン、監督:A.ヴェンカテーシュ、音楽:デーヴァー
Red (レッド)
出演:アジットクマール、プリヤー・ギル、ラグヴァラン、監督:ラーム・サティヤ、音楽:デーヴァー- Pammal K. Sambantham (パンマル・K・サンバンダン) பம்மல் கே. சம்பந்தம் *感想日記のみ 出演:カマルハーサン、シムラン、アッバース、スネーハー、監督:モウリー、音楽:デーヴァー
- Gemini (ジェミニ) 出演:ヴィクラム、監督:サラン、音楽:バラドワージ
- Kannatthil Mutthamital (頬にキス) *感想日記のみ 出演:マーダヴァン、シムラン、キールターナ、監督:マニ・ラトナム、音楽:A.R.ラフマーン
- Panchathanthiram (パンチャタンディラム) 出演:カマルハーサン、シムラン、ラミヤー・クリシュナン、監督:K.S.ラヴィクマール、音楽:デーヴァー
- Baba (バーバー) 出演:ラジニカーント、マニーシャー・コイラーラー、サンガヴィ、監督:スレーシュ・クリシュナー、音楽:A.R.ラフマーン
- Ninaikkatha Naalillai (ニナイッキャーダ・ナーリッレ) 出演:パールティバン、ラフマーン、デーヴァヤーニ、監督:A.L.ラージャー、音楽:
- Dosth (ドスト) 出演:サラットクマール、ラグヴァラン、監督:S.A.チャンドラシェーカル、音楽:デーヴァー
- Star (スター) 出演:プラシャーント、ジョーディカー、ラグヴァラン、監督:プラヴィンカーント、音楽:A.R.ラフマーン
- Poovellam Un Vaasam (プーヴェッラーム・ウン・ヴァーサム) பூவெல்லாம் உன் வாசம் 出演:アジットクマール、ジョーディカー、監督:エリル、音楽:ヴィディヤーサーガル
- Majunu (マジュヌ) 出演:プラシャーント、ラグヴァラン、監督:ラヴィチャンドラン、音楽:ハリス・ジャヤラージ
Vallarasu (ヴァッララス) வல்லரசு
出演:ヴィジャイヤカーント、デーヴァヤーニ、ラグヴァラン、監督:N.マハーラージャン、音楽:デーヴァー- Kushi (クシ) 出演:ヴィジャイ、ジョーディカー、監督:S.J.スーリヤー、音楽:デーヴァー
- Parthein Rasithein (パーッテーン・ラシッテーン) 出演:プラシャーント、シムラン、ライラー、ラグヴァラン、監督:サラン、音楽:バラドワージ
- Thenali (テナーリ) *感想日記のみ 出演:カマルハーサン、ジョーディカー、ジャヤラーム、デーヴァヤーニ、ミーナー、監督:K.S.ラヴィクマール、音楽:デーヴァー
- Kannukul Nilavue (カンヌクル・ニラヴ) *感想日記のみ 出演:ヴィジャイ、ジョーディカー、シャーリニ、ラグヴァラン、監督:ファジル、音楽:イライヤラージャー
- Kandukondain Kandukondain (カンドゥコンデーン・カンドゥコンデーン) கண்டுகொண்டேன் கண்டுகொண்டேன் *感想日記のみ 出演:アジット・クマール、マンムーティ、アッバース、アイシュワリヤー・ラーイ、タッブー、ラグヴァラン、監督:ラージーヴ・メーノン、音楽:A.R.ラフマーン
2009年
ヴィジャイ×プラブデーヴァーのタッグ第2弾。徹底的にコメディに徹した前半が特筆もの。後半は007路線。プラブデーヴァーのリズム&スピード感溢れる演出がたまらない♪
タミルの「スーパーヒーロー」映画!ヴィクラムの芸達者ぶりが存分に楽しめます。
多民族が共存するマレーシアの人々を温かい目線で描いてきた、ヤスミン・アフマド監督の遺作。素晴らしすぎます。
往年のMGR映画のタイトルを拝借した、ヴィジャイの「タミルを救う男」路線映画。
2008年
マサラムービーでリアリズム路線を目指した、任侠映画。ヴィクラムとプラカーシュラージが徹底的に男臭くてステキ。
将来有望な若者たちに、未来のインドを託したいというメッセージが込められた映画。ラグ様が歌手デビュー(笑)。
テルグ映画のリメイク。就職に失敗し続けて自分自身に自身のない青年が恋をして成長していくファミリードラマ。
村でかつて親友だった二人が、片やスーパースター、片やしがない床屋に。床屋の心の葛藤と二人の再会までを描く感動作。
一人の熱血警察官が、腐りかけた警察上層部を変えていく話。カンナダ映画のスーパースター・ウペンドラがかっこいい!
