2002年1月の日記:年越しムトゥ、箱根駅伝

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1月 1日:Happy New Year! 【ムトゥ】と【バンディッツ】

年越しは、たけし。さんちで数人で紅白とムトゥを見ながら。
以前BS放送で、NHKの字幕は見ているんだけど、今日見てもたくさんの発見があった。 みんなでガヤガヤしながらビール片手にムトゥ見るのは初めてです。
おもしろかった!
昨年の年越しは、チェンナイで大変楽しかったけど、今年も楽しかった~。

靖国神社をお参りしたら、全国各地の神社の絵馬が一同に展示してあった。
インドでは、ファンが崇拝する人を祭った寺とか建てているというけれど、いつか日本にラジニ神社を建立して、ここにラジニ絵馬を飾れたらいいなあ、なんて思ったり。

明け方家に戻ってきてひと寝入り。その後、ようやく年賀状を何枚か書いて、実家に寄って、その後今日は映画の日なので、ブルース・ウィリス主演の【バンディッツ】を上野で観た。
ばかすか人が死ぬアクション映画嫌いの私ですが、今日の映画は銀行強盗の話だけど、ひとりも死なず、大変痛快な演出でした。
今日みたいなハリウッド映画はスキだな!
ブルース・ウィリスもハゲてるけど、表情がたまんないよね。ある意味ラジニと通じるものがある。(こじつけ?)
元日にムトゥにしても、バンディッツにしても、こういう映画が見られると、なんか幸先いい感じ。

今年もいい年になりますように♪

1月 2日:箱根駅伝を生まれて初めてナマで見る。

むんむんの実家で、きっと二十年ぶりくらいで一家そろって家族旅行なんてしちゃいました。
姉の発案で、箱根駅伝を見よう、というのがメインイベントの旅。
姉は大東文化大学出身、私も中央大学出身、ということで、箱根駅伝はテレビで見始めると止まらないんですよね~。

箱根行きのロマンスカーに乗っている間に、2区で法政大学が、涙のリタイア。
でも箱根のゴール地点に行ってみると、法政大学の応援団やブラバンのみなさんは健気に演奏とか続けてました。
各大学の応援団、チアガール、ブラバンの人たちが、選手が走ってくる大分前からずっと応援をしっぱなしなんですね。休みなしで。
沿道で、寒い中まだかまだか、と待っている間も、応援団の方たちが目を楽しませてくれました。

さて、選手がやってきました。私が見てたのは、往路ゴール地点の3~500メートル位手前だと思うんですが、いや~、待った末にやってくる選手は、どの大学のコだろうと、みんな応援したくなっちゃうもんですね。
周りの人もそんな感じ。どの大学を応援してる、とかじゃなくて、ひたすら「頑張れ!」って感じよ。

それから、周りで、毎年箱根駅伝を見に来てて、今日は鶴見で見た後箱根に駆けつけた、という夫婦や、毎年テレビの撮影ポイントを押さえていて、必ずテレビに映ってるんだよ!と自慢してるおばさまの話など聞こえてきておもしろかったね。

旅を企画したのが11月後半で、箱根近辺では宿が取れなかったので、真鶴の民宿に泊まりました。
1万円もする民宿って…とちょっと思ったりもしたけど、出てくる魚料理がものすごかった。
さすが、真鶴はお魚のまちなのね、とうなっちゃいました。
ごはんを食べた後は、この内容で、正月に泊まってこの料金は格安かも、と考え方が変わりました。

真鶴は温泉がないのが残念。今日はバスが大渋滞したりして、スケジュール的に温泉に行けなかったんだけど、明日、何かしらの温泉に入りたいなあ…と思った。

民宿のテレビで、モーニング娘。のドラマを見た。
なんだか、名作「はいからさんが通る」も「時をかける少女」も時間が短いせいか、話に全然深みがなくて、大しておもしろくなかったなあ。
特に、「はいからさんが通る」のまんががすごく好きだった人間には、この内容は納得できんぞ! 名作を汚されたような気さえしちゃった。 モー娘。自体は別に嫌いじゃないけどね。

1月 3日:箱根観光と小田原の温泉

今日は熱海出発小田原終点の箱根観光バスツアーに参加。
まあ、今日は富士山がチョーきれい!
そのかわり風がビュービューしててチョー寒い!
寒いので大湧谷の煙が出てるところまで歩いてみよう、とかそんなこと考える気も起こらず、今日は富士山を見るためだけのツアーな感じでした。

