情緒のある映画

シンガポールから帰ってきて3日ほど経ちました。
先週は涼しい日もあった東京は、今週シンガポールから帰ってきたらシンガポールより暑かった。
残暑でなかなか熟睡できません。会社もなぜか突然今週来週忙しくなっちゃったし。
へろへろ。。。

昨夜、シンガポールで買ってきたDVDをディスクチェックがてらと見始めたら止まらなくなり、【Kavari Maan】という映画をいっきに観ました。
1979年頃のシヴァージ・ガネーシャンの映画です。
いい映画だったーーー!
悲劇ものだったけど、主人公の志の高さというか人間の誇りというか、現代の忘れかけた人への思いやりだとか、今時のインド映画でもなかなか感じられなくなりつつある情緒がありました。


今のインド映画ってコメディ系でさえ銃撃シーン満載、バイオレンス満載の傾向がある気がします。現代のインドの人たちって、銃を見るとそんなにスカっとするんだろうか。
私はそういうのは好きじゃないんだけどな。。。

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帰国して3日たったところで、今回の旅行で見てきた映画3本【Kuselan】(ラジニ、ナヤンターラー、パシュパティ、ミーナ)、【Sathyam】(ヴィシャール、ナヤンターラー)、【Singh Is Kinng】(アクシャイクマール ←珍しくヒンディー映画も観た)をふりかえってみるに、【Kuselan】以外の2本はまさに銃撃銃撃銃撃シーンが多い映画。

それぞれに見所はあってどの映画も楽しめたけど、やっぱりストーリーそのものから情緒にあふれてた【Kuselan】が一番後味がいいというか余韻があって気に入ったな。
(もっとこうしたらいいのに!と思う点はすごくたくさんあったけど。)


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【Kavari Maan】はDVD屋のおじさんが、とっても名作だ!と勧めてくれたものでした。
シヴァージ・ガネーシャンやMGRにとても詳しそうな方でしたが。
おじさんはどんな気持ちで勧めてくれたのかな?
今時のタミル映画ではどういう作品が好きなんだろう?

DVDいっきに観ちゃったので今日も寝不足でした。
週末は、寝られるといいな(笑)。