労働者の権利を守るために、ヴィジャイが悪に立ち向かう!前半のマレーシアのシーンがとても楽しい。この時期のヴィジャイは一番細くてシャープ。
売春婦とブラーミンの青年の恋と結婚・挫折の物語。ある種、タミル映画のタブーに足を踏み入れた意欲作。
2007年
ラジニ×シャンカル監督の初タッグ。ポップでロックで、元気いっぱいのラジニが久々に見られました!シュレーヤーの腰つきもたまりません♪
ヴィジャイが初の一人二役にして悪役も挑戦。ラストがこんなのアリー!?って感じで最高(笑)。シュレーヤーとのダンスも二人ともダンスがめちゃくちゃ上手いだけにグレイトなものばかり。MGRの【Rickshawkaran】の一曲をもじって付けられたタイトル(美しいタミルの息子)は、まさに現在の「タミルを代表する若者」としてのヴィジャイをぴったり表しているところもニクイ。
2006年
ヴィジャイ×ラマナー監督のタッグ第2弾。家族を惨殺されたヴィジャイとトリシヤーが手を取り合って復讐に向かう。
「Angry Young Hero」なヴィシャールの目ヂカラがすごい。悪役の女性も迫力!
マレーシア制作の初のタミル語映画監督、ディーパク・クマーラン・メーナンの第2作目。KLのインド人街が舞台。
2005年
ティルパーチの名産・鉞をふりかざし、チェンナイの悪者をバッタバッタとなぎ倒す、「タミルを救う男」ヴィジャイ!後半がとにかく圧巻のタミルならではの傑作!2005年前半の一番ヒット。
日本盤DVD
公開800日の大ロングランを記録した、ラジニのお化け退治(?)映画。
ヴィクラムが、社会の些細な不正も許せず三重人格になってしまったヒーローを演じている、シャンカル節炸裂の映画。2000年代の傑作中の傑作な一本!
ディーパーヴァリ公開に合わせた、ヴィジャイのゴキゲンな映画。脚本が秀逸。超お薦め。
ハリウッド映画【メメント】(2000年)から着想をえた、サイコスリラーなアクション映画。スーリヤが鍛えすぎ。この映画を観て感銘を受け、ヒンディー版まで制作してしまったアーミル・カーンも鍛えすぎな気が。
2003年
ラジニファンの象さんがラジニの物真似をしまくる。が、実は神様映画(笑)。ラミヤー姐さんの女神姿が麗しい!
スラム街で拾われ、ヒンドゥー・ムスリム・クリスチャンが混在する街の皆に育てられて成長した青年の、正義を貫く物語。ラグ様の悪役ぶりがかっとんでいて、最高!
若者の疾走感を描かせても、シャンカル監督は素晴らしい!ラフマーンの音楽もウネリまくってかっこいい〜。
相思相愛なのに、お互いの家族のために身をひかざるをえない状態になったとき、家族はどうする、という話。
ボンボンな役が多く、アイドル俳優の域を出なかったヴィジャイのターニングポイントとなった傑作。ダンスマスター(ローレンス!)とツインで踊るという画期的な1曲目から、全てのダンスも秀逸。
シュリーカーントが初めて挑戦したアクション映画。ヴィヴェークのコメディがかなり笑えます。
2002年
正義感溢れる若手弁護士を演じるヴィジャイ。プリヤンカのデビュー作がボリウッドではなく実はこの作品だったという、ちょっと貴重な作品?
