わなっかん!
当サイトの制作者・むんむんの自己紹介です。 (→ in English)
【インド映画的自己紹介】
好きなインド映画のジャンル: 土の匂いがしてきそうな、バタくさくて勢いのあるタミル語映画。
(ハリウッドスタイルを意識しているような映画は、あまり興味ありません...。それなら本家ハリウッドの名作を観るし。)
インド映画に限らず、いい映画はどこの地域だろうと、どんなスタイルだろうと観たいです。
日本で観る機会がある場合は、制作言語地域やマサラムービーかアートムービーかなどをこだわらず、情報を見て興味があれば観るし、タミル映画以外にお気に入りの作品ももちろん、たくさんあります!
近年、アジアフォーカス福岡国際映画祭でいろんなインド映画を観るのが楽しみです。(東京からですが)
好きな俳優: ラジニカーント、ラグヴァラン、ヴィジャイ、カマルハーサン、
(俳優というくくりでは語れないけど、ダンスの神様)プラブデーヴァー、ローレンス
好きな女優: 古典舞踊の素養があって、佇まいの凛とした女優さんはどなたでも大好き。腰のキレがいいとさらに好み。
ミーナ、シムラン、ショーバナー、ラミヤー・クリシュナン、ランバー...。【Sivaji】のヒロイン・シュレーヤーも腰のキレがよくてファンになりそう♪
好きな監督: シャンカル、スレーシュ・クリシュナー
好きな作曲家: デーヴァー、ヴィディヤーサーガル、A.R.ラフマーン、イライヤラージャー
好きな歌手: シャンカル・マハーデーヴァン、ティプ、S.P.バーラスブラマニアム、T.K.カールティク
好きなダンスシーンのタイプ: インドの古典舞踊の振り付けがミックスされているようなタイプのもの、インドのフォークダンスの要素が強いもの(衣裳だとかの豪華絢爛タイプにはあまり興味がないかも。)
好きなタミル映画: (2007.7.3の気分で10本くらい思いつくまま書けば)ムトゥ踊るマハラジャ、Mudhalvan、Thirumalai、Sivakasi、Sangamam、Baba、Anniyan、Kadhalan、Pokkiri、Muni、Sivaji the Boss
好きな映画のタイプ: とにかく、映画で何かを表現したい!という意思(例:Anniyan,Mudhalvan,Baba)だとか、ばかばかしい話でも徹底的にエンターテイメントを追求している(例:Muni)とか、がむしゃらさが感じられてすがすがしい気分になる映画。
踊りが素晴らしい映画(例:Thirumalai)。
芸道モノ(例:Salangai Oli)。
インドの美しい田園風景だとか文化がていねいに描かれている映画(例:Sangamam)。
芸達者な役者さんが揃ったコメディ映画(例:Panchathanthiram)。
インドならではの映画(例:神様映画系なんでも)。
...と一応あげてみましたが、他にもたくさん、大好きなスターや映画関係者がいます。
あんまり見てないけど、タミル以外でかなりお気に入りのインド映画は;
日本上映作品〜 【シャンカラーバラナム】(テルグ)、【Mr. & Mrs. Iyer】(ヒングリッシュ)、【マナサロワールの愛】(ヒングリッシュ)、グル・ダットの一連の映画、サタジット・レイ監督の映画も好きなものが何作か。
Vanakkam! En peyar Munmun, Japaniyal. Ungalai Pattadhil romba santhosham.
Name: Munmun (Real Name:Noriko)
Residence: Tokyo,Japan
Favorite Star in Thamizh Thiraippadam: Rajnikanth, Raghuvaran, Vijay, Kamalhaasan, Prabhudeva, Lawrence, Prashanth, MGR, ... and many more!
Favorite Director: Shankar, Suresh Krishnaa
Favorite Thamizh Thiraippadam: Muthu, Mudhalvan, Anniyan, Thirumalai, Baba, Sangamam, Ulagam Sutrum Valiban...
My first time to meet Tamil films was [Muthu] preview in Tokyo on October 1998.
I have been head over heels in love with Sir Rajnikanth since then.
I have visited Chennai City over ten times since 2000.
I was very very very lucky to meet Rajnikanth, Raghuvaran, Vijay, ... and more many stars.
