■ひらがな歌詞と翻訳のコーナー
Vaadi Vaadi ヴァーディ・ヴァーディ
映画名:Sachien IndiaGlitz内のミュージックレビュー
作曲:Devi Sri Prasad
作詞:
歌:Vijay
(台詞:サッチン=ヴィジャイ) ぃえなっく ミュージック ぱってぃ ぃえんな てりゆまー? ぴーたらかっく あんまら ぱってぃ てりいれー? えー!ヴぁーでぃ ヴぁーでぃ ヴぁーでぃ… (※1) なーん あヴどぅ ヴぃどぅむ ぱーっとぅぃれー ぱら うぃっするぅ さだむ なーってぃれー あだ!ディスコ わんだーるん きすこ わんだーるん あだ!マイケル わんだーるん マドンナ わんだーるん 【※1 繰り返し】 (あー) あるヴぁ ぽでぃ えー ピータル いんだ クォータル… あヴぁん たりぎーぬ ぽらん うん ドータル えー…. ぱでぃねっとぅ ヴぁやさらー ぺしきった たっぷ いっれー こったむ ヴぃったる まらやー まっとぅむ えらーどぅ えー けっる けっる いどぅ がーな ぱーとぅ…. かヴぁれけっらむ これくた くどぅくむ ぱーっとぅ ぽーで!….. あだ! ロックぅ わんだーるん ブレイクぅ わんだーるん シェイクぅ あがどぅ たみる がーな ぱーっとぅ…. |
<<※日本語訳は途中です。>> 俺が音楽とは何かを知ってるかだって? ピーターが 知らないって? 教えてあげる(ヒンディー語) 教えてあげる(テルグ語) さあ、来いよ、来いよ、来いよ…! (※1) 俺は歌う ディスコなんだかキスコだかがやってきても マイケル・ジャクソンが流行ったって、 【※1 繰り返し】 (あー) やるじゃん! おいピーター、 このクォーター硬貨 18歳なら、 瓶 もっと!… ラップが来ようが ロックが来ようが |
【※1 繰り返し】
(台詞:ロックな女性) (台詞:ロックな女性) (台詞:DJ) えー だーす…. ぃえんな らヴぅす ヴぁり いえらかだ あっぱのーだ かーす… なすける けいえんでぃ カヴァル だーねー あだ! めいだる えんどらーるん ぺーでー えんどらーるむ あー ぽーでー! あだ! くまり やーなーるん けらヴぃ あーなーるん 【※1 繰り返し】 (あー) あっちゃー ぽでぃ (あー) ありヴぁ ぽでぃ (台詞:サッチン=ヴィジャイ) |
【※1 繰り返し】 (台詞:ロックな女性) (台詞:ロックな女性) (台詞:DJ) なあ、ダース なあ、ソーム ピザハット ほら、聞いて 聞いて これがガーナ・ソング さあ、もっと! ガリ勉だって、経典読んでる人だって、 【※1 繰り返し】 やるじゃん! (台詞:サッチン) |
■Note
※ひらがなで基本的に表記しましたが、明らかに英単語の部分については、カタカナで表記しました。
映画の中の3曲目。
【サッチン】の映画の舞台は、南インドでも高原地帯に位置する、ウーティ。
英国占領時代に英国人によって開発された、インド有数の避暑地な地域だからか、暑苦しいインド!な雰囲気は少しなりを潜めて、他の地域より西洋ナイズというか洗練されている感じが映画を見る限りうかがえます。
そんななか、ご多分にもれず(?)タミルっぽいファッションではなく、セーターにジーンズ、というようなスタイルの多い主役のサッチン(ヴィジャイ)が、調子っぱずれなロック・ソングを歌っている、セクシーなワンピースを着た女性の前を通りかかります。
「何歌ってんの?(外じゃ洋楽洋楽言ってたって、家の中ではタミルソングを口ずさんでるだろ?)」
ぶしつけな問いに、女性は「あんた、ロック知らないの?音楽っていうものを知ってんの?」とキレます。
売り言葉に買い言葉、サッチンは「俺が音楽を知ってるかだって?(知ってるよ!)じゃあ、洋楽カブレなキミに聞かせてあげる、これがタミルのフォークソングだぜ!」というように歌いだすのがこの曲。
サッチンを含む、ダンサーのほとんどが洋服を着ていますが、リズムやダンスは、バリバリにタミルちっくで土着的です。
2005年のナマステ・インディア(at代々木公園)のステージで、バラ組と共に踊る予定の曲です。
主演のヴィジャイ自身がヴォーカルをとる、タミルのフォークソング&ダンス賛歌!
曲の日本語の意味は追って調べていきたいと思いますが、「Vaadi」とは、たぶん、「Vaa(=Come)」と「…di(女性に親しみをこめて話しかけるとき、よく使われる気がする)」がくっついた言葉ではないかな、と思います。
(vaadiでタミル語辞書には載ってないんだよねぇ…。)
(2021.9.12 WordPress記事移行にあたり追記)
近年、youtubeで4Kリマスターで曲映像がアップされました。
劇場で観た(フィルム上映)時の色味が、全体的に銀色がかっている印象で、高原地域での話であることを意識しているのかなと感じさせる、2005年当時としてはタミル映画では観たことがないスタイリッシュさを感じたのですが、どうもDVDでも今回のリマスターでも、フィルム上映時の幻想的な感じが出てないんだよな。。。
画素数の多いデジタルになればそれでいい、ってことでもないというか、またいつかフィルム上映で見たいなあ、またはインドのデジタルリマスター作業がもっとフィルムの時の公開当時の質感を再現することにもこだわってくれるといいなあと。
ちなみに、ナマステインディア2005で踊った映像。
踊った前後に、代々木公園のステージでこの曲を紹介がてら、個人的ヴィジャイ愛もベラベラしゃべって、楽しかったです。(バラ組の皆さん、お付き合いいただいた観客の皆さん、ほんとにありがとう!
それから、バラ先生の振り付け、映画版とは全く違うんだけど、ステージで編集なしで1曲通しで踊る中で、この曲の特徴である「ガーナ」(北チェンナイ発祥のタミルフォークソング)とクーットゥ(タミルのストリートダンス)を完璧に表現していて、日本の観客に「本物のタミル」を紹介していたと思います。歌詞と振り付けがシンクロするところも多かったし!
ヴィジャイにダンス指導もしていたりアシスタントダンスマスターとして直に振り付けもしていた経験があるバラ先生による、ヴィジャイソングのレッスンが楽しくて楽しくて。
すごく運動量のあるダンスで、1曲踊り切れるようになるまで、ほんとキツかった、でも本当に楽しかった。
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