コックを演じるヴィジャイ。シムランがアイテムナンバーでヴィジャイと踊る一曲が、とにかく腰のキレキレがもの凄くてかっこよく、オススメ!
チャイ売りの青年を演じるヴィジャイがかわいい。後にヴィジャイが得意とする、マス・ヒーロー路線(またはタミルを救う男路線)の初期の作品。
アジットがそれまでロマンティック・ヒーローのイメージが強かったところ、ダーティ・ヒーロー役に挑戦。ニヒルなラグ様も拝めて満足。
カマルお得意のドタバタコメディ。カマルはスタントマン役。女医役・シムランのいじらしさがかわいすぎる。
2002年のNo.1ヒット作。当時、MTV的手法を取り入れた画期的な作品と云われ、ヴィクラムはスターダムをまっしぐらに。
スリランカ内のタミル・イーラム問題を描いた映画。個人的には、これでシムランのファンになりました!
カマルのオトナなドタバタコメディ。ラミヤー姐さんの娼婦役が最高!この時期、カマルとシムランの道ならぬ恋が噂に。
自分は聖人なんかじゃない!という心の叫びが聞こえてくるような、ラジニ原案の意欲作。個人的には、ラジニ映画のベスト5に入るかな。
2001年
親友の二人が、一人の女性を巡って苦悩する、割と地味でしっとりした恋愛映画。
ハリウッド映画【ダブル・ジョパディー】(1999年)から着想をえたと云われる映画。個人的には、ラグ様のレアな部分がたくさん見られるのがツボ(笑)
報酬をもらって他人の代わりに牢屋に入ることを繰り返す若者が直面するトラブル劇。復讐鬼と化したラグ様のカツラ姿が必見(?)。プラちゃんもかなりカッコいい。
幼馴染みの隣どうしの恋と誤解、家族を巻き込んでの信頼関係の破綻、そして回復を描いたファミリードラマ。ナーゲーシュのおじいさん役が味があって好き。アジットとジョーディカのダンスがとてもかわいい。
ハリス・ジャヤラージが音楽監督デビューになるはずだった映画。不実の罪で追われる少女をかくまった青年に恋がめばえたが、それによって自身もテロリストに狙われて、という話。叙情的なプラちゃんの表情がGood!パパ役のラグ様もステキ!
2000年
タミルの熱血漢、キャプテン・ヴィジャイヤカーントが放つ暑苦しいまでの愛国心に溢れたアクション映画。いろんな意味で必見!
