チャンドラムキ@チェンナイ

チャンドラムキ@チェンナイ posted by (C) munmun

今日も動画共有サイト経由で、インド旅行での動画アップロードに挑戦です。
今日の動画は、2006年12月30日(土)に、タミルナードゥ州チェンナイのShanthi Theatre(シャーンティ劇場)で観た、ラジニカーントの2005年の映画【チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター】の劇場前看板というか垂れ幕というかポスターです。

大きなラジニの全体像がどどーんとあって、目立ちますが、さすがに公開600日(2005年4月14日公開)を経過しているからか、さすがに公開当初から同じ垂れ幕では少々、色が褪せてきているみたいです。

 ↓ 今日はここのフォト蔵さんからアップしてみました。みなさん、上の動画はちゃんと再生できてます?


★明日、この映画が1月27日(土)から、岡山シネマクレールでロードショー開始です。
中国地方(や周辺)のみなさん、ぜひスクリーンのラジニに会いにお出かけくださいませ。

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さて、12月29日に、ママラプラムから移動してチェンナイに入った私たちは、翌日、ロングラン中の【チャンドラムキ】を観に行きました。
(現在も、Noon Showで1日1回上映中。)

お客さんは100人前後。
そんなに歓声もあがっていなくて、のんびり鑑賞したという感じです。
(でも、足元は蚊との闘いで、うかうかしていられなかった!)

上映フィルムは、公開当初から同じプリントでずっと上映しているのか、結構ノイズが走っていましたし、途中飛んじゃってるシーンもありました。(フィルムが切れたことがあるんじゃないