2001年10月の日記:

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10月 1日:タミル語講座 第12回

大学の授業等、サボリ魔だったこの私が、今のところ、皆勤しているタミル語講座。
今日も殺人的にコミコミな小田急線で、教室に通いました。
教室着くまでに、いつもヨレヨレになってますが、今日も楽しかった!

今日は、タミル語の完了形を習いました。
英語で完了形を習うのって、中学3年(=英語を勉強して3年目)ですよね。
ということは、12回目の講義で完了形が出てくるなんて、このタミル語講座は異様なスピードで進んでいるって感じ?

「家族」に関する単語を覚えてくるのが次の宿題。
ラジニ映画でもよく出てくる単語、「タンビ」は弟、って意味で、血縁関係の人だけでなく、まわりにいる年下の人や小僧、って感じの人に対しても使うんですね。
なるほど~。

テロの南インドへの影響は、今のところ、目に見えるところでは現れてないらしいです。
世界がどんな情勢だろうと、ハッピーなマサラ・ムービーをばんばん作ってください、と思います。

10月 8日:空爆開始のニュースに…

英語のタミル映画サイトをなんとなく見てたら、ラジニ様があのワールドトレードセンター爆破の日にニューヨークにいた、という記事を発見。
で、その後チェンナイに戻っている、と。
うへえええええええ!!!!!

ラジニがニューヨークを散歩するのが好き、というのは意外だった。
でも、インドでは有名なあまり、自由に歩けないだろうから、少し考えたら納得。
私もマンハッタンを歩くの楽しかったもんなあ。
ミーナちゃんもアメリカ好きだし。
私は、チェンナイ滞在時、アメリカ大使館?前に、ビザを求めて朝早くから長蛇の列を作ってたのを目の当たりにしたので、インドの人々がアメリカに対して、恐らく日本人がアメリカを好きなように、憧れているということは想像できます。

チェンナイに帰ったということは、ラジニ側から見れば、ニューヨークよりチェンナイの方が安全、ってことかな?

雨が降っていたから、今日一日、こんなふうに家の中でぼんやりいろいろ考えてました。

10月10日:久しぶりに多少興味のある仕事を指示された

会社でこのところ、ず~~~っとどよ~~~んとしていますが、今日、久々に好奇心をくすぐられる仕事を指示された。

来週、裁判所に行って、民事再生手続き中の会社の債権者集会を傍聴してきてレポートを書きなさい、というもの。
わ~!楽しそう~♪と心踊った。

でも、今家に帰ってきて振りかえってみると、そんなことに喜ぶなんて、私っていったい…?なんかクラくないか?

10月16日:今日の仕事は資料を一日中読んでいた

明日は、午前中は土地売買の決済のため上司に同行、午後は裁判所に行って債権者集会に出席予定…と言葉で書けば、なんだかインテリ、というか、う~ん、専門職ゥ♪って感じなのですが、そのため、今日は債権者集会の資料を読んでました。
…..ページを開くと、すぐに眠くなるぅ~♪
法務やっててなんだけど、私、法律、キライだな。知ってれば役に立つ、というだけじゃん。
一生、こんな仕事すんのヤだなあ。
じゃあ、何ならやる気があるんだと言われると言葉に詰まるが…

保育園の頃は、花屋になりたいと思ってた。
小学校低学年の頃は、漫画家になりたいと思ってた。
高学年の頃は、郵便局員になりたいと思ってた。(←切手集めしてたから)
中学生の頃は、コバルト文庫系の小説家がいいなあと思ってた。
高校生の頃は、学校行くのが苦痛だったので、とにかく早く大学生になりたかった。
学部選択は、何がやりたくない、と科目を消去していったら残った、っつうのが大きい。
大学生の頃は、主体性なし!そのとき付き合ってた人が受けようとしてた司法書士試験を真似して勉強しだした。
大学を出て、司法書士試験も2浪となったけど受かったので、歌って踊れる司法書士になろうと思った。
で、今会社員。明日は司法書士の仕事に近い一日だね。

でも、司法書士業界は、現在は離れていたい心境のため、あと数年は自分で独立開業することは考えてない。
なんとなく大阪のある法律事務所のHPを見た。
そこに勤める弁護士6人の輝かしい経歴を見てショックを受けた。
ああ~、私も人に誇れるキャリアが欲しい!
人に自慢したいということじゃなく、自信をもって人生を前に進むために!
どうも、すごいキャリアの人を目の当たりにすると、卑屈になっちゃうよねえ。