2000年のNo.1ヒット。ジョーディカがこの作品でスターダムへ。当時は珍しい、リップtoリップのキスシーンが話題。ヴィジャイ×シルパ・シェッティーの「マカリナ・マカリナ」や、ヴィジャイ×ムムターズの「カティプディ・カティプディ」など、ダンスの話題性も高かった作品。
心優しい無職の青年と二人の女学生の三角関係。シムランの鬼気迫る演技が見所!プラちゃんがこの映画で歌手デビュー。
タミルの民話「テンナーリナーマン」(日本の「一休さん」のようなとんち話)から着想をえたコメディ映画。とにかくゲラゲラ笑えます。ミーナちゃんの登場シーンが圧巻。
出自が分からない心を病んだ青年に、手を差し伸べた精神科医とその娘。青年と娘の恋に苦悩する父親・ラグ様がたまらないのです。
ロマンティックで叙情的な作品。タミルでの公開とほぼ同時に、吹き替えをせずに英語字幕をつけて北インドでも公開する、という画期的な映画でした。
1990年代
- Endrendrum Kadhal (エンドレンドルム・カーダル) 出演:ヴィジャイ、ランバー、ラグヴァラン、監督・音楽:マノージ・バトナーガル
- Sangamam (サンガマン) 出演:ラフマーン、ヴィンディヤー、監督:スレーシュ・クリシュナー、音楽:A.R.ラフマーン
- Padayappa (パダヤッパ いつでも俺はマジだぜ) படையப்பா 出演:ラジニカーント、サウンダリヤー、ラミヤー・クリシュナン、監督:K.S.ラヴィクマール、音楽:A.R.ラフマーン
- Mudhalvan (ムダルヴァン) முதல்வன் 出演:アルジュン、マニーシャー・コイラーラー、ラグヴァラン、監督:シャンカル、音楽:A.R.ラフマーン
- The Terrorist (マッリの種 / ザ・テロリスト 少女戦士マッリ) *感想日記のみ 出演:アイーシャー・ダールカール、監督:サントーシュ・シヴァン、音楽:ラージャーマニ、ソーヌシスパル
- Kathala! Kathala! (カーダラー!カーダラー!) 出演:カマルハーサン、プラブデーヴァー、ランバー、サウンダリヤー、監督:S.シュリーニヴァーサー・ラーオ、音楽:カールティク・ラージャー
- Iruvar (The Duo) (ザ・デュオ) 出演:モーハンラール、プラカーシュラージ、レーヴァティ、アイシュワリヤー・ラーイ、監督:マニ・ラトナム、音楽:A.R.ラフマーン
- Porkaalam (ポルカーラム 愛のたからもの) 出演:ムラリ、ミーナー、監督:チェーラン、音楽:デーヴァー
- Arunachalam (アルナーチャラム〜踊るスーパースター〜) 出演:ラジニカーント、サウンダリヤー、ランバー、ラグヴァラン、監督:スンダル・C、音楽:デーヴァー
- Naerukku Naer (ネールック・ネール) *感想日記のみ 出演:ヴィジャイ、スーリヤー、シムラン、コウサリヤー、ラグヴァラン、監督:ヴァサント、音楽:デーヴァー
- Avvai Shanmughi (アッヴァイ・シャンムギ) *感想日記のみ 出演:カマルハーサン、ミーナー、監督:K.S.ラヴィクマール、音楽:デーヴァー
- Kadhal Desam (マドラスカレッジ大通り) *感想日記のみ 出演:アッバース、ヴィニート、タッブー、監督:カーディル、音楽:A.R.ラフマーン
- Baashha (バーシャ!踊る夕陽のビッグボス) பாட்ஷா 出演:ラジニカーント、ナグマー、ラグヴァラン、監督:スレーシュ・クリシュナー、音楽:デーヴァー
- Bombay (ボンベイ) *感想日記のみ 出演:アラヴィンド・スワーミ、マニーシャー・コイラーラー、監督:マニ・ラトナム、音楽:A.R.ラフマーン
