権威に服さず、権威を作らず

夜、大学1年生だったときに所属していた教養ゼミナールのK教授の還暦祝の会があったので出席した。
大学関係の集まりに出席したのは超久しぶり。
K教授にお会いするのも5年ぶりぐらいかな...?

K教授は労働法が専攻なんだけど、大学のときは労働法にちっとも興味がなくて、ゼミには行ったけど、教授の労働法の授業を履修しなかったし、勉強もしなかった。
なのに、なぜ今でも教授と年賀状のやりとりぐらいは続いていた(先生でやりとりしてる人はK教授だけ!)か、と言えば、当時教授とよく飲みに行ってたりしたからだナ。

そんなK教授に5年前に再会したのは、リストラに遭って、プーで暇な私が何となく大学に行ったとき。あのときは半べそ状態だったけど、今日は会社に不満はあれど、失業はしていないので、比較的安定した気持ちで会えたよ〜。よかった。

それで10年以上ぶりに教授と2次会でカラオケ行って、教授ってこんなに音痴だったっけ?(笑)。でも楽しそうに若い人には負けないぞ〜と【小柳ゆき】とか歌ってる還暦の教授を見てて、私もまだまだ老け込んじゃいられない!なんて思ったり。(でも古い歌しか私は歌ってません...。)

教授が今でも自分のポリシーは、自分は権威に服さないし、自分で権威も作らないことで、教授という地位にはいるけれど、いつでも生徒と同じ目線で話していたい、と言っていた。
ああ、そうだ、勉強大嫌いだったけど、私は教授のこ〜いうところが大好きだったんだな、きっと。

私も、教授とは違うアプローチだろうけど、オーソリティなんてクソくらえ!って思ってるもの。だから生意気だとか、20代の頃は散々叩かれたりしたのだろうけど(笑)。

だんだん退色してきている大学時代の記憶が少し鮮やかになった。
出無精だったけど、これからは、たまにはこういう集まりも出たほうが楽しいな。教授にもまた会いたい。いつまでもお元気でいてくださいね〜。