とりあえず、目の前の仕事を丁寧にこなして、どんな仕事でも丁寧にこなす自信をつけることからかな。
つい、だらけがちだけど、気をひきしめてがんばりましょう。

でも、やっぱり読み始めると眠い…

10月17日:初めての債権者集会出席

昨年から施行されて現在、会社再建の法的手続としてバツグン?の人気の民事再生法。

ウチの会社が債権者となっている、F会社の民事再生手続につき、本日債権者集会が東京地裁であり、会社の代理人として傍聴・投票して来ました。

今日は会社の再生計画案の賛否の決議のための集会という説明でスタート。
事前に債務者F会社の計画案や監督員弁護士の意見書が送付されていて、昨日これを読んでて眠くなって仕方がなかったのですが(笑)、裁判所の債権者集会場に入ると、わりと厳粛な雰囲気で、「撮影・録音禁止」と書いてあるし、監視する人が何人もいるし、もしかして、「反対!」とか叫んで場を荒らす人でもいるのかな?などと、ちょっとヘンな期待をしてしまった。

意見書の説明を監督員弁護士がはじめた、と思ったら、
「意見書のとおりです。」
そ、それだけかい!
質問が債権者から8つ出ている旨、裁判官から説明があったけど、
「本日は賛成・反対の議決がメインの集会ですので…」
と、その質疑応答は行われなかった。
(個別対応ってこと?)
で会が始まって10分程度経つともう投票。
投票結果が出るまで約3分。
出席者の9割を超える賛成があったようで、可決。
であっという間に裁判官が「再生計画を認可する」と主文を読み上げた。

民事再生法がスピーディーで画期的な手続だとは聞いていたけど、こんなに集会がスピーディーだとは想像してなかったよ。
長々と説明が続き、睡魔と闘うことになるんじゃないか、と心配だったけど、寝るヒマなんてなかったよ!

債権者集会、結局19分で終了。
びっくり、びっくり!
今日は8つの債権者集会があったそうで。たくさん会社が倒産してるってことですね。こりゃ、スピーディーにこなさないと裁判所も大変だわ。
いったいこの不況、いつまで続くんだろ。

裁判所の行き帰り、裁判所の最寄駅・霞が関駅を歩いていて、この駅であのサリン事件が起きたことを思い出した。
今アメリカで、炭そ菌騒ぎが起きているしねえ。
今回のテロという意味では、日本がどれだけ危険なのかどうも実感がないけれど、国際テロがなくたって国内の組織によって毒物が撒かれるんだから。
霞が関を歩くのっていろんな意味で緊張しました。

10月21日:明日はタミル語講座で発表会!

明日のタミル語講座から、毎週一人ずつ、テーマを決めて30分程度の発表をすることになっています。
で、明日は私の番なんだよ~!
私のテーマは、師匠と相談の上、「インド(タミル)の結婚式について」。

ってことで、今日からその準備にやっと入りました。(遅いぞ!)
ネットでもインドの結婚式のスタイルの情報とか、あんまり検索できなかった(私の検索能力不足かもしれないけど)ので、おちゃらけ方向に転向。
チェンナイ旅行でウェディング・アルバムを見せていただいた人たちの結婚式のやり方の感想を言うことにした。
タミル式とケーララ式のざっくりとした違いとか。

現地で撮った結婚式写真をカラーコピーで引き伸ばした。
それを眺めていて、う~ん、これって、発表にはなかなか素敵な小道具になるわ♪
その写真を撮影したときのこととか思い出しちゃってにやけちゃう。

あとね、やっぱ、ラジニのビデオを見せちゃうのさ!
教室はビデオデッキしかなく、ビデオテープで持ってるものしか映せないので、「ヤジャマン」と「ダラパティ」から、結婚式に関わるミュージックシーンを一曲ずつ映すんだ~♪(これだけでもち時間30分中、15分は使うだろう♪よっしゃあ!)
でも、みなさまにビデオ解説する前に、自分がにやけちゃって仕方ないんだろうなあ…もう分かりきってるよ。

10月22日:タミル語講座 第14回

今日は第6課です。
相変わらず宿題の単語が多くて覚えるのがつらいわ…

でも、来年1月の渡印のときには前回の旅行のときよりもっとタミル語で現地の人と交流したいのでがんばりますっ。
また、英語力のなさも痛感する今日このごろなので、どっか英語も短期でもとりあえず習いに行こうかなあとも思っています。

