ジャヤラリター州首相、ご逝去

Celebrity / インド映画界の人々の話
女優時代のジャヤラリター。 【Major Chandrakanth】(1966,タミル)の映画ポスターから。 2003年暮、チェンナイの路上で撮影。

タミルナードゥ州の州首相で、タミル映画界の偉大な女優の一人だった、ジャヤラリター様が、12月5日(月)午後11時半(日本時間 6日午前3時)にお亡くなりになりました。68歳。そんなに若かったのか!とびっくり。若すぎます。

今日一日、私のtwitterのタイムラインは、ジャヤ様関連が朝から晩まで流れまくりでした。

2001年にタミル語講座に通いだしたころ、受講生同志の発表会があって、(私は「ポールとインド」で発表したw)ある方が「世界の怖い女性ベスト3」なんて発表をして、その中にジャヤラリターがランクインしていて、それで初めて彼女の名前をちゃんと知ったのでした。
(他は、アルゼンチン大統領夫人のエヴィータとかだったかな?)

たくさん語れるほどジャヤ様のことは存じ上げないのですが、チェンナイに旅行に行くと必ずや彼女の大看板などを目の当たりにしていて、「アンマー」はサブリミナルに自分に刷り込まれていたし(笑)、でも彼女のかつてのMGRとの共演作品を数作観てからは、別格中の別格になりました。
MGRが惚れちゃうのも分かるし、民衆がアンマー!って呼ぶようになるのもなんとなく分かる気がする。

州首相の単語に絡めて、ジャヤ様のことを書いた記事。大昔ですけど。↓

ラジニカーントがすぐツイートしていました。

ヴィジャイがかなり早い段階でジャヤ様のところに駆けつけたみたいです。

インドって、ご遺体写真をどんどん流すし、葬儀のときに誰が来たというのを実況するのも白熱するから、日本の場合とずいぶん違う。

ラグヴァランが亡くなったときも規模が違えど、やっぱりこんなふうにじゃんじゃん写真が流れてきたなあ、ヴィジャイが駆けつけた写真も見たなあ、と胸が苦しくなりました。

これから、ジャヤ様のいろいろな生前のエピソードが続々と報じられるでしょうけど、ぜひちゃんと女優時代の部分もきちんとアーカイブされてほしいなあ…。

↓ ジャヤ様、最後の公的に現れたときの様子。

ご冥福をお祈りいたします。

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