ラグの誕生日に。

昨日は、ラグヴァランの誕生日でした。(今日はラジニカーントの誕生日。)

生きていれば、昨日で50歳。

昨日は改めて、ラグの追悼記事だとかバイオグラフィーで何か更新されてないか、検索して読んでみたりしました。

そしたら、今年のはじめに出てた記事などを見落としていて、ラグが1曲歌手デビューを果たしていたことを今頃になって、知りました。
今年の2月頃リリースされた【Thodakkam】という映画の中で。
あまり話題にもならずに終わってしまったタミル映画っぽいけれども。


検索して、mp3をみつけてきて聴いてみました。
う。

ビミョーなような、味があるというような、ヘタウマの境地というか。
でも確かに、ラグだ。
(よく言えば?)ニール・ヤングやジョン・メレンキャンプが酒でグデングデンになって歌ったらこんな感じかも???


5年前に彼の自宅音楽室で、彼のデモテープを聴かせていただいたことを思い出した。
(レゲエ調で「Sai Ram」を連呼してたり、不思議な雰囲気の曲がいくつもあったなあ)
いつかアルバムを出したいな、と言っていた彼。
アルバムまでは叶わずとも、ギリギリセーフで1曲はリリースできたんだね。

どんなシーンで使われた曲なんだろう?
DVD、入手しなきゃ。
明らかに、ラグ本人がノリノリで歌ってるのが感じられた。
なんだかそれが、とてもうれしかった。

00010291この写真は、2002年に会ったとき、タミル語教本の1ページを、ラグに音読していただいたときのもの。
録音して、あなたの声でタミル語を勉強します!とか言ってお願いして。

笑って引き受けてくれたものの、教本を読んでいる途中で、「この単語は、会話じゃ使わないよ。本当はうんぬん...」と話が脱線し、結局一節を読み終わることはなかったりして。
目的は達成してないんだけど、とても楽しかったな。

今も、その本に彼が書き込みした跡が残っている。
今でもまだまだタミル語ができない私。
ときにはこんなことも思い出して、タミル語や英語に対して気合を入れなおそう。


夜、赤ワイン(ラグが好きでした、)を1杯ひっかけながら、【Dosth】(2001)、【Allauddin】(2003)、【Puriyadha Pudhir】(1990)の、ラグの登場シーンを流し見しました。


日記では一日遅れだけど、ハッピーバースデー、ラグ!


ラグのページの略歴を、大幅に加筆しました。