それから各観光スポットでの集合時刻が早くてどこもゆっくりしてられなかったので、おカネを散財するヒマもなく、大変経済的な?ツアーでした。

ケーブルカーで十国峠を登ったところのおみやげやで、2000円の福袋が売られていた。
こんなところの福袋って、ロクなの入ってないんだろうな~。と思いつつも、袋は大きいし、重いし、どれくらロクなもんじゃないのか、怖いものみたさ、というか、ガラクタでも家族5人で山分けすればいいし、とか思っちゃって、福袋なんて生まれてから2~3回しか買ったことのないこの私なのに、なぜかあまりの寒さにハイになってたのか、買っちゃいました。(笑)

小田原には、予想されていた渋滞もとくになく、午後3時前に着いて解散になったので、時間が空いたから、小田原の駅の観光案内所で地図をもらったら、温泉の健康ランドがそばにあるではないか!
大阪のスパワールドよりはるかに規模は劣るものの、キモチよかったです。

さて、福袋。
実家について開けてみると、いったい何十年前のおもちゃ?と思うような英語でパッケージされたコマセットとか、へんなかばんとか、はずかしいもの、どうでもいいものがてんこ盛りでした。
こんながらくたの数々を、箱根のあのおみやげやさんはかかえこんでいたわけね。
大変ご苦労さまでした!って感じ。吹き出しちゃいました。
家族もみんな、よくもこんなに…とやっぱりあきれてた。
もちろん、ガラクタでもみんなで山分けしましたよ♪(笑)

1月 4日:テレビテレビテレビ~♪

昨年末から日記でも時々騒いでるテレビ購入の件ですが、新春大特売を期待して、近頃メジャーな「ヤマダ電気」に行ってみた。
コジマ電気とめちゃくちゃ張り合ってて、とてもキモチのいい店ですね(?)

でも、家のサイズもちゃんと測ってないのにむやみにデカイテレビを衝動買いしても、ということで今日は見ただけ~。

でかいテレビは欲しいけど、これを家の6畳の部屋に置いたらクラクラしそうだな、と思います。

テレビを買うプロジェクトの続きは、インドから帰ってから~。

夕方から、HowdyHowdyで2コマ受講。
年はじめから私ってば勉強してるよ~、この調子で、今年はアカデミックに過ごすのだ!(でも、ほんとは今日は3~4コマ受けようと前から思ってたのに、挫折しちゃったんだけどネ。)

1月 6日:[Tamil]【Avvai Shanmughi】を見る。

本日の作品:【Avvai Shanmughi】 1996年作品
監督:K.S.ラヴィクマール 音楽:デーヴァ
出演:カマル・ハーサン、ミーナ、マニヴァンナン、ナーサル

昨年シンガポールで、この作品の知識は全くないけどムスタファセンターでDVDを手にとって見ていて、ミーナちゃんとK.S.ラヴィクマールならおもしろいに違いない!と買ってきたものです。
現地では【アルナーチャラム】と似たような時期に公開されて、100日超の大ヒットだった、ということを後で知りました。

あらすじ:カーストの階級が違うカマル(しがない?映画ダンサー)とミーナ(ブラーミンのお嬢様)は大恋愛の末結婚したけれど、生活様式等の価値観の違いからすれ違い、カマルはミーナに一方的に離婚を告げられた上に、子どもの養育権までとられてしまった。
ミーナをまだまだ愛してるカマル、そして子どもももっと愛してるカマルは何とか子どもに会いたいと思案してたところ、ミーナ家で子どもの面倒をみるおばさんを募集してることを知る。
彼はおばさんに変装することを決意。そして大ドタバタ劇がはじまるのでした~。

マニバンナン(パダヤッパの弟だった人ね)が、カマルに惚れちゃうんだよね。しかも大純愛!(マニバンナンの一途な表情とかたまりません!)ミーナの父親もカマルに惚れちゃうんだよね、これが。
おそるべしカマル扮するシャンムギおばちゃん!
セリフがあんまり分からなくても、ほとんどずっと笑いっぱなしでした。
ミーナちゃんが気が強くて(ちょっとヒステリー気味?)、これがまたかわいいのよね。
そして、カマル!指の先まで女性になりきってて、もうびっくり!
それなのに、サリー姿で、悪者をばったばったと倒していくわ(パダヤッパで冒頭のヘビ塚でぶんなげられてたカナル・カンナンがここでもカマルにふっとばされてます!)、でかいバイクでかっとばすわ、こんな豪快なおばちゃんがいたら友だちになりたい!と思うようなキャラクター。

ラストのひねり方がラヴィクマールにしては、ちょっと物足りなかったです(2000年の「テナーリ」は、ほんとに秀逸です!)が、キレイにまとまって、ハッピーエンド。よかった、よかった。

夕方、HowdyHowdyに行って、1コマ受講。今日は「アリー・マイ・ラブ」。
いや~映画いっぱい見ましたね、年末年始!

