[Movie]久々の、何も予定なしの一日【Allauddin】

今日は、久々にリハーサルがありません!
きっとへばってるだろうと思って、特に何にも予定を入れないでいたけど、やっぱりそのとおり、お昼近くまで寝て、お昼に近所のラーメン屋に行って、夕方スーパーに行って、という程度の外出しかせず、家でゴロゴロしてました。

ラーメン屋、気に入ってたのに、今日はおいしくなかった。すごく不幸だ。

家でゴロゴロしてたけど、8月にチェンナイで見た【Allauddin】を、久々にVCDで見た。
(掲示板の方で話題にしたけど、この映画の冒頭に、ラジニとカマルが出演した、タミル版「アラジンと魔法のランプ」こと、【Allaudinaum Arputha Vilakkum】が流れるのです)
傑作とは言い切れないけど、でもこの映画、とってもいいんだなあ。
主人公Allauddin(「アラジン」のことだけど、タミル語読みすると「アラーウディン」)のキャラクター設定がすごくいい。
お金持ちが主人公の映画が多い中、スラム街を舞台にしてるところもトレンドと逆行?してて、ナイス!
物語がもう少し骨太だったらよかったなー、とかプラブデーヴァの表情がもっと豊かだとよかったなー、とか物足りない点もあるんだけど。
(ヴィクラムあたりが演じてれば、かなり肌触りが違うんだろうな)
でも、プラブデーヴァの踊りがやっぱり素晴らしいのだ。
ヒロインをリフトして踊るところとか、他の俳優にはなかなかできないだろうし、かっこいいぞ!
もっと、プラブデーヴァにタミル映画界で活躍して欲しいなあ。こんなに踊れる人はインドの宝だよ、間違いなく。

劇場で見たときは気付かなかったけど、「アラジンと魔法のランプ」の話が伏線として随所に現れていて、恐らくラジニとカマルの映画【アラジンと魔法のランプ】も、見といた方が絶対、もっとおもしろそう。

タミル映画(たぶん他のインド映画もそういう要素があると思うけど)は、いろんな映画の引用やパロディが混じってるものが多いから、いろんな映画を観れば観るほど、おもしろくなるなあ、と改めて思った一日。
(そのくせして、あんまり家で映画を見てないんだけどサ。)