Vaadi Vaadi —from [Sachin]

Indian Movies / インド映画の話

しろうとタミル語講座■ひらがな歌詞と翻訳のコーナー
Vaadi Vaadi ヴァーディ・ヴァーディ

映画名:Sachien IndiaGlitz内のミュージックレビュー
作曲:Devi Sri Prasad
作詞:
歌:Vijay

(台詞:サッチン=ヴィジャイ)
ぃえなっく ミュージック ぱってぃ ぃえんな てりゆまー?

ぴーたらかっく あんまら ぱってぃ てりいれー?
あーび でーぃこ
ちゅーぴすたーぬ…

えー!ヴぁーでぃ ヴぁーでぃ ヴぁーでぃ…
けい ぱだーだ CD…

(※1)
えー ヴぁーでぃ ヴぁーでぃ ヴぁーでぃ ヴぁーでぃ
けい ぱだーだ CD
サウザンド ヴぉると ばるぶ ぽーら かんぬ くーす てーでぃ

なーん あヴどぅ ヴぃどぅむ ぱーっとぅぃれー

ぱら うぃっするぅ さだむ なーってぃれー
なーん あヴどぅ ヴぃどぅむ ぱってぃれー
ぱら うぃっするぅ さだむ なーでぃれー
ぷりやーだ らーがめっらむ てーヴぇ いっれー
あだ けっる けっる いどぅ がーな ぱーっとぅ
ねーら うん ねんじゅくっら せるむ ぱーっとぅ

あだ!ディスコ わんだーるん きすこ わんだーるん
おーらむ ぽーがーどぅ いんだ ぱーっとぅ…えー!

あだ!マイケル わんだーるん マドンナ わんだーるん
おっとぅ ぽーがーどぅ たみる がな ぱーっとぅ

【※1 繰り返し】

(あー) あるヴぁ ぽでぃ
(あー) あっちゃ ぽでぃ
(あー) まんむ ぽでぃ えな ぽっでぃれー!

えー ピータル いんだ クォータル…

あヴぁん たりぎーぬ ぽらん うん ドータル
えー らーむ クールぅ まんむ…
にー…..
あどぅらどぅ デイ アンド ナイト ゲームむ

えー…. ぱでぃねっとぅ ヴぁやさらー ぺしきった たっぷ いっれー

こったむ ヴぃったる まらやー まっとぅむ えらーどぅ
えー ボトル ぃえんな くるぎらーる だん
テアタル ぃえんだ からっくらーる
さっちん のーだ ポリシー まーらーでー

えー けっる けっる いどぅ がーな ぱーとぅ….

かヴぁれけっらむ これくた くどぅくむ ぱーっとぅ
あだ! ラップぅ わんだーるん ジャズぅ わんだーるん
かーらむ くらやどぅ いんだ ぱーっとぅ….

ぽーで!…..

あだ! ロックぅ わんだーるん ブレイクぅ わんだーるん

シェイクぅ あがどぅ たみる がーな ぱーっとぅ….

<<※日本語訳は途中です。>>
俺が音楽とは何かを知ってるかだって?
ピーターが  知らないって?
教えてあげる(ヒンディー語)
教えてあげる(テルグ語)

さあ、来いよ、来いよ、来いよ…!
CDを持ってさ…

(※1)
おい、来いよ、来いよ、来いよ…!
CDを持ってさ…
1000ワットの電球のように

俺は歌う
口笛を吹きまくって
俺は歌う
口笛で騒々しく
理解できないメロディはいらない
これはガーナ・ソング(タミル、特に北チェンナイ土着のフォークソング)

ディスコなんだかキスコだかがやってきても
このガーナ・ソングはイケてるぜ!

マイケル・ジャクソンが流行ったって、
マドンナが流行ったって、
タミルのガーナ・ソングは色褪せない

【※1 繰り返し】

(あー) やるじゃん!
(あー) いいぞ!
(あー) その調子だよ!

おいピーター、 このクォーター硬貨
彼は      きみの娘
おいラーム、クールな
おまえは

18歳なら、


劇場
サッチンのポリシーは変わらない

もっと!…

ラップが来ようが
ジャズが来ようが

ロックが来ようが
ブレイクダンスが来ようが
タミルのガーナソングでシェイクするのさ

【※1 繰り返し】

(台詞:ロックな女性)
「えー! こんじゃん スピード えどぅっこ もーめー!」

(台詞:ロックな女性)
「あっぱでぃ ぽーでー!」

(台詞:DJ)
アイ ティンク.. 「イト タイム トゥ カムバック トゥ ノルマル」…….

えー だーす…. ぃえんな らヴぅす 

ヴぁり いえらかだ あっぱのーだ かーす…
えー そーむぅ… えどぅく フィルムぅ
にー にーやーが わるんどぅ ぱーる まんむ…
あだ! ぱんだ えどぅっくだー…こんじゃん あだくだー….
ねいどぅヴぁら なやる かだ ぶんぬ だーねー…..
フィギュレあ まだくだー….. ピザ ホットぅ けっくだー

なすける けいえんでぃ カヴァル だーねー
えー けいるー けいるー いどぅ がーな ぱーっとぅ
にー かなーだ たどぅヴぁむ そっるむ ぱーっとぅ

あだ! めいだる えんどらーるん ぺーでー えんどらーるむ
ヴぇーだむ ぷーなーるむ いんだ ぱーっとぅ

あー ぽーでー!

