映画見て、でかけて、また映画見た

今日もお昼近くまで寝てた。

や〜、よく寝たぜ!と気力が出てきたので、ごはんを食べながら、MGRの日本ロケ映画【Ulagam Suttrum Valiban】(1973年)のDVDを初(?)鑑賞。
(1ヶ月以上前に買って、冒頭の15分くらいは見ていたのだけど、眠いときに見たので訳がわからなかった)

インターミッションでDVDを停止して、お茶を沸かして飲んで、後半もそのまま観た。
(DVDを通して一日のうちに観ることなんて、滅多にないのに。)
何コレ、おもしろすぎ〜! MGRという大スターが50歳を超えているのに、何で大スターにこんなことをさせるんだ!?と思うばかばかしいシーンの連続。
こんなことを可能にできる人はいったい誰なんだ、と思いきや、監督はMGR本人じゃないの!
ウチや巷の掲示板で、この映画が結構話題になりましたが、予想を遥かに越える、ばかばかしさ大爆発のサスペンス・アクション映画でした。
とりあえず、めちゃくちゃツボにはまったトコロ
●香港だかどこかを旅行してるはずなのに、何故か日本の風景が登場する
●MGRの水中バレエ(足にフィンをつけて、ほんとに水中で踊ってるよ...)
●人を探しているのに、大阪万博のアトラクションを楽しみまくっている。(...それより探せよ!笑)。
なおかつ、こんな人ごみで人を見つけるのは難しい。ならば、こうやって探そう♪と踊りだすところ。(踊って目立てば、相手が自分を見つけてくれるだろう、ということ?
たくさんの日本人ギャラリーに囲まれて、天真爛漫に踊るMGRには、涙が出そうなほど感動した...)
●クライマックスのローラスケート・アクションと摩訶不思議な自白装置。

MGRの後継者がラジニだ、とよく言われるけど、納得です。
MGRは日本でいうなら、長嶋茂雄氏みたいな感じ。ボケが天然。この域に到達する芸人は滅多にいないであろう、とこのDVD1本でしみじみ思いました。

観終わった後、新橋で開催中のindo.toの矢萩多聞さんの個展を観て、ブラブラ日本橋まで散歩して家に戻った。

夕飯作って食べた後は、まだ気力が残っていたので【Alaipayuthai】の前半を見た。
(これも数ヶ月前、途中まで見たのに、注意力が散漫な時だったもんだから、何にも頭に残っていなかった)
今日観たら、この映画もすごくいいな。

やっぱり、気力のあるときに映画を見ないと、いい映画でも全然印象に残らないものなのね、と実感した一日でした。