And I had danced with Mr.Prashanth in Singapore Tamil Mega Star Nite 2002!
I have taken lessons for South Indian Filmy Dance and Bharatanatyam for several years in Japan.
(My guru of Indian Movie Dance; Balamurugan)
My chinna chinna aasai is ....... to dance in the back of some Indian Stars if they come to Japan for song shootings! (hahaha!)
Enakku Thamizh Mozhi konjom konjom teriyum.
--- except Tamil ---
Favorite Star in music: Paul McCartney, Madonna, John Mellencamp,
Akiko Yano, Tamio Okuda, Motoharu Sano
Favorite Star in cinema: Takeshi Kitano, Takashi Shimura, Aki Kaurismaki, Kevin Bacon, Bruce Willis, Tom Hanks,
Favorite film: Big, The Adventures of Pricilla: Queen of the Desert, Kauas pilvet karkaavat(Drifting Clouds), Ikiru
Thank you for visiting my website.
Hope you like it!
どんなものにファンになりながら、インド映画の趣味に辿りついているか、という話。
私・むんむんはビートルズ解散の年であり、大阪世界万国博覧会の開催された1970年、東京の下町で生まれました。
小学生頃までは、ピンクレディーだとかキャンディーズだとか、TBSの「ザ・ベストテン」に出演しているような歌手のみなさんが普通に大好きでした。
でも、誰か特定の人のファンになるわけでもありませんでした。
「キャンディ・キャンディ」「はいからさんが通る」「SWAN」「ベルサイユのばら」「ガラスの仮面」といった少女漫画の大作が大好きでした。
親に怒られても、机の下だったり暗がりなどに隠れてこそこそと読み続け、おかげで視力は落ちるわ、猫背気味になり小学生のうちから肩こりに悩まされるようになりました(爆)。
中学時代。
中学1年生の春、初めて誰かにアツくなる、ということを体験しました。
それが、ポール・マッカートニーです。
夜更かしが苦手なのに、小林克也さんの「ベストヒットUSA」はポールがシングルを出すと頑張って起きて見てました!
そういう中で、ジャーニー、ビリー・ジョエル、シンディ・ローパーとかも好んで聴いてました。
初恋よりも先に、ポールを好きになってから以後かれこれ20年以上、ずーっとポールが自分の中でNo.1なスターです。
中学時代は、ポールの他に、ニューミュージックにも少し目覚め、佐野元春、杉真理とか結構好きでした。
それから、「おにゃン子クラブ」が全盛で、その他の新人アイドルが振るわない風潮のあった頃、「私はアイドルになりたくない、アーティストになりたい」と言ってデビューした、本田美奈子ちゃんをすごく応援してました。
限定5万枚のハート型レコード、なんてものも、今でも持ってます。
中学3年生になり、高校受験の年となったのですが、初めてなことがいろいろありました。
「LIVE AID」というコンサートの衛星生放送で、リアルタイムで動くポール・マッカートニーを初めて見たこと。そのために「徹夜」も初体験したこと。
佐野元春の「VISITORSツアー 最終日」を鑑賞、生まれて初めてのライヴ・コンサート体験。
ザ・ベストテンに、筆不精な私、デビュー1年目の本田美奈子の3枚目のシングル「Temptation」に、初めてリクエストはがきを出しました。
11位止まりだったんですよ。とても悔しかったですねえ。
それから、初めてファンレターも出しました。もちろん、ポールに。
「あなたとリンダみたいな関係になれる、彼氏を見つけたい」なんて書いちゃって。
「ポール&リンダ」、この夫婦が私の永遠の憧れです。
高校生。
マドンナやジョン・(クーガー・)メレンキャンプ、PSY・S、角松敏生もよく聴くようになりました。
チケットぴあやチケットセゾンなどに朝早く並んでは、洋楽アーティストのコンサートをよく観に行ってました。
ポール・ヤング、ビリー・ジョエル、スタイル・カウンシル、チャーリー・セクストン、リンゴ・スター...。
マドンナも、伝説的な初来日コンサートチケットも入手してました。
