[TV/本]周防監督の著書【インド待ち】

昨日の超ブルー状態からは、そこそこ脱却しているものの、身体中がだるいです。
で、眠いし。
先週から続いてる報告書は、書いてるけど、頭が冴えてる時間が短すぎる。うえええ〜ん。

今日は家帰って、周防正行監督の「インド待ち」を最後まで読んだ。
おもしろかった。周防監督は、自分にインドやインド映画の知識がないことを正直に認めた上で、インドの映画関連の場所で遭遇した事項の感想を素直に淡々と表現していて、今まで他のインド映画本系で時々感じた、「知ったかぶり」が鼻につくことが全くなかった。

それから、映画制作者の視点でモノを見てて、誰のファンとかいうような偏りがなくて、この本が出版された当時も、チェンナイで【パダヤッパ】を彼が鑑賞したくだりは、立ち読みしておもしろいと思ってたけど、今日読んでも大変興味深かった。
(ラストのパダヤッパとニーランバリの対決シーンをカメラワークとかフィルム編集の視点で解説した上で、大変おもしろかったと書いていた。
こういうことをインド映画の日本でのプログラムなどで解説してくれた人って今までいない気がするので、大変貴重な話だと思う。)
【パダヤッパ】が日本で公開されたときに、彼のコメント等を見かけなかったのは、何故なんだろう?
せっかく日本公開前に【パダヤッパ】が日本のメディアに登場していたというのにな。

周防監督が本を書くきっかけとなった、テレビのドキュメンタリー特番は、私は観てないん(当時放送されたことさえ気付かなかった)だけど、どうやったら見られるんだろ?
テレビ局に問合せするかな〜。
(あと、周防監督の映画は、【シコふんじゃった】しか観てないので、近いうちに【Shall We Dance?】も観なきゃな〜。)

小林聡美ちゃんが出演してた「超アジア通」も超名作なインド映画系の特番だったけど、DVD化して欲しいよな。
(私はこの録画ビデオをQuickTimeに変換して、パソコンでいまだに時々見てます♪)