[タミル映画]【Poovellam Un Vaasam】を改めて観る

昨夜から【Poovellam Un Vaasam】(2001年)を見直した。

題材としてはおもしろい(3代50年に渡って続いている親友の家同志の友情を描くファミリーもの)。
ラストシーンは泣けるし、それぞれの役者さんが味のある演技をしてるんだけど、どうもエピソード的に、「そんなことで、50年も続いていた家族ぐるみの付き合いが崩壊するかね?」
これがひっかかりまくったので、トータルすると私にはイマイチな映画かな。
惜しいなあ、もうちょっとストーリーをなんとかすれば、ファミリーものの傑作になりえたと思うのに。
(似たような時期にリリースされたヒンディーのファミリー映画【Kabi Kushi Kabie Gham】はすごくよかったけど)
あと、アジットの演技がちょっとクサすぎ。この役はプラシャーントの方がハマる気がした(笑)。
それから、せっかく題名がとってもロマンティック(花は全て君の香り)なのに、その題名をモチーフにしたシーンがないことが残念。
花の香りが匂ってくるような映画を期待してたんだけど。

でも、ダンスや曲がすごくいいのですわ。
以前からダンスシーンだけはよく観てたし。
【Pudhu Malar】のアジットの振付、最高にかわいくて好き〜♪
ジョーディカもとってもプリティーで好き〜♪
バックで踊る人たちの二人を囲んだときの表情とかもステキ〜♪
こういうのを観ると、ダンスはテクニックじゃなくて、まずハート、と思います。

ヤフーオークションで落札した、周防監督の「インド待ち」が届いたので読み始めた。
おもしろいです。
この本が出版されたころは、ラジニに関するページが少ないし、安くないから(笑)買うのを見送っちゃったけど、この内容だったら(今でも発売中の本なので)定価で買ってもよかったな。