今日はリハーサル

バリ舞踊・インド舞踊の競演今日は、先週に続き、5/30のバリ舞踊とバラタナティヤムのコラボレーション公演に関するリハーサルに行きました。

「それ、聞いてないよ〜」な事項は今日もたくさんあって、パニクる場面も多々あったものの、たぶん5/30の本番には何とかなっちゃうんだよなあ、インドのイベントって。

...とアセりながらも、ちょっぴり楽観的でもあり。
インドムービーダンスでのイベントの経験が活きている、たぶん(笑)


私はインドネシアもバリも行ったことがなく、今までバリ舞踊は少しだけ観たことがある、という程度。
先週のリハに比べて、今日は少し場に慣れたので、バリ舞踊のみなさんの練習風景をまじまじと見学したりもしました。

そうしたら、同じ「ヒンドゥー教に捧げる」という踊りのスタンスやルーツを持ちながらも、こうもインド舞踊と違うのか!と興味しんしんになりました。

練習のときから、バリ古典舞踊の方がバラタナティヤムより断然色っぽいですなあ!
とっても腰をクネクネさせる動きが多い。

【ムトゥ踊るマハラジャ】で、初めてインド映画を観たときに、「インド映画は腰を振る」という強烈な印象を受けたものでした。
が、インドムービーダンスを踊る上では確かに腰を振るのだけど(特に南インド映画の腰の振りの鋭さは物凄いですよねぇ)、南インドの古典舞踊・バラタナティヤムでは今まで一年ちょい習ってきた限りでは、腰を振るという動きはまだ一度もないです。

だから、インドのフィルミーダンスの腰振りというのは、バラタナティヤムの動作がルーツではなさそうだなあ、現代物の踊りを下敷きにしてるのかな?とか漠然と思ったりしてたのだけど、別の地域のヒンドゥーの古典舞踊でこれだけ腰を振るというのを目の当たりにすると、結構衝撃的でした。

しかも、腰をかなり低く落とすんですね。
バラタナティヤムのアース・コンシャスに腰を低く落とす「アラマンディ」とある程度考え方は同じなのかな。
腰をしっかり落としているからこそ、腰の動く角度が広がっていて、ますます色っぽい〜。

でも、腰をあれだけ落としているから、優雅に見えても踊っている人は相当ハードだろうな。
すごーい。すてきー。


あと、バリ舞踊って、バラタナティヤムと正反対というか、足音をたてないんですね。
なんだかとても不思議な気がします...。

5/30の本番には、直線的なバラタナティヤムと曲線的なバリ舞踊のコラボで、どんな雰囲気に仕上がるんだろう。
本日の長時間のリハにはバテましたが、1ヶ月後がウキウキして、楽しみです。

(みなさん、よかったらぜひ、いらしてくださいねっ。)