Being Prabhu Deva: Dancing King —by CNN-IBN
インドのTV(CNN-IBN)でプラブデーヴァーのインタビューが2006年7月に放送されました。
そのインタビューを日本語で要約します。
タミル映画界では、毎年100本以上の映画が製作されている。
しかし、今日会う男性は近年あまり表舞台で話題になってこなかった。
というのも彼は新たな自分のキャリアを構築中で、今は表舞台ではなく監督としてタミル映画【Pokkiri】の撮影第一週目の現場にいるからだ。
「魔法の足」を持つダンサーとして北と南のインド映画界の垣根を飛び越えて知られている、監督・プラブデーヴァーに話を伺ってみよう。
監督になって、俳優のときと違って求められることは何ですか?
(まだ第一週目だし)それは探している最中だよ。気が早いね。
映画製作現場では、撮影の合間に待ち時間がありますが、そういうとき、監督になると俳優のときより忍耐強くないといけないんじゃないですか?
確かにそういうのはありますね。
撮影開始前は、最初に現場に入らないといけない。撮影終了後、帰るのは最後です。
俳優は、やってきて自分の出番が終わったらそれで終わりで帰ってしまいます。
ですが、監督であるからには、全てに責任がありますからね。
俳優から監督への転向は、あなたには困難なことでしたか?
いいえ、もともと私はこの業界に(ダンスマスターという)制作畑で入ったから。
だから、そんなに大きな違いは感じなかったです。
(監督だと)長時間、注意を注がないといけませんね、気を抜けませんね?
そうですね。
今、タミル映画【Pokkiri】の撮影セットにいるわけですけど、【Pokkiri】はどんな意味ですか?
何ていうかな、えーと…
(英語なら)「Rascal」(悪党、いたずらっ子)って意味ですか?
そうですね。
(ヒンディー語なら)「Tapori」?
そう、それ。ヒンディー語で正確なのは分からないけど、だいたい合ってるよ。
それで、これはあなたのタミル映画での初監督作となるわけですが。どうして、まずテルグ映画で監督したんですか?
それは、そういうチャンスをテルグ映画界が最初にくれたからだよ。私にならできると思ってくれたんじゃないかな。
5~6年前、私自身も監督にも興味は持ってたんだ。でもそのときは挑戦するかどうかとても迷ってね。
そしてある日、テルグ映画の有名なプロデューサーのM.S.ラージューが私を呼んだんだ。
そのとき、私は「今が挑戦するべきときだ」と感じたんだよ。そして、彼とお互い信用しあうことができたし。
その映画はどんな内容ですか?どんな話ですか?
ラブストーリーだね。そしてファイトシーンと歌があって。
【Nuvvostanante Nenoddantana】っていうタイトルです。
それは、「If you call, I will come」という意味ですか?
「If you are coming, I won’t say no.」です。
【Maine Pyar Kiya】(※1989年・ヒンディー映画。サルマン・カーン、バーギャシュリー主演)のような類の映画です。歌があって、(バイオレンスな)ファイトシーンが(あまり)ない、観てて気持ちいい映画だよ。
でもこの映画(※【Pokkiri】のことか?)は、コマーシャル要素に満ちていて、ファイトシーンやダンスシーンが盛りだくさんでよりエルギティックだな。あの映画(※【Nuvvostanante Nenoddantana】のことか?)はもっと愛やロマンスを前面に出していた。
(以下略)
★参考:
▼【Maine Pyar Kiya】(私は愛を知った) 2007.2.4放送のNHK-BSドキュメンタリーでこの映画のことがでてきます。
ヒロインのバーギャシュリーにスポットがあたっています。
▼【Nuvvostanante Nenoddantana】 (2005) Periploさんのページで詳細なエントリーがあります。
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