チェンナイを発って1週間

朝10時近くまで寝てたけど、午前中は洗濯してマッサージに行った。
クイーンズ伊勢丹に寄ったら、生パスタとモッツァレラチーズが賞味期限が近付いて半額。
トマトも買って、冷製パスタにして食べた。
今日は暑いし、こういうパスタがウマイですね♪

夕方からバーラさんのダンスレッスンに2週間ぶりに行った。
家で特にダンスの復習はしてなかったけど、曲自体は鬼のように聴いててタイミングを覚えてたせいか、結構振付けも覚えてた。
負傷した右足薬指もなんとか、踊れるくらいには治ったかな。

夜は実家に寄って、母が先々月行ったヨーロッパ旅行の写真を見せてもらったり、置いてあった蓮池透さんの「奪還」って本をイッキに読んだり、猫と遊んだりした。
蓮池薫さん夫妻は、私の大学の先輩にあたる方なので、私も時事にはあまり興味がないなりに、気になっている。
本のラストの年表約25年分を見ると、いかに長い年月、残された家族が失意の日々を送ってたか、っていうのが伝わってきた。
年表に、私が大学に在学中のあたりは、この問題に関する出来事や動きがほとんど書いてない。

私が在学中のとき、申し訳ないけど先輩が拉致されてるなんて、全く知らなかったし、気付きもしなかった。
バイトやら何やらに明け暮れてて、大学に寄り付いてなかったから、余計にそうなのかもしれないけど、その当時、大学でもこの問題に対する姿勢が確立されてなかったんだろうなあ。

でも、手形小切手法の講義のレポートを書きかけのまま、彼が行方不明になってしまった、というくだりを読むと、私も教授は違っても、同じ授業を受けてた訳で、とても身近に感じる。それなのに、その当時は知らない。

知ってたらその解決運動に積極的に関わったか、といえば分からないけど、後輩として、学生時代のうちにほんの少しくらいは何か協力できたかもしれないのにな。とても残念に思う。

インドに行く度に、もっと日本のことも知らなくちゃ、と思うけど、今日は本を読んでその思いを強くした。