(8月23日)

サッシーさんが高い志を胸に満を持して開店した、南インド・ケーララ州の料理を中心とするレストラン、ケララバワンが早5周年を迎えました！
毎年、開店記念日には、お祝いのミールス（お祝い時に施すミールスを特に、「サッディヤ」といいます）をお店から無料で振る舞っています。
そんなに大判ぶるまいでいいの？と毎年ちょびっとだけ心配なのですが（笑）、年々内容はパワーアップするばかりです。

今年は、いつにも増して、料理も素晴らしいけれども、店員のみなさんがかわるがわる笑顔いっぱいでサーブに来てくれて、サーブしてくれた料理もお忙しいにもかかわらず一生懸命説明してくれたりして、ほんとうに気持ちのいい祝宴でした。

なので（？）、（毎年行ってるのに、ここにレポートするのはサボってましたが）今年はわたしも気合い入れて、サッディヤの記録を残したいと思いますっ。（鼻息あらい）

サッシーさんが、「じゃ、ちゃちゃっといきましょう」というと、スタッフさんがよってたかって料理をもってきてくれ、立派なミールスになりました。
もちろん、サッシーさんも自らサーブに来てくれます。

じゃじゃーん。

ただし、この写真に写ってないけど、この他にラッサム、マンゴーラッシーもついてます。

ケララバワンのマンムーティことフランシスさん、サッシーさんによるマサラカレーをがやがやサーブする風景。↓

アヴィヤル。

ベジタブル・ビリヤーニ。
お祝い時の伝統的なミールスは一般的に菜食なので、ビリヤニもベジー。

サンバル。
具はなすとドラムスティック。日本では入手が難しいドラムスティックを、この日のために大人数分を確保したんですね。
（でも、そのぶっといドラムスティック、わたしのところには入ってなくって、まわりの方のを見たら入ってることにだいぶ後になって気がついたのだけど。。。味見できず残念！）

マサラ・カレー。
じゃがいもとチャナのマサラ。

オーラン。
白いんげんとヤムのココナツミルク煮。
その上に見えるピンク色のが、ビーツのパチャディ。

カッパ。
タピオカのマッシュ。

パリップ。
いわゆるダルカレーですが、珍しい汁気のないドライタイプ。
一般的なダルの味付けではなくて、日本のうぐいす豆とかを砂糖控えめにあっさりと煮込んだものに近かったかな。すごく印象的だった！

数種の野菜のポリヤル。
その上に、右から、レモンのアチャール。インジプリ（しょうがとタマリンド）のアチャール。ウッペリ（バナナチップス）。ウップ（塩）。
ケララバワンのアチャールというかウールガイというかつけものは、いつもお店の手作りでおいしくて、毎回楽しみなんだけど、今回のインジプリはやばすぎにおいしい！

後からラッサムをサッシーさんが持って来てくれました。
やっぱね、ラッサム飲まないと、南インド料理食べた！って気がしないね。

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お食事後、奥様・りんこさんにも、どさくさにまぎれてサインもらっちゃったー♪
（【インド夫婦茶碗 】に！うれしー！
あ、この本に南インド料理の食べ方やカレーのレシピもいくつか載ってますよ。サッシーさん＆りんこさんファンに限らず、南インド料理やミールスファンの人全てにおすすめしたい！）

　お店の前。

このたびはおめでとうございました！

ひつじやの雇われ店長さんだった頃に「いつかこういうお店やりたいんだ」、とお店の理想を語っていたサッシーさんが、紆余曲折を経てついに自分のお店を開店し、有名店に育て上げて何年もたった今も、その理想からほとんどぶれることなく、お料理のレベルが高くて、笑顔がいっぱいで明るいお店を続けていらっしゃること、頭が下がる想いです。

本当に、おいしゅうございました。
ケララバワンの心意気に、こちらもパワーをいただきましたよ。

先日いただいたうなぎカレーも驚きと感動でしたが、これからもいろいろな新しい発見や感動がありそうで、楽しみです。

今後ともよろしくお願いいたしますー！

KERALA BHAVAN　[ インド料理 ] - Yahoo!グルメ