★ 2006フェリーで釜山旅行インデックス >> 1日目その6 ★
日中暑かったし、いろいろ移動したりでどっと疲れたので、混沌とした市場にでかける元気もなく、近場でのんびりしたいので、ホテル・ノンシン敷地内の宮廷料理を出すお店内堂 (ネダン)に行くことにしました。
この写真は、お店入口の門。小さいながら奥に池もあります。
今回短期間ながら予め調べたなかでとても役に立ったサイトは、プサンナビ。
このサイトにこのお店の解説が書いてあったので助かりました。
ちょうど【宮廷女官 チャングムの誓い】も見ていることだし、宮廷料理も一度くらいは食べてみたかったんですよね♪
メニューと窓際の景色。
景色、風情があるじゃないですか。(門の先は駐車場だけど)
プサンナビでも取材されていた17種類の料理が出るという、W40,000の多福韓定食コースを注文。
飲み物は、韓国焼酎のC1。韓国の焼酎って、現地ならホテルのレストランでもボトル(小瓶だけど)でこんな値段(W5,000程度)なのね、びっくり!
最初に出てきたのは、季節のお粥として、カボチャ粥。
ほんのり甘いお粥です。旅疲れを癒すような味だわ〜。
写真に写ってないですが、大根の甘酢漬け(?)のようなものが一緒に出てきました。
ポッサムキムチ。
男性の店員さん曰く、「宮廷スタイルのキムチです」とのこと。
「どの辺が宮廷スタイルの特徴なのですか?」と(日本語で)訊ねたら、通じなかったらしくそこまでは解説してもらえませんでした、残念。
でも、表面が白菜キムチで、その中にいろんな具がぎっしり。
辛いけど激ウマです。
こんな豪華なキムチは生まれて初めてです。
九節板(クジョルパン)。
クジョルパン(九折板)とは、料理を盛る9つに分かれた漆器の名前だそうです。小麦粉と卵で作った皮をまんなかに、8つのおかずがまわりを囲んでいます。
これは店員さんがサーブしてくれます。王様気分です。
ウマイです。いろいろな具の味が楽しめます。
店員さんにまかせていたら、皮が先になくなり、具がまだ結構残っていました。
残りは各自勝手に具だけ食べるのかな〜、なんて思っていたら、美しく具が残っているまま間髪いれずに器を下げられてしまいました。
う、まだ食べたかったのに...。でも宮廷料理。まだまだたくさん種類が出てくる予定なのでここでがめついても始まらないのであります。
名前分らないけど、たけのこの炒め物。
辛くないです。春ですね、たけのこはほっこりしておいしいですね。
宮廷料理だからか、味に豪快さはありませんが、この味は万人に気に入られるんじゃないかしら。
白身刺身の盛り合わせ。右側写真のような、立派な葉っぱ(大葉?)にお刺身をくるんで食べるのが、韓国スタイルだそうです。
香りのよい葉っぱのバリバリ感の先に、ぷりぷりした歯応えの刺身の味わい。
う〜ん、初めて知る世界だ。いいねいいね、焼酎がすすみます。
エイの刺身と豚肉三合。
釜山は港町だから、魚美味いです。エイって有名みたいです。
神仙炉(シンソンロ)。
人参・ニラ・ピーマン・卵・ぎんなん・なつめ・松の実など数種類の材料をスープの中で温めて食べる料理だそうです。器の中に美しく敷き詰められています。
真ん中に、炭が入っていて、それでスープを温めるのです。
きっと、冬場に食べるとありがたみをひしひしと感じそうな、優しい味のスープです。
箸休めに、カボチャ薬膳。
最初に出たカボチャ粥より、強い味です。甘いですが、くどくなく日本人好みな味。
カボチャの上に載ったゼリー状のものも美味。付け合せのおこげ(?)もシブい。
甘いけど、薬膳...なんですよね!?
2色チヂミの盛り合わせ。
韓国版お好み焼きであるチヂミは、釜山では「チヂミ」「パヂョン」と2種類の名前でメニューが表示されています。どう違うのか分りませんが、「パヂョン」は釜山名物で、そのようなことを店員さんも話していました。
コースの中で出てくるため、ボリュームはありませんが、ふわっとしていて美味いのなんの。
日本でこういうタイプのチヂミを食べられるお店はあるのかな...?
(しいていえば、新宿・京王プラザホテル内の五穀亭のパヂョンが近いかな?)
焼きウナギ。
日本のスタイルに見た目は似ているけれど、たれが日本のより甘くない。
このうなぎばかりは、日本で食べたほうがおいしいな。
カルビチム。
カルビだけれど、「ギトギト濃厚」タイプではありません。
お肉そのものの甘みが感じられるお鍋です。
これなら、年をとっても胃もたれせずに食べられそう。
お通し4種。
白菜キムチ、小魚のキムチ、青菜のおひたし、海鮮系のキムチときゅうり。
カルビ肉を食べた後はまたちょっと箸休めな感じなものが登場。
ごはんをよそる店員さん。
ごはんの残った釜にお湯を注ぎ、後でさらに「おこげです」とサーブされた。
他の店でもこのおこげスープが出てきたので、韓国ではこの食べ方がポピュラーなのかな。
テンジャンチゲ。
韓国風味噌汁ともいえるチゲです。
もうお腹いっぱいで、味が分らなくなりつつありますが...(爆)。
たぶん、太刀魚の煮付け。
お魚系で料理は〆です。
生臭くなく、お腹はパンパンだけど、とてもおいしくいただきました。
最後に、季節の果物とお茶。
お茶の中に、花の形にくりぬかれて浮かんでいるものは、なんと梨!
ほんのり甘いお茶の中に、さわやかな梨の味のアクセントなんである。風流ですね〜。
お腹いっぱいになりすぎました。
ワンランク下の品数がちょっぴり少ないW30,000のコースでもよかったかも!
お腹が苦しくて、夜の長い韓国にいるというのに、その後お散歩に行く気力もなく、ホテルに戻ってバタンキューでした。
でも、食べすぎだけど、胃もたれするような料理じゃなかったです。
韓国の王様はこういうの食べてたのね、チャングムはこういう料理を作ってたのね。
満喫しました。
ごちそうさま。
内堂 (ネダン) |
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住所 : 釜山市東莱区温泉場137-7 農心ホテル別館 電話番号 : 051−550−2335 営業時間 : 12:00〜15:00(昼食) 18:00〜22:00(夕食) 休業日 : 年中無休 クレジットカード : 可 日本語 : 可(片言) 日本語 Menu : あり |
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