さて、今日から講義の後半は、受講生ひとりずつ、テーマを決めて発表をすることになっています。
私は、あみだくじで負けた関係上、トップバッターです。

今まで旅行した中で、ナポレオンさん(タミルスタイル)や、ラグヴァラン様(ケーララスタイル)の結婚写真を見せていただく機会があったので、その写真から感じられた、結婚式のスタイルの違いの解説、それから、ラジニ映画のミュージックシーンを見せつつ、結婚式の特徴をちょっと解説し、師匠に補足していただくという形で進みました。
ココナツや火、バナナの葉などが結婚式で重要なアイテムだということが、師匠の補足で分かりました。後日、そういう知識をふまえて改めて映画を見たらまたおもしろそうだね。

今日見せたビデオ、「ヤジャマン」「ダラパティ」は、師匠を含め、タミル語講座の半分くらいの人はまだ観ていない作品なんですね。
新鮮な感じでみなさん、喜んで見ていただけたようで、ホッとしました。
(ラジニ様すてき~、キャー!って画面に向かってつぶやいてるのは私だけでしたが…笑)
講義終了後、ビデオ2本とも、師匠や他の受講生に貸しました。
みんな、もっとラジニのファンになってね!

今日、講義を見学にいらっしゃったおじさんがいたのですが、「ヤジャマン」を観てタミルに興味を持ったということです。
そして、この夏にはラジニ邸とミーナ邸も見物に行ったとか。すごいおじさんだ。
しかし!
「ラジニはあまり好きじゃない」とな。なんだそりゃ~。
ラジニ好きな人間が発表をした後に、そんな発言をするとは、なかなかアナタ、勇気ありますね…
この悔しさのエネルギーは、後のラジニ普及活動に注ぐことにするわ。

10月23日:ラジニカーントの第一印象

ラジニを初めて見たときの気持ちって覚えてます?
大抵の人が、「なんだ、この中年ぶとり(足は細いけど)のカメラ目線バリバリのおじさんは?」って思うんじゃないですか?
私はまさに、そうです。
ムトゥの最初の馬車に飛び乗るシーン、あのウィンク、度肝をぬかれましたが、その時点ではまだ「このおじさん、かっこいい!」までは思わなかったです。

会社の机の右の隅に、パダヤッパの飛び出すカードをずっと飾っているワタシですが、それを見た、新入社員のKちゃんが、
「このおじさん、かっこいいですね。私、こういう人好みですよ!」

映画を見てないのにラジニをカッコいい、と言った人を私ははじめて見ました。
新鮮なショックでした…。

10月24日:ポール・マッカートニー♪

この私としたことが、ポールの出演するニューヨークのチャリティコンサートが20日だということをすっかり忘れてて、今日思い出した(涙)

リアルタイムでポールを見るチャンスを自分でフイにしてしまうなんて~~~~~!

ポールは婚約者とヤンキース戦観に行ったんですね。
ネットのニュースで写真見ました。
ああ、60歳になんて見えないよ、ポールぅ~~~~~!

ポールが’93年に日本でコンサートやったとき、大相撲九州場所を見てるんだよね。
あのときも、曙が勝って、ポールがはしゃいでるところがテレビ朝日の「大相撲ダイジェスト」で流れてた。
きっとあんなふうに、ヤンキーススタジアムでもはしゃいでいたんだろうなあ。

好奇心だとか、無邪気さだとか、失いたくないですね。
ポールを見て改めて思うのでした。

ラジニも、俳優が飽きた、なんて言わないで!(祈)

10月26日:仕事で三島に行く

三島法務局に午後行ってきた。
新幹線こだま号に久しぶりに乗った。
学生時代、東海道新幹線の車内販売のバイトを三年半やっていた私は、今でも新幹線に乗るとウキウキする。
ウキウキしてる割には、車内で寝ている時間は長いんだが…

自分がバイトしていたのは10年くらい前の話。
(のぞみ号がデビューした直後までバイトしてた)
車両とか、結構変わったなあ。
自由席にも足を載せる台(?)があって驚いた。
車内販売のモノの売り方は変わらないなあ。

三島法務局、駅から4~5キロ、庁舎の近くをバスは通っていない、というところにある。
往復タクシーを使ったが、
「こうやって国民に余計な出費をさせる立地に庁舎を作るなんて、法務省はひどいよなあ。タクシー会社が儲かるだけじゃん。(でも、タクシー会社も儲かるまでには至ってないようだが)」
と思っていたら、帰りにひろったタクシーのおじさんが、
「なんでこんな不便なところにお役所作るんだろうねえ!市役所とか裁判所とかは駅から歩けるところにあるのにさあ。お金かかっちゃって大変だよね~」
そうそうそうそう、そうなのよ!