- Veera (ヴィーラ 踊るONE MORE NIGHT!) 出演:ラジニカーント、ミーナー、ロージャー、監督:スレーシュ・クリシュナー、音楽:デーヴァー
- Gentleman (ジェントルマン) 出演:プラブデーヴァー、監督:シャンカル、音楽:A.R.ラフマーン
- Yejaman (ヤジャマン 踊るマハラジャ2/踊るパラダイス) ஏஜமான் 出演:ラジニカーント、ミーナー、監督:R.V.ウダヤクマール、音楽:イライヤラージャー
- Anjali (アンジャリ) அஞ்சலி 出演:ラグヴァラン、レーヴァティ、ベビー・シャーミリ、監督:マニ・ラトナム、音楽:イライヤラージャー
1999年
前半はスイス、後半はインドで繰り広げられる恋愛映画。外国育ちのタミル人という設定のランバーちゃんがおきゃんでかわいい。でも、最後のおいしいところはラグ様がもっていく…(と私は思った)。
インド古典舞踊・バラタナティヤムの名家出身の娘と、タミルの民俗舞踊を代々踊ってきた家系の青年が出逢い、身分違いの恋が芽生えたことによって引き起こされる悲劇。タミルの村の生活描写が素敵。ラフマーンの神々しいほどの音楽と、それに誘発されたようなダンスも必見。傑作。
日本盤サントラ
ヒロインにして強烈な悪役、ラミヤー姐さん登場。私はこの映画を劇場で22回観たんですよ。それぐらい飽きない映画です。
一日州首相から本物の州首相になってしまった、政治家志望じゃない青年の恋の物語。政治娯楽マサラムービーの大傑作。個人的に、ラジニ以外のタミル映画にもハマるきっかけになった映画。日本では、ヒンディーリメイクがTV放送されました。
日本盤DVD
実際にあった、インド首相の自爆テロ暗殺エピソードを下敷きに作られた、自爆テロを命じられた少女の数日間を描く。映像が素晴らしすぎ。サントーシュ・シヴァンの世界的出世作。
1998年
どうしてこんなにバカバカしい映画を作れちゃうんだ、カマルはー!?と感嘆したくなるコメディ映画。カマルとプラブデーヴァー、ランバーが主演というと、ダンスも期待せずにはいられないでしょ?サウンダリヤーが来日したときに、お気に入りの出演映画を聞かれて、この映画を挙げていました!
1997年
個人的には、マニラトナム監督作の中で一番お気に入り。親友だったMGRとカルナーニディが政治家となって敵対関係になっていく実話をモチーフにした作品。タミルの映画界と政治の関係にご興味のある方は必見!アイシュワリヤー・ラーイの映画デビュー作でもあり。
チェーラン監督の社会派作品。ミーナちゃんの神々しい程の美しさが光る。日本公開がお蔵入りになってしまったのは何とも残念。ヴァディヴェールの演技も泣ける、感動作。
日本盤サントラ
1ヶ月で3億円をスーパー無駄遣いしなければならなくなった主人公のドタバタを描く。ラジニとラグ様の心理戦がスリリング。ラジニの衣裳のとっかえひっかえぶりも圧巻で楽しい。
マニラトナム監督プロデュース。スーリヤのデビュー作。ヴィジャイもスーリヤも若くて蒼いです。シムランもまだぽっちゃりしてる。そして主役のクレジットじゃないけど、ラグ様がおいしいところを持ってく映画(笑)
1996年
タミル版【ミセス・ダウト】。カマルの女装ぶりが圧巻かつ大笑い。女装カマルに惚れちゃうマニヴァンナンがまたカワイイの!怒りんぼなミーナもキュート!
同じ娘に恋をしてしまった親友同士の青年を軸に展開する、何か若さが炸裂した、パワーがみなぎってる映画。血みどろになるんだけどネ。
1995年
日本盤DVD
ヒンディー映画【タイガー 炎の3兄弟】(Hum)のタミルリメイク。ヒンディー版では弟役を演じていたラジニが、本作では兄役・マフィアのドンに。カタルシスがたまらない。前半の悪役アーナンダラージも素晴らしいし、後半の悪役・ラグ様の「マーク・アントニー」は後世まで語り継がれるべきキレッぷりでイイです。劇場で26回鑑賞しました(爆)
