あとで参考にするために、メモ。
Movie: Manichitrathazu
Cast : Mohanalal,Suresh Gopi, Shobana.
Direction : Fazil, Unit II Direction: Priyadarshan , Siddhique Lal , Sibi Malayil
Released : 1993
※画像は、一般的に出回っているSangam盤
ここにリンクしないけど、果敢にもリッピングした映像をアップしているページも。。。
(合法なのかはともかく、何ギガバイトもアップする労力はすごい。
それだけ、入手困難なのかな...。)
私が先日入手したのは、SAINA盤。
SAINAのサイトにはまだアップされていないようだけど、英語字幕つき。
(インドで買えば、399ルピーらしい。いいなあ。)
IMDbによると、【Chandramukhi】でナーサルの妻を演じていた方(Vinaya Prasad)が、【Manichitrathazhu】では、【Chandramukhi】でのナヤンターラーに相当する役を演じている。
※(Peripoさまによると、両作品に出演したのは、この方だけだそうだ)
kubo
こんにちは。私も1ヶ月ほど前にAnyTamilからSAINA製]【Manichitrathazhu】のDVDを入手しました。字幕付きが貴重なものだとはツユ知らず(笑)。
実はその前にラジニ主演の【Chandramukhi】を字幕無しで某M国で観て、普通のオカルト映画ではないかという印象を持っていたのですが、【Manichitrathazhu】を字幕付きで観て、憑依現象をすべて精神病理学で説明していることが判り、感心した次第です。ところが、今回の【Chandramukhi】日本上映(私は観てません)の感想ブログをいくつか見てみると、やはりオカルト映画と思っている人が多いようです。ということは【Chandramukhi】では【Manichitrathazhu】と違って、例のツキモノは心霊現象であるとの余地を残しているんでしょうか? 検索すれば解明できそうですが、その気力なく、尋ねさせていただきます。その他にも両映画のストーリーの相違点をご教示くだされば幸いです。
Periplo
横レスですが…
>【Chandramukhi】では【Manichitrathazhu】と違って、例のツキモノは心霊現象であるとの余地を残しているんでしょうか?
当方はどちらも字幕付きで見通しておりませんが(泣)、両作をセリフが理解できる環境で見比べた人の話によると、【Chandramukhi】では最後まで怨霊の存在が否定されておらず、それが2作品のもっとも際だった差異であるとのことでした。
>その他にも両映画のストーリーの相違点をご教示くだされば幸いです。
個人的には、【Chandramukhi】でラジニ様が寝間着を着用されていたかを確認したいと思っていますが、その気力が湧きません(笑。
kubo
Periplo様、ありがとうございます。やはりそうでしたか。
あと、モーハンラールはアメリカ帰りの著名な精神分析学者と言われればそう見えなくもないが、一方のラジニ様はせいぜい赤ヒゲ先生どまりとしか見えん、と思うのはワシだけ?
むんむん
Periploさま、解説ありがとうございました。
えっと、まだ【Manichitrathazhu】を通して観てないので、両者の話の相違点は分かりません。
原作を観終わったら改めて書くとして、今覚えてることでざっと書くと;
以前バラさんに聞いた限りでは、【Chandramukhi】も、(心霊現象であるとの余地を残しているものの)ジョーディカーが演じた「ガンガー」が心の病気で、こんな結果になったのであり、幽霊がとりついたというよりも、すぐ他人に同化してしまうガンガーの想像・妄想が膨らんで、(そのピークなところでチャンドラムギの霊に取りつかれて)最後に踊っている、ということでした。
でも、Periploさまの云うとおり、最後まで怨霊の存在は否定されておりません。
以下、日本語字幕で観た流れと、バラさんが言っていたことを補足すると(以下ネタばれ);
ガンガーが幼いころ、ガンガーの母親が低カーストだったために、父親が死んだときに母親が壮絶な侮辱を受け、ガンガーの目の前で母親は(ショックで)亡くなった。
このことをきっかけに、ガンガーは情緒不安定になり、祖母のもとで暮らしはじめたが、多重人格気味な言動を起こすようになった。
演劇とかを見れば、その役の人格になりきってしまったりするその多重人格な性質は、「Chandramukhi」の言い伝えを読み聞かせられたときにも、現れた。
アンドラプラデーシュに旅行していた王様に見初められ、どんなに求愛されても(恋人がいたため)断っていたチャンドラムギを、王様は誘拐してタミルのお屋敷につれてきて、結局は恋人とともにチャンドラムギは王様に殺されてしまう。
(このへんのくだりは、読み聞かせているタミル語の本をしばらく映しているだけのため、映画の台詞等で分かりやすくは説明されていなかったようです。)
この悲劇を聞いたガンガーは、チャンドラムギの心境になりきってしまった。
それでもっとチャンドラムギのことを知りたくて、自分でチャンドラムギの部屋を開けてしまったりした。
そのガンガーの心の隙に、ついにチャンドラムギの霊がつけこんでとりついた。...
日本語字幕つきで観終わった後、「とりあえず、今回はガンガーは助かったけど、病気自体は治ってない(=誰かになりきってしまう多重人格)から、また幽霊にとりつかれちゃったりするんだろうなあ。
そんな女性と結婚したセンディル(プラブ)は、これからも大変だなあ。」
なんて思った、余計なお世話な私(笑)。