今年の東京国際映画祭

にほんブログ村 映画ブログ アジア映画へ

閑話休題。

昨日、東京国際映画祭のラインナップが発表されました。

ありゃー、やっぱりラジニの【Kuselan】はリストから外れてますか。

で、シャー・ルク・カーン(SRK)の【Chakde! India】が、【行け行け!インド】という邦題で登場してます。

●10/19(日) 15:30 - 17:58 (開場15:10) 六本木 [TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen5]
●10/22(水) 11:20 - 13:48 (開場11:00) 渋谷 [Bunkamura ル・シネマ2]

これは結構興味のある映画だから、チケット争奪戦をなんとかクリアできたら、観に行きたいもんです。


ところで、SRK自体は好きですが、近年日本にやってくるヒンディー映画は、SRK主演ものがほとんど、みたいですね。
よほど日本の映画祭の選考委員さんたちの間で、SRKが好かれてるんでしょうか!

個人的には、もっと他のボリウッドスターさんのものも、いろいろ紹介してほしいような気もします。
(先日、シンガポールで観てきた、【Singh Is Kinng】のアクシャイ・クマールとか...)


●●●


映画祭で上映されれば、ラジニカーントの来日実現も噂されていた【Kuselan】に話を戻すと。

私自身は【Kuselan】は好きだけれども、日本への紹介の仕方を一歩間違えると、壊滅的な興行失敗作になりそうな気がします。
(ラジニの映画だ!という売り方ではなく、南インド映画の中のひとつとして紹介してもらえば、雰囲気は全く違ってくるけれども。)

【Kuselan】の取り扱いを誤って、その後に続くインド映画やタミル映画やラジニ映画が日本で上映されなくなる事態にでもなったら、たまらないです。


だから、今回リストから外れてしまったのは残念だけれども、ちょっぴりホッとしてもいます。
「ラジニ映画」を日本に紹介するというならば、【Kuselan】よりも先にまず、昨年の【Sivaji the boss】をちゃんと日本に上陸させるべきだと強く感じたので。


【Kuselan】のプロモーションとしては、パシュパティとミーナ、そしてラジニが一緒でアピールするならば、映画そのもののメッセージ性と合致すると思うけれども、ラジニ単体で「ラジニ映画だ!」といわんばかりの宣伝をされると、テーマを履き違えて勘違いされたあげく、映画を観て失望されかねないんじゃ、と...。


【Sivaji the boss】をいまさらだけど、日本上映が実現するように祈ろう!
ファン同志の草の根レベルで、何か実現のために動くことはできないかな。