世界フィギュア2008つぶやき(1) 男子シングル

今朝、ラグにもらった、【Majunu】の劇中で登場したラグのポスターを取り出して飾りました。
ポスターをくれたときのおしゃべりを、思い出すなあ。。。

今日は家でゆっくりしていたので、録画していた世界フィギュアスケート選手権2008のビデオを男子、女子と見た。

(ラグの出ていた映画を観る気にには、今はちょっとなれなくって。)

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男子シングルの感想。

★ショート・プログラム

トマシュ・ベルネルが、すごくよかった!
昨年の東京大会はSPは生観戦したけど、そのときはベルネルは印象に残ってなかったんだけど。
一年で選手は一気に成長したり、ドラマチックさや色気の出かたが豹変したりするもんだね。
かっこよかった。

わたしの(笑)ステファン・ランビエール
ランビくん、今年、なんかジャンプ悪くなってるな。
でもこのオトコの色気はなんなのよ。
トリノオリンピックで一目惚れしたときは、繊細な少年、って雰囲気だったのに。こんな色っぽくなっちゃうとは想像もしてなかった。
ジャンプはイマイチだけど、彼がスピンをすると鳥肌立っちゃうな。
スピンしながら片手をあげるときの、あの手の使い方が、何度見てもたまらん。
手だけでも、なんでこんなにドラマチックな雰囲気を盛り上げられるのかな〜。

日本勢
微妙に緊張しすぎか。今年は織田信成くんがいないのでさみしいのだ。
でも、大ちゃん頑張ってるなあ。

ジェフリー・バトル
昨年のSP生観戦でも、一番感激したのが、バトルくんだった。
今年も同じ。
何か、氷の上に立ったときの、氷への敬意というかフィギュアスケートへの愛というか、そういうものが試合とかいう次元を超えたところでバトルくんから滲み出ているというか。
ブラボー。
個人的には、可能性は低そうだけど、バトルくんに金メダルを取らせてあげたい。でも無理かな。
(...と結果を知らずに、ビデオを見ていたのであった。)

★フリー・スケーティング

うひゃー、バトルくんが勝っちゃった!
大ファンでもないんだけど、すごくうれしい!演技も一番感動した!

ケヴィン・ファン・デル・ペレン
3−3−3のコンビネーション・ジャンプを決めたのは彼だけだったと思うが、今日まで名前を知らなかったけど感動した。こういう攻めのスケーティングする人、好きだな。
世界選手権という大舞台でこれは、すごい。

ジョニー・ウィアー
この数年不調と云われていたけど、今年は「スケート界の王子様」らしい笑顔が見られる演技でよかった。
でも、ほとんどミスなしで滑ったようだけど、ひとつひとつはちょっと荒っぽい感じ。
とくにスピンは軸がどんどん動いていくので、こういうのを見ると、つくづくランビくんのスピンが定位置をキープしていかに美しくて素晴らしいかがわかるというか。
だけどだけど、銅メダル、おめでとう!

ランビくん
ランビくん、そろそろ完璧な「フラメンコ」を見せてくれいっ。
あんなにステップとスピンと手の使い方で、感情を突き動かされる演技をしてるのに、ジャンプが不安定すぎ。ああ、もったいない。もったいない。もったいない。。。
ぜひ来年は完全復活して、復帰予定のプルシェンコと対決してほしいです。

大ちゃん
残念だねぇ。明らかに先月の四大陸選手権時の演技の方が調子がよさそうだったし、スケーティングがのりのりだったと思う。
でも、高レベルな位置にいる選手ならではの、期待の受け方をしてきてよく頑張ったなあ。
トリノでFSが崩れちゃったときとは雲泥の差だ。
素晴らしい。また頑張ってください。

バトルくん♪
FSも一番感動した!やばいね。
成熟した男子の魅力っていうかね。
何かを乗り越えて、緊張はしていても、滑る動作のひとつひとつに感謝の気持ちすら感じられるというか、こういうのは勢い先行の10代の選手には無理でしょ。
4回転を飛ばずに1位になれるほど、ひとつひとつがキレイで、それでいてスピードが落ちないって素晴らしい。テレビに向かって拍手し続けてしまった。
SP・FS両方揃って感動することは稀なので、いい体験させていただきました。

いい試合でした〜。