Janakaraj (ジャナカラージ)

Celebrity / インド映画界の人々の話

ஜனகராஜ் / Janakaraj (ジャナカラージ) :俳優。 ※Janagaraj(ジャナガラージ) という表記もあり。
主な作品:【バーシャ!踊る夕陽のビッグボス】(1995),【アルナーチャラム 踊るスーパースター】(1997),【ロージャー】(1992)
★「パーン売り」(アルナーチャラム)などでのラジニの相棒役で、日本でもおなじみのコメディ系俳優。大きな体でそこはかとなくユーモラスな演技は、いつ見てもステキ。

略歴

タミルナードゥ州・チェンナイ生まれ。
1978年、バーラティラージャー監督の【Kizhake Pogum Rail】でデビュー。
マニラトナム監督作品に頻繁に出演。
2000年代初頭には、タミル映画界の3大コメディアンのひとり(あとの二人は、ヴァディヴェール、センディル)とも言われていた。

むんむん’s コメント

私が初めて映画でジャナカラージを見たのは、1999年に日本ロードショーされた【アルナーチャラム】。
日本公開時には、ラジニカーントのスーパースターっぷりが話題になるのは当然として、何度も映画を観に行くお客さんたちの間で、脇役にも話のスポットがあたるようになり、ラジニのそばでとぼけた演技をしていた「パーン売り」(=ジャナカラージ)が人気者になっていきました。

そして、【バーシャ】の公開があり、そこでもラジニの片腕を演じていたのが、このジャナカラージ
他にもラジニ作品にいくつも登場しています。
中でも、大注目なのは、ジャナカラージのダンスがある【Siva】!
このダンス、やばいです。本人は恥ずかしくなかったのか!?
それとも、女の子と絡むダンスが踊れて「至福の時」だったのか!?

お会いしたときに、「Sivaで踊ってましたよね?」と振ったら、ジャナカラージはダンスは結構好きなんだそうです。
(右の写真は、ジャナカラージ本人からいただいたポートレイトです。)

ダンスといえば、あと、【Pudhu Pudhu Arthangal】も個人的には、ものすごくお勧めです!
映画そのものの出来もすばらしいのですが、前半のコメディ演技ぶり、主役のラフマーンとの陽気な踊りっぷり、観ているこちらもウキウキしてきます。

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ジャナカラージは、マニラトナム映画の常連さんでもあります。
アンジャリ】で、精神に病があるマンションの住人を演じ、子供たちにいたずらで缶をたくさんくくりつけられてしまったりしながらも「僕は子供と遊びたいんだー!」と徘徊するところなど、印象的でした。

ロージャー】でも、テロリストに夫が拉致されてしまう重いテーマの映画でありながら、ジャナカラージの役どころのおかげで、映画が息苦しくならなかったというか。
(マニラトナム監督って、俳優の使い方が上手いなあ、とうならされてしまいます。)

近年、ちょっと体が大きくなりすぎで体調を崩し気味、少し出演作品が減っているようです。
某ホテルのジムでトレーニングをしたりしていらっしゃるようですが、元気な姿でこれからも味のあるコメディを見せて欲しいです。


サイト内のジャナカラージ関連ページ


▼対面記 (2001.1.2
バーシャな想い出1~inチェンナイ 2001年夏 



主な出演作品

Kizhake Pogum Rail (Tamil) 1978
Nayakan (Tamil) 1987
Siva (シヴァー) (Tamil) 1989 May 5th
Pudhu Pudhu Arthangal (Tamil) 1989
Anjali (アンジャリ) (Tamil) 1990
Roja (ロージャー) (Tamil) 1992
Annamalai (アンナマライ) (Tamil) 1992 Jun.27th
Veera (Tamil) 1994 Apr.14th
Baasha (バーシャ! 踊る夕日のビッグボス) (Tamil) 1995 Jan.12th
Indira (インディラ) (Tamil) 1996
Arunachalam (アルナーチャラム 踊るスーパースター) (Tamil) 1997 Apr.10th
Jai (Tamil) 2004 Jan.14th
M. Kumaran S/O Mahalakshmi (Tamil) 2004
’96 (Tamil)

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