日本盤サントラ
ヒンドゥーとムスリムの対立により暴動が起こった実際の事件をモチーフにした作品。マニーシャがとにかく美しい。ラフマーンの音楽も神懸り的。
1994年
日本盤DVD
ラジニが二重婚問題に巻き込まれるコメディ。ミーナの美しさがヤバイです。もうひとりのヒロイン・ロージャーもキレイ。デーヴァーの音楽も心にグッときます。
1993年
タミル版「鼠小僧」。シャンカルの初監督作。初監督作からシャンカル節飛ばしまくってます。この映画で1曲踊ったプラブデーヴァーが、これをきっかけに大ブレイク。
日本盤サントラ
村社会での勢力争いと恋と悲劇。ちょっと陰鬱な映画だけど、シーン毎で見ると楽しいところもいっぱいで、ぜひ見てほしい作品のひとつ。ラジニ×ミーナ(ヒロインとして)初共演作品。
1990年
日本盤VHS
知恵遅れで身体の弱いアンジャリと、世間から、そして家族の無理解から必死に守ろうとする父親(ラグ様)。無垢なアンジャリの笑顔に、次第に周囲の心も変わっていくファミリードラマ。
1980年代
- Siva (シヴァー) 出演:ラジニカーント、ショーバナー、ラグヴァラン、監督:アミールジャン、音楽:イライヤラージャー
- Guru Sishyan (グル・シシュヤン) *感想日記のみ 出演:ラジニカーント、プラブ、監督:S.P.ムットゥラーマン、音楽:イライヤラージャー
- Michael Raj (マイケル・ラージ) 出演:ラグヴァラン、ベビー・シャーリニ、監督:グガナーダン、音楽:チャンドラボース
Mr.Bharath (ミスタル・バーラト) மிஸ்டர் பாரத்
出演:ラジニカーント、サティヤラージ、ラグヴァラン、監督:S.P.ムットゥラーマン、音楽:イライヤラージャー- Mudhal Mariyadhai (第一の敬意) *感想日記のみ 出演:シヴァージ・ガネーシャン、監督:バーラティラージャー、音楽:イライヤラージャー
- Moondram Pirai (三日月) *感想日記のみ 出演:カマルハーサン、シュリーデーヴィ、監督:バッル・マヘンドラ、音楽:イライヤラージャー
- Thaneer Thaneer (お水よお水) *感想日記のみ 出演:サリター、ラーダーラヴィ、監督:K.バーラチャンデル、音楽:M.S.ヴィシュワナーダン
1989年
ラジニとラグがタッグを組んで悪に立ち向かう珍しい作品。ラグ様が劇シブ。ジャナカラージのえっちな(?)ダンスも必見。ショーバナもキレイでカワイイ!
1988年
獄中で出会ったラジニとプラブのドタバタ劇。台詞分からなくても、大笑いのシーンがたくさん!
1987年
革の上下でキメキメ、バイクに乗って颯爽とラグ様登場。ラグが映画全部の曲を踊っているという唯一の作品(本人談)。後にアジットの妻となるシャーリニの少女時代が、こんなに美しかったとは!ディスク化してください!お願いだから〜!
1986年
子を身篭ったのに無残に捨てられた村娘の苦労を見て育ったラジニが大人になって、父親に復讐に臨む(でも自分を息子と認めてほしいという葛藤もある)、というシブい話。ラジニとラグの初共演作品(たぶん)。
1985年
村中の信頼を集めている初老の男が、家族不和の中で自分の人生に疑問をかかえたところに現れた、低カーストの娘。娘が作った川魚のカレーを恐る恐る食べて、でもおいしいと笑うシーン(※高カーストの人が川魚を食べることはまずない)が、もの凄くグッときました。
1982年
記憶を失い幼稚化してしまった娘と出逢った心優しい青年が、必死に娘を守ろうとしていく話。カマルのいじらしい姿に泣ける!シュリーデーヴィの幼稚な演技も必見。お色気パートのシルク・シュミターがこれまたいい!