でも、雨天中止となってしまい、後楽園球場前でボーゼンと涙しました。
大学生。
1980年のジョン・レノンの逝去以来、ポール・マッカートニーはコンサートツアーをしなくなっていたのですが、約10年ぶりに世界ツアーに出ることに。
大麻事件で日本に再来日は不可能だと当時言われていたポール・マッカートニー。
日本では法務省にポールの入国を認めて欲しい旨の署名運動等が行われていて、もちろんそれにも署名はするんだけど、本当に来日できるか分からないのなら、私から海外に行って観てしまえ!とアメリカ・LAへ。これが初飛行機体験。
そのときはファンクラブのツアーにより、150人もの日本人がLAフォーラムでポールのコンサートを観ました。
(もしこの1989年11月末のツアーに行った方がココをご覧になっていましたら、ぜひご連絡ください。10人程度の方とは今も交流中ですが、あの体験を共有したたくさんの方と、またお話したいです。)
たぶん、この体験が私の追っかけ人生の最初です(笑)。
1990年、法務省の許可もおり、ポールは再来日を実現したわけですが、海外でのコンサートの気持ちよさは忘れられず、その後もフリーで2回、ポールを海外に観に行きました。
イギリスには1ヶ月、ホームステイにも行きました。
(※ポールへの熱愛?ぶりは、ご興味あれば、ビートルマニアに100の質問コーナー、日記のポール・カテゴリーもご覧ください。)
社会人〜20代半ばごろ。
大学卒業してしばらく、資格試験準備で浪人していたのですが、勉強でストレスが爆発するときにお世話になっていたのが、ユニコーンや奥田民生。
ポールが来日したときは、東京公演は全部観に行って。
就職してからは、仕事で忙しくて音楽を聴くのは以前より減ったけれど、お金に少し余裕がある分、すごいファンじゃなくても興味があればコンサートに行ってみたり、映画を観に行ってみたり、するのが学生の頃よりちょっと積極的になったかも?
普段、矢野顕子を聴いてるわけではないのだけど毎年のようにコンサートに行ってたし。
アッコちゃんには、癒されましたわ〜。
マドンナの【エヴィータ】(ハリウッド映画)を見て、エヴィータの伝記も読み、アルゼンチンやスペインに行きたくなってNHKスペイン語講座を一年ほど聞いてました。(挫折しましたが。)
仕事でむしゃくしゃしてた時期に、【プリシラ】(オーストラリア映画)を見てすごくスカっとしてホロっときました。
結構、ミュージカル系な映画や派手派手系って好きかも、と気付いた頃でもありました。
というわけで私はポール大好き⇒イギリス大好き⇒海外旅行は欧米諸国優先、な感じが20代半ばまで続いていました。
インドとポールやビートルズが深い関わりがあることは、頭では知っていたのですが、ビートルズのリシケシュでのインド修行の際、ポールは途中で脱落して帰国したというようなイメージがあり、私はインドにはずっと無関心でした。(それどころか、オ●ム真理教の事件とかあって、インドは薄気味悪い国の筆頭でした。)
1994年の秋、たまたま友達が「モロッコ行こう」と言うので、誘われなければそういう国に行くこともないだろうと思い、ついていったらすごく楽しかった。
そこで少し、自分がいわゆる「先進国」に偏重していたことを反省し、アジアやアフリカにも興味が湧きはじめました。
●●●
そして、1998年。
私はリストラでプーになり、ちょっと人間不信気味というか、職探しをする気力も湧かず、社会復帰ができぬまま、何ヶ月もボーっとしていました。
でも、自分の中であせっていはいたんです、何か元気になるきっかけがほしいと。
「赤毛のアン」シリーズをほぼ全部読んで、カナダのプリンス・エドワード島に行ってみたり。
カナダに行って少し外出する気力がでてきて、なんか元気の出る映画でもないかな〜と漠然と思っていたところに【ムトゥ 踊るマハラジャ】という映画のウワサをいろんな方面から何度も聞いて、その時期めったに自分から映画を見に行くなんてしなかったのに、渋谷のような混雑した街に行くのは苦手なのに、10月のある日、自発的に渋谷に出掛けたのでした。
インドの映画だとか、誰が出てる映画だとかどんな映画だとか、何も分かっていなかったけれど。
強いて言えば、その数年前に観た【プリシラ】がすごーくおもしろかったので、そういう感じのカラフルな映画だといいなとか思いつつ。
それから、【エヴィータ】を観て、ミュージカル映画が割と好きだと自覚していたんで、たぶんミュージカルが入るらしいというインド映画も案外イケルんじゃないかと思ったり。
平日の15時台の上映時に行ったのだけど、大行列でびっくり。
ひとりだったので、案外席を見つけるのは楽だったけれど、「ぴあ」で常時立ち見が出ているという表示だったことに納得。
上映がはじまると、リピーターが結構いるらしく最初から客席から大歓声。
そして、スクリーンに登場したのはほっぺがぷくぷくしたおっさん...????
