かっこいい...。

実はわたくし、今週月曜日の朝、初めて「ぎっくり腰」なるものを体験いたしました。
かろうじて歩けてるけど、今週今日で3回目です、鍼灸マッサージ屋さんにお世話になったの。
鍼打ってもらったのも、初めてですよ! いやいや、初めてづくし♪ 

(...だから?)

まあ、そういうわけで腰が痛いので今週はインド舞踊のレッスンとかは自粛なんです。
ただ安静にしているのも退屈なので、かわりに他の方々の踊る映像を見たりしてます。
(頭使いたくないので、長い映画は観る気がしない。)

昨夜は、バラさんが古典系で踊ったムービーダンスのビデオを久々に観て、泣きそうになったっす。

バラタナティヤムを習って1年が経過した今それを見ると、古典舞踊としての型だとかをかなりきっちりキメて踊っていることが分かるんですよ。
前見たときは、ただひたすら圧倒されて、かっこいい!トリ肌立つ!と思ってたくらいだったけど。
バラ先生は、本当にちゃんとちゃんと、古典舞踊も身につけたうえでの、ムービーダンスを踊ったり教えてくれたひとだったんだなあ。

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そして今日、youtubeを見てたら、「若い男の子がたくさん」集まってバラタナティヤムを踊っている映像を発見ー!
男性舞踊家のインド舞踊ビデオって、そんなに数が多くないけれど、男子だけ(しかもピチピチの若者!)のグループで踊ってるインド舞踊となると、もっと珍しい気が。

アラマンディのかたちとか、みんなとってもキレイで、フォーメーションとかもかっこいいし、男の子らしくはつらつとしてるし、大変おもしろいダンスの映像です。

すごーい、インドではこんなにたくさんの男の子もバラタナティヤムを習ってるのか!どこの学校?
...と思いましたら、サイトを見たら、マレーシア、しかもクアラ・ルンプール(KL)、それもブリックフィールズにある芸術学校さん(The Temple of Fine Arts)でしたのよ!

ふと思い出すのが、昨年見た、ブリックフィールズに住むバラタナティヤムを習いたいと願う小学生の少女とその家族を描いた映画【ダンシング・ベル】。

そうか、あのコはこんなふうな学校が近所にあって、隠れてレッスン風景を眺めたり足鈴の音を聞いてはバラタナティヤムへの憧れを募らせていたんだね。


KLに普通に行っても、インド舞踊がどこで見られるかなんて皆目分からないけれど、ちゃんとこんなまじめに踊る人たちを養成する学校が存在してるんだなと、感動しました。
(しかも、少女だけではなく、若い少年がたくさん習っているという!!! 
日本ではインド古典舞踊を習っている女子はたくさんいるけど、男子はかなり珍しいですよねえ。)

ところで、【ダンシング・ベル】は、昨年の東京国際映画祭でも上映され、インド映画系のサイトなどでは全く報じられてませんでしたが、実は特別賞(アジア映画賞 スペシャル・メンション)を受賞してます。
最優秀アジア映画賞の選からはもれてしまったのですが、何も賞を出さないには惜しいということで急遽設けられた賞だったと聞きましたが...。


KL行って、ブリックフィールズ歩きたいなあ、であわよくば、この学校も見学したいです!