1月 7日:S課長ケッコンのニュース!

仕事はじめです。
アメリカ長期出張中で、ときどきこの日記を読んでいるS課長が、メールでケッコンを御報告されました。
なんと入籍してから半年も内緒にしてたとか?
しかも昨年の春まで同僚だった、Mさんがお相手。
いつのまにか、Mさんもアメリカに渡っていたのねん。
よくだまってたねえ、半年も。ときどき一時期国とかもしてたのにねえ。
なんか、「ヨメが欲しい~!」といつも騒いでたS課長が最近何も言わないなあ、とは思ってたけど。

とにかく、おめでたいです。
人のケッコン話を聞いても、ふ~ん、って思って終わりのことが多い私だったりしますが、今日はとってもうれしかったです。
S課長、シアワセになってくださいね!
おめでとうございます!次に帰国したときは、いっぱいノロけてくださいよ。この、このオ~!

A常務が、金杯で万馬券とったとかで、(3000円→51万円!)1万円をくれた。
わ~い♪会社帰りに自分のお金足して、電子辞書を買っちゃいました!
英英辞典とか入ってるやつ。 使いこなせるかわかんないけどうれしいな!

新年明けて、幸先がいい感じです。

1月 9日:昼から、しらこ!

T課長とKくんと、昼ごはんを食べに行った。
ちょっとリッチに、某ホテルの和食どころで。
私はふぐ雑炊セット1260円也を注文。

昼からふぐってすご~い♪とウキウキして待ってたら、雑炊の他にも小鉢がいくつもついてとっても立派。キャ~♪
温泉玉子までついてるのね~。
と温泉玉子の小鉢を手に取ったら、なんか形が崩れてる。?と思って食べたら、温泉玉子ではなく、白子だったのだよ!
昼に白子だなんて!
普通、昼に白子食べたい、なんて思ってる人はいるのか?
なんてゼイタクだ!シアワセ~♪

食べるものが人にパワーを与えるというのは本当。その日の午後の仕事もウキウキしてたのは言うまでもありません。
今年もたくさんおいしいものを食べたいです。

1月10日:名刺作ったりなんかして。

Tさんが旅行用にビデオカメラを貸してくれた。
そんな高価なものを借りちゃうのは、緊張しちゃうけど、今回はお言葉に甘えることに。
家帰って、パソコンで初めて名刺を作った。インクとか用紙とかの知識がまるでないので、できあがりはイマイチ色とか汚いような…まあいいや。

チェンナイでは、会った人になるべく名刺を渡してます。日本人の名前をインド人はすぐに覚えられないですからね。
前回の旅行までは、会社の名刺(英文表記あり)を配りまくってたんですが、少々英文表記がハッタリ気味な内容なので、受け取った相手の半分くらいは、私をエライ人と勘違いするんですけど、(最初はその反応がおもしろくてしょうがなかったんですが)「この仕事はなあに?」と仕事内容を具体的に聞いてくる人も結構いて、答えに窮してしまうので、(しかも英語ができないもんなあ)今回は会社のはヤメときます。

1月11日:マレーシアでの映画上映状況に…

いよいよ明日からチェンナイ&クアラルンプール(KL)に行くんですが、クアラルンプールの映画館では、今何を上映してるんだろう、とKLについて初めて検索してみた。

そしたら、結構立派な映画情報サイトがマレーシアにもあるんだね。
マレーシア映画も、英語の映画も、インド映画もごちゃまぜで載ってる。
今回の旅行で絶対観たい!と思ってるプラシャントの「MAJUNU」とシャールク・カーンの「K3G」もやってるようです。
チェンナイで観ようと思ってるけど、もしとても気に入ったらKLでもう一度観ることも可能な訳ね。これが実現したら、両都市の観客の反応も見られるし、すごい贅沢かも~。

ところで、驚いたのがKLでの映画「Top 10」。なんと昨年末の週のチャートでいうと、上の2つの映画の両方がトップテンにランクインしてるの!
インド映画のトップテンじゃなくって、クアラルンプールで上映されている総ての映画のトップテンなんですよ。
シンガポールじゃ、インド人しかインド映画を観ないかもしれないけど、マレーシアでは、インド人以外でもインド映画を観てる、ってことなんでしょう、たぶん。
VCD買うとマレー語の字幕がつく、というくらいだものね。

この事実に感動…。
日本のトップテンにも、いつか当たり前のように、インド映画が顔を出す時代が来るといいな。
ラジニが「単館系興行成績1位」だったことはあるけど、「単館系」とか、修飾語をつけなくてもいいくらいに。

ということで、行ってきます!

1月30日:深尾先生のタミル語講座初出席

先週から開講されている、深尾先生の朝日カルチャーセンターのタミル語講座に出席した。
(先週はマレーシアに滞在中だったため、涙を飲んで欠席)
先週、受講者の自己紹介があったとか。ラジニやタミル映画以外がきっかけで受講している人も多いと思うんだけど、他の人の受講のきっかけ、ぜひ聞きたかったなあ~。
袋井師匠の和光大学のタミル語講座で一緒に受講している仲間や、ラジニ仲間も混じってて、知ってる人の数は多いけど。

袋井師匠から教わっているのは、書き言葉、文語調(ニュースでアナウンサーなどは使う)です。深尾先生がテーマにしてるのは口語で、文語が口語になる法則みたいなのがあったらぜひ知りたいところなので、興味しんしんに話を聞けましたよ。
袋井師匠の授業はめちゃくちゃテンション高いので、それに比べると深尾先生はちょっとおとなしい印象を受けましたが、これはこれでよろしいです。

18:10スタートで、19:30に終了するのだけど、教室は次の講座に使われるとかで、終わるとすぐに追い出されてしまうのね。
どんな人がいるのか話しかけようと思ってたのに、あっという間に受講生の皆さんは散ってしまいました…(爆)

袋井師匠講座仲間のMさん、ラジニ仲間のAさん、マレーシアのインド文化を研究しているというOさんとインド料理屋で軽くゴハン食べてかえりましたけどね。
Oさんは初対面です。
かつて、海外青年協力隊でマレーシアに行ってて、現在は某国立大学の大学院生ですって。なんともアカデミックな!(パチパチ)
今年中にマレーシアに留学する予定なんだって。なんてステキなお話し。
(私も留学した~い。でも、勉強、キライなんだよね…)

来週もどなたかと刺激を受けるお話しができるといいな。
マレーシアでタイプーサム(インドでは、過激すぎて禁止されてるお祭り。体中に針を刺すやつです。シンガポールやマレーシアのインド人はまだこのお祭りをやっているんだって。)に参加して帰ってきたばかりのMさんにも詳細を聞かなくちゃ!

みなさま、来週もよろしくね。

1月31日:会社帰りに錦糸町で夕ごはん

錦糸町に勤務地が近いというラジニともだちたちと待ち合わせしてインドごはんを食べました。
インド帰りでも、しばらくもうインド料理は見たくない、という気分にはなりません。今日もおいしく食べました♪
今日の組み合わせで会うのは初めて?いつももっと大人数な中でラジニともだちと会うことが多いので、新鮮でした。
少人数なので、落ち着いて話ができてよかった。

一口にラジニファンの仲間たち、といっても、ラジニが好きだということそのものは一致してても、アプローチの仕方など十人十色。チェンナイに一緒に旅行に行っても、興味のあるポイントはバラバラ。
人付き合いがあまり得意でない私なので、大人数のなか、うまくその中を渡り歩いたり、みなさんの交流を円滑にするようにお役に立てなかったりするんですが、このコミュニティは大切にしたいと思ってます。

前体制のラジニファンクラブジャパンができたころ、チェンナイ旅行未経験だった私は、当時JTBのツアーで既にチェンナイに行ったことのある人たちがどんなに頼もしく、憧れだったことか。今でもうらやましいですけどね。(なんてったって、リアルタイムに「パダヤッパ」一色のチェンナイを体験できた人たちですから!)

今でも初心者からケが生えた程度だけど、先駆者の方たちのアドバイスをいただきながら、何回かチェンナイに行ったことだし、何か恩返しできることもあるのかなあ、と思ったりもします。私より後でラジニファンになった人にも、チェンナイのすばらしさを伝えることができるんじゃないか、とか。

今日も話題になったことですが(今日の出席者は全員チェンナイ経験者)、チェンナイ、確実にタミル映画(インド映画全体もそうかもしれないけど)の勢力は落ちてきています。(テレビやVCDがどんどん充実してきてるし)毎回看板の規模や、ポスターの勢いが落ちてるなあ、と感じるもの。
もしかすると、タミル映画のよき時代の最後を飾るのがラジニなのかもしれません。

インドは逃げないけれど、「タミル映画」を感じたくてインド行きを考えている人がいるのなら、「いつか行こう」じゃなくって、「いつ行こう」と具体的に目標を掲げて実現してほしいなあと思います。

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