しかし、ダンスの「ティラナ・ティラナ」のころにはすっかりハマって、スクリーンに陶酔する自分がいました。
終わった時には元気をたくさんもらったことに気付きました。
〜「こんなことでくよくよしてんなよ!」と頭を殴られたような感じ。〜
インド映画の気迫に押され、「自分はこれぐらいの気迫で頑張ってた?」と自問するきっかけにもなりました。
結局上映が終了する前にもう一度、シネマライズに後日観に行って、また元気をもらいました。
その後は、ラジニカーントの映画が日本で上映されるときは、ほぼ見逃さずに映画館に通うようになりました。
そして、ラジニ以外のインド映画も観るようになりました。
北インド南インドの違いだとか知らずにしばらくはいろいろ観ていましたが、おぼろげながら、ヒンディー映画よりタミル映画が自分には好みだなというのも分かってきたので、だんだんタミル映画をプライオリティーにするようになってきました。
●●●
ラジニ・カーントって人が何故、南インドで「スーパースター」なんだろう?
その興味がラジニを取り巻く周辺にも広がっていき、
ラジニと共演する人は、何故ラジニに選ばれたんだろう?
そして、その共演者はラジニをどう思ってるんだろ、
逆にラジニと共演してないときはどんな作品に出演してるんだろ?
...チェンナイに行って体感してみたくてたまらなくなりました。
そして、再就職して1年が経過した2000年8月、初インド、初チェンナイ。
その後、映画に限らず、「インド」に、はまっています。
ポール・マッカートニーがインドで着想した曲だとかを改めて聴いてみたりするうちに、インドと21世紀になっても関わりがあることを並行して実感するようになり、今では、インド映画という意味でもポールという意味でも、インドがすごく気になる国でリピーターしております。
●●●
もともと、「映画は映画館のスクリーンで観る派」なので、本数は多くないものの、インド映画にこだわらずどこの国の映画であれ、おもしろそうと思えば映画館に観にいく方です。
いろいろな映画の中のひとつとして、タミル映画も観ています。
逆に家ではあまり映画を観る人間ではありませんが、タミル映画については、日本に上陸していない作品も結構がんばって(?)DVDなどを観ています。
こちらを観るのにせいいっぱいで、いわゆるボリウッド(ヒンディー語映画)ものは、疎いです。
でも、いろいろな映画を映画館に観に行くのは大好きなので、日本でスクリーン上映されるインド映画は、ボリウッドやその他のインド映画にこだわらず、大喜びで鑑賞しています。
ボリウッドの華やかさもステキですが、私には、ドラヴィダ系の血筋の、南インドの人たちのアツさ、泥臭さみたいなもの強烈に表現されている、南インドの映画がすごく性にあってるみたいです。
なかなかタミル映画が日本で上映されないので、スクリーンで映画を観たい私は、とにかく国外であっても観に行っちゃいます。
南インドにも、短期間ながらも、2000年の初渡印から通算10回行きました。(2007年現在)
インドに行けないときは、せめてリトル・インディアに!と近年はシンガポールも時々徘徊しています。
その上、南インド料理にもはまり、よく食べ歩いたり、自宅でもサンバル、ラッサムを食べる機会が増えました。
もう、南インド、タミルナードゥ州、大好きで大好きでたまんないです〜っ。
ただ、どこの国の映画もそうですが、テレビが普及してきた昨今、今の映画より昔の映画の方が心ひかれる作品が多かったりして、タミル映画界の最先端を追っているわけでもありません。
そんな感じのワタクシでありますが、よろしければおつきあいくださいませ。
それでは、わなっかん!