Happy Birthday,Raghuvaran!

昨日は、ラグヴァランのお誕生日でした。

昨年後半から、ラグはぼちぼちタミル映画界に復帰してきました。
幸い、昨年末に公開された【Sivapathikaram】、今年はじめに公開された【Deepavali】、そして6月公開の【Sivaji the boss】と、ラグが出演した映画をスクリーンで観ることができました。

とてもやつれていた数年前よりも、だいぶお元気になられたようで、少し安心しました。
【Sivapathikaram】、寡黙だけど正義感の強い大学教授の役で、映画自体は好きじゃないけど、渋くて優しい表情のラグ様を拝見できました。
【Sivaji】で、すごい形相で人工呼吸する場面とか、往年のラグ様を彷彿するような瞬間もありました。

来年のポンガル公開予定の【Bheema】にも出演するとか。
ヴィクラム主演の映画にラグが出演していたという記憶がほとんどないので、ヴィクラム映画にラグがどんな味を出すのか、楽しみです。


でも、まだ本領発揮、にまではいたってないみたい。
特別出演的な映画が多く、銀幕に彼が戻ってきたというだけでニュースだろうし、観客もそれだけでもうれしいだろうけれど。

ラグは脇に回ってもときどきは主役を喰っちゃうほどの演技をする人。
【バーシャ!】のマーク・アントニーのように強烈にイっちゃってる役も最高に魅力的だけど、【アンジャリ】のような普通の物静かな男性もステキ。
善人でも悪人でも、ラグにとって演じ甲斐のある映画にどんどん出演できるようになることを、祈っています。


以前、「最近観て感動した映画」についての話をしたときに、【シティ・オブ・エンジェル】(ニコラス・ケイジ、メグ・ライアン主演)のような映画に出てみたいと言っていたことを思い出します。
ニコラス・ケイジのあの役を、ラグがやったとしたら、しびれるほど似合っちゃう、きっと。

ああいう、「大人のファンタジー」なタイプの映画は、今までのタミル映画ではなかなかなかったけれど、そろそろそういう感じの映画に出ているラグに、スクリーンで逢ってみたいです。
彼の願いがかなうことを、祈ってます。

いい一年になりますように!

それから、公式サイト、いつまでも工事中じゃなく、ちゃんと作ってください(笑)