シンガポールひとり旅

シンガポールにほぼ定刻に朝到着。
飛行機を降りたところで左海さんに会って、イミグレーションを通過したところにあるCoffee Expressで一緒にモーニングセット食べておしゃべりした。
1年ぶりに左海さんと会ったけど、一度しか会ったことがない方なのに、なんだか積もる話がたくさんあったみたいに、会話がぽんぽんと弾んだ。
異国だからかな?

左海さんと8時半過ぎにお別れして、地下鉄に乗る。
デポジット式のカードで乗車するのは初めてで、どうやって乗ればいいんだかオロオロしてしまい、結構時間をロスしてしまった。
市内に入る頃には、この調子じゃ仮眠もロクに取ってないことだし、無理しない方がいいな、と判断。
寝てもいいから映画2本見ちゃえ。

ラヴェンダー駅で降りて、リトルインディアに近いプラザとサルタンの2つの映画館の上映作品をチェック。
プラザが【Boys】、隣のサルタンが【Allauddin】だった。
【Kakha Kakha】もどっかでやってるだろうけど、近場ではしごしたかったので、この2作品でいいや。

【Boys】、チェンナイでチケットをゲットできたのに、都合が悪くなって結局行けなかったことだし、めちゃくちゃ期待してnoon showで劇場に入った。
けど、3分の1も客は入ってなかった。
前半のカメラワークとか、本当にすごくて、これだけで観てよかった〜、と思ったが、後半はあんまり好きなタイプの話じゃなかった。
前半も、エッチな場面がたくさんでてきて、私にはとてもおもしろかったけど、インドでこんなタイプの話を受け入れられる土壌はできているのだろうか、と素朴に疑問を持った。
(後日、レビューをいろいろ読んだけど、否定的なものも多かったよな。ラジニ一家も前半を最後まで観ないうちに映画館を後にした、というような報道されてたし)
でも、シャンカル監督、めちゃくちゃ才能ある〜と惚れ惚れ。傑作なのかは分からないけど、何かを伝えたい!という衝動が今回も伝わってくる、野心的な作品だった。

【Allauddin】も2回目なので、多少冷静に観てしまう部分もあるけど、堪能した。サルタン劇場が寒すぎるのと座席がボロすぎるのは、ちょいとマイナス。

リトルインディアでミールスを食べて、ヒンドゥー寺院がガネーシャの誕生日をお祝いしている様子を見ながらぶらぶら。

ブギス駅から地下鉄に乗って空港に戻る。飛行機が離陸する前から爆睡。
お疲れ様〜。