1981年
ラジニを発掘した名監督・K.バーラチャンデルの社会派作品。「インド映画は全てハッピーエンド」なんてことを言ったのは誰ー?ってな感じで、昔から辛口のマサラムービーが存在しているというのがこの映画を観るとよく分かります。
1970年代
- Allaudinum Arputha Vilakkum (アラジンと魔法のランプ) 出演:カマルハーサン、ラジニカーント、監督:I.V.サシ、音楽:デーヴァラージャン
Ulagam Sutrum Valiban (ウラガン・スットルン・ヴァーリバン) உலகம் சுற்றும் வாலிபன்
出演:MGR、マンジュラー、監督:MGR、音楽:K.S.ヴィシュワナーダンNalla Neram (ナッラ・ネーラム) நல்ல நேரம்
出演:MGR、K.R.ヴィジャヤー、監督:M.A.ティルムガム、音楽:K.V.マハーデーヴァン- Rickshawkaran (リキシャーカーラン) *感想日記のみ 出演:MGR、マンジュラー、パドミニ、監督:M.クリシュナン・ナーイル、音楽:M.S.ヴィシュワナーダン
1979年
インド版のアラジンと魔法のランプ。ラジニはまだ悪役なんですよねー。
1973年
後にタミルナードゥ州首相にまでなった、タミルの伝説的大スター・MGRが、周囲の反対を押し切って日本ロケを決行。おそらくタミル映画で初の日本ロケ映画。目玉は1970年の大阪万博。岡本太郎作「太陽の塔」をバックに歌い踊るMGRに、何度見ても感激。全日本人必見といいたい!
1972年
これこそ、インドじゃなきゃ作れない!的な、ゾウさんをペットに飼う男の物語。しかも4頭!MGRが大真面目にゾウさんとサッカーしたりして、MGRの演技のさることながら、ゾウさん4頭の迫真の演技やアクションが、本当に凄いです。
1971年
ラジニの【バーシャ!】のリキシャーワーラー役は、この映画でのMGRをリスペクトしているのは明らかです。【Sivaji the boss】でもこの映画の曲が引用(ラジニとシュレーヤーで物真似)されてます。昔の映画っていいなあ〜、って思う映画です。
1960年代
- Kudi Iruntha Kovil / Kudiyurantha Kovil (クディ・イルンダ・コーヴィル) *感想日記のみ 出演:MGR、ジャヤラリター、監督:K.シャンカル、音楽:M.S.ヴィシュワナーダン
- Thillana Mohanambal (ティッラーナー・モーハナームバール) தில்லானா மோகனாம்பாள் 出演:シヴァージ・ガネーシャン、パドミニ、監督:A.P.ナーガラージャン、音楽:K.V.マハーデーヴァン
- Thiruvilaiyaadal (ティルヴィレヤーダル) *感想日記のみ 出演:シヴァージ・ガネーシャン、サーヴィトリ、ナーゲーシュ、監督:A.P.ナーガラージャン、音楽:K.V.マハーデーヴァン
Vettaikaran (ヴェーテカーラン) வேட்டைக்காரன்
出演:MGR、サーヴィトリ、監督:M.A.ティルムガン、音楽:K.V.マハーデーヴァンPadagotti (パダゴーッティ) படகோட்டி
出演:MGR、サロージャー・デーヴィ、監督:T.プラカーシュラーオ、音楽:M.S.ヴィシュワナーダン、T.K.ラーマムールティ
1968年
一人二役なMGRがとても楽しく、MGRのフォトジェニックさも堪能できる作品。衣裳ハデハデで素敵すぎます☆
タミル映画界で芸道物の傑作のひとつ。ナーダスワラム奏者のシヴァージとバラタナティヤム舞踊家でデーヴァダーシのパドミニの、なかなか実を結ばない恋。1曲目のナーダスワラム演奏はめちゃくちゃカッコいい!(【ムトゥ踊るマハラジャ】で引用されました。)パドミニの古典舞踊も素晴らしいの一言。名作です!
1965年
タミル映画界で神様映画の傑作のひとつ。でもバカバカしくて面白く見られます。
1964年
全編でMGRがカウボーイルック!でもMGRと悪役・M.N.ナンビアールだけが西部劇してて他の人たちはインド服という、不思議な映画。でもMGRのそのカウボーイ姿を拝むだけで、もう大満足しちゃうのです。
MGRが熱演するのは、漁師!貧しい漁村で部落間の対立と恋に悩む青年。落ち着いたトーンの映画で、名作。MGRはカラー作品であることが映えるべく、当然オシャレです♪