地元の、しかもタクシーの運ちゃんにそう言ってもらって、胸のつかえがとれた。

10月28日:東京国際映画祭で2本映画を観る

10月29日:タミル語講座第15回

今日は先週に続いてレッスン6です。
タミル語の過去形や、時間の読み方、今日とか明日とか、日の読み方などです。
先週、自分の発表が終わってしまったからか、気が抜けてしまい、先週の授業で習った単語とか、ことごとく忘れてしまっていた~~~。

今日の発表は、Wさん。タミルの女優から政治家に転身した怪女「ジャヤリター」について。

チェンナイに三回も行ってるのに…知らなかった、そんな人!
あちこちで大きな看板になっているらしいんだけど、全然気がつかなかった!私ってば何を観てきたんだろう???
→ラジニばかり見てたんです、ハイ。

汚職、裏金にまみれているらしいが、下位カーストの人たちの圧倒的支持を受けているんだそうだ。そうか、そうだったのか。

帰り、Mさんと電車が一緒で、自分が撮った写真の著作権、について盛り上がった。
要するに、自分が撮った写真を善意で誰かにあげたら、その写真を勝手にその人のHPにアップされたり、事前に断りがあっても、勝手にその人の著作権表示を写真に刷り込まれてたり、勝手に焼き増しされて多数の人に配られるのって、イヤだよねえ、って話し。
あたしゃ、写真を有料だとは思ってないけど、著作権は放棄してないよ~
Mさんも、そういう経験があるそうで。

自分もVCDから画像をキャプチャーしちゃったり、飾られていた写真を撮影したり、厳密には著作権を守っているとは言いがたいんだけど、ネットサーフィンで見つけてきた写真などに関しては、出所を必ず表記する、など気をつけないとなあ、と改めて思います。

10月30日:やっぱり、英語は必須でしょ(と言ってみたかった)

仕事で、弁護士事務所に行ってきた。
この会社に入って、一人で法律相談をしてもらいに行ったのは初めてで、いや~緊張したよお!

海外法人との契約の話だったんだけど、英語コンプレックスの私の目の前で、S先生は、すらすら英語の書類を読んでいた。
S先生が英語を読めるなんて知らなかったので、
「英語が読めるなんてすごいですね、先生!」なんてアホなことで感嘆する私。
その後、日本の契約とアメリカの契約の根本的な違いなどをざっとレクチャーしてもらった。…そ、そうだったのか。

大学生のときに英米法も習ったはずなのに、全然知らなかった…
(といいつつ、実は、授業一回くらいしか出席してないんだけど。)

やっぱり私も英語、勉強しよう!
と意気込むのであった。→いつまでその意気込みは続くのか!?

10月31日:矢萩 多聞氏の講演会?に行く

会社帰りに、私のHPからもリンクしているインドのポータルサイト「indo.to」の主宰者、画家の矢萩多聞さんを囲む会に行った。

彼は、インドと日本を行き来している画家だそうです。
今日突然時間が空いてるから行くことにしたんだけど、実は彼の絵もみたことがないし、彼の個人HPも何も見ないで行っちゃいました。
ただ、「indo.to」をやってる人ってどんな人?って興味でふらっと行ったのです。

ポータルサイトやってるなんて、きっと、おじさんなんだろうと思い込んでたら、ご本人は20歳!
…すごいショック。20歳でこんなに多彩な活動してるなんてすごすぎ!
歳が若くても、ルックスはおやぢ入ってるかな、と思いきや、髪の毛つやつや、肌もすべすべ、うへええええええええええええええええええええええええ!
(多聞さん、へんな思い込みしててごめんなさい!)

彼の話、おもしろかったですねえ。20歳とは思えないよ。(くどい?)しかも、インドはインドでも、北ではなく南インドを愛好しているようで、ますます興味しんしん♪
A.R.ラフマーンに会った時の話もよかったです。
(私もラフマーンには会ったけど、インタビューとか、まともな話はしてないからね。)

今後もラジニに限らず、いろいろなインド関係者の話を聞いてみたいな、と思いました。

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