あだ! くまり やーなーるん けらヴぃ あーなーるん
くーだーだ ヴぇーっくん たみる がーな ぱーっとぅ..

【※1 繰り返し】

(あー) あっちゃー ぽでぃ
(あー) まんむ ぽでぃ
(あー) あるわ ぽでぃ
えー!えー!
(あー) おる ぽんな ぽでぃ

(あー) ありヴぁ ぽでぃ
(あー) あどぅ、かっら ぽでぃ…. かっら ぽーでぃっれー!

(台詞:サッチン=ヴィジャイ)
いどぅ ぱーっとぅ


【※1 繰り返し】

(台詞:ロックな女性)
「ねぇ、ちょっとスピードあげてよ!」

(台詞:ロックな女性)
「もっとあげて!」

(台詞:DJ)
そろそろ、もとのスピードに戻そう
(I think it’s time to come back to normal ‘)

なあ、ダース

なあ、ソーム

ピザハット

ほら、聞いて 聞いて これがガーナ・ソング
君が見たことのない、哲学を語る歌

さあ、もっと!

ガリ勉だって、経典読んでる人だって、
若い娘だって、ばあちゃんだって、
タミルのガーナソングで踊ってしまうのさ

【※1 繰り返し】

やるじゃん!
いいぞ!
その調子!
ヘイ!ヘイ!
やるじゃん!
いいぞ!
その調子!

(台詞:サッチン)
これが、歌ってもんさ!

■Note

※ひらがなで基本的に表記しましたが、明らかに英単語の部分については、カタカナで表記しました。
映画の中の3曲目。
サッチン】の映画の舞台は、南インドでも高原地帯に位置する、ウーティ。
英国占領時代に英国人によって開発された、インド有数の避暑地な地域だからか、暑苦しいインド!な雰囲気は少しなりを潜めて、他の地域より西洋ナイズというか洗練されている感じが映画を見る限りうかがえます。

そんななか、ご多分にもれず(?)タミルっぽいファッションではなく、セーターにジーンズ、というようなスタイルの多い主役のサッチン(ヴィジャイ)が、調子っぱずれなロック・ソングを歌っている、セクシーなワンピースを着た女性の前を通りかかります。

「何歌ってんの?(外じゃ洋楽洋楽言ってたって、家の中ではタミルソングを口ずさんでるだろ?)」
ぶしつけな問いに、女性は「あんた、ロック知らないの?音楽っていうものを知ってんの?」とキレます。
売り言葉に買い言葉、サッチンは「俺が音楽を知ってるかだって?(知ってるよ!)じゃあ、洋楽カブレなキミに聞かせてあげる、これがタミルのフォークソングだぜ!」というように歌いだすのがこの曲。
サッチンを含む、ダンサーのほとんどが洋服を着ていますが、リズムやダンスは、バリバリにタミルちっくで土着的です。

2005年のナマステ・インディア(at代々木公園)のステージで、バラ組と共に踊る予定の曲です。

主演のヴィジャイ自身がヴォーカルをとる、タミルのフォークソング&ダンス賛歌!

曲の日本語の意味は追って調べていきたいと思いますが、「Vaadi」とは、たぶん、「Vaa(=Come)」と「…di(女性に親しみをこめて話しかけるとき、よく使われる気がする)」がくっついた言葉ではないかな、と思います。
(vaadiでタミル語辞書には載ってないんだよねぇ…。)

(2021.9.12 WordPress記事移行にあたり追記)

近年、youtubeで4Kリマスターで曲映像がアップされました。

劇場で観た(フィルム上映)時の色味が、全体的に銀色がかっている印象で、高原地域での話であることを意識しているのかなと感じさせる、2005年当時としてはタミル映画では観たことがないスタイリッシュさを感じたのですが、どうもDVDでも今回のリマスターでも、フィルム上映時の幻想的な感じが出てないんだよな。。。
画素数の多いデジタルになればそれでいい、ってことでもないというか、またいつかフィルム上映で見たいなあ、またはインドのデジタルリマスター作業がもっとフィルムの時の公開当時の質感を再現することにもこだわってくれるといいなあと。

ちなみに、ナマステインディア2005で踊った映像。

踊った前後に、代々木公園のステージでこの曲を紹介がてら、個人的ヴィジャイ愛もベラベラしゃべって、楽しかったです。(バラ組の皆さん、お付き合いいただいた観客の皆さん、ほんとにありがとう!
それから、バラ先生の振り付け、映画版とは全く違うんだけど、ステージで編集なしで1曲通しで踊る中で、この曲の特徴である「ガーナ」(北チェンナイ発祥のタミルフォークソング)とクーットゥ(タミルのストリートダンス)を完璧に表現していて、日本の観客に「本物のタミル」を紹介していたと思います。歌詞と振り付けがシンクロするところも多かったし!
ヴィジャイにダンス指導もしていたりアシスタントダンスマスターとして直に振り付けもしていた経験があるバラ先生による、ヴィジャイソングのレッスンが楽しくて楽しくて。
すごく運動量のあるダンスで、1曲踊り切れるようになるまで、ほんとキツかった、でも本当に楽しかった。

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