市場内で釜山名物「テジクッパ」

★ 2006フェリーで釜山旅行インデックス >> 2日目その2 ★

健康ランドからホテル・ノンシンの部屋に戻ってきてひと休み。

やだねー、昔だったら時間が惜しくて、ひと休みなんてほとんどしなかったのに、今はいちいちひと休みが必要だ(爆)

そして10時近くにおもむろにホテルを出て、ホテル裏の市場へ探検に。
日本だと、市場って朝が活気があるけど、こっちは夜遅くまでやってるからか、朝は地味な感じがする〜。

店韓国料理(特に屋台料理)は全く知識がないし、ちょっと日本人的な清潔に対する意識からすると近寄れないお店も多いわけで、チャレンジするにはかなりの勇気がいるんだけど、散歩始めて15分くらいで、店構えがチェーン店的で結構清潔感を感じるお店が出現。
全部ハングルなんで、なんの店だか皆目見当がつかなかったけど、店主のおじちゃんが扉をあけて手招きしてきたので、チャレンジしてみることにした。

店内メニュービートル号の船内で買ったガイドブックBBBを開いて、身振り手振りでここのお店の料理は何?とやりとり。
おじちゃんもニコニコして付き合ってくれて、やがて「ウチはコレの専門店だ!」(とたぶんハングルで言った)とガイドブックのメニュー写真を指差した。

テジクッパ

遠い昔、映画【シュリ】を観た直後、突如NHKハングル講座をしばらく聞いていたおかげでうろ覚えのハングル文字の記憶がうっすら甦る。
あ、壁のメニューの一番上は、確かにテジクッパと書いてある。
BBBには、釜山名物と書いてある。
おお!これは渡りに船っすよ!

お通し


お通しともいうべき、韓国料理を頼むと必ずついてくる、各種おかずが続々と出てきた。
いろんなキムチー♪ 
白菜キムチ、大根のカクテキ、白魚(?)の塩辛... 
にらのキムチ、(日本じゃにらは苦手だけど)すげーうまい。お替り♪
生のにんにくと青とうがらしが、そのまんまで出てきた。
これ、辛そうだけど、そのまんまかじるのか?
もしかして韓国のを生で食べるとほっこり甘みがあったりするとか何か違うのかも...と青とうがらしをとりあえずかじってみた。

いくら、辛いものスキスキ♪な私とはいえ、

辛いーっ。

でも、意地で1本食べきった。

大鍋店の奥さんが、大きな大きな鉄鍋をかき回している。
白い液面がぐつぐつしている。かき回すと何か具らしきものが顔をみせる。
どうやら、このお鍋のブツが、釜山の名物料理らしいです。


はい、これがテジクッパ(プ)です。
「テジ」は豚のこと。クッパはスープごはん。
豚骨スープごはん、とでもいうんでしょうか。
でも、日本のラーメンでおなじみの豚骨スープより、全然アブラぎっていないのです。
どろどろしていません。あっさりです。美しい白です。
味も、豚の甘みをほんのり感じますが、全くギトギトしてません!
これなら、油っぽさが苦手な方でもイケルと思う!

ところで、このクッパは出てきたままでは、そんなに味がついてません。
お通しの中の味噌やキムチを適当に足して足して、自分で好みの味にしたてていきます。
クッパに入ってる豚の薄切り肉は、そのまま食べてもいいし、お通しの味噌やごま油(?)につけて食べてもイケます。
そういうことを、身振り手振りでおじちゃんが時々教えに来てくれました。
最初は白かったスープも、最後はまっかっかになっちゃいました。
で、スープ、全部平らげました♪
うまうまうま。
幸せ〜。

おじちゃんが、これのお替りいるか?とキムチ等のお通しについてはじゃんじゃんお替りを持ってきてくれます。
W4,500でこんなにこんなに食べていいのか!?ってぐらい食べ続けました。
(↑これ、昨夜の食事代の1/10以下なんですが。)

お腹いっぱいになりすぎて、ホテルに戻ったら、またひと休みをせざるをえなくなりました...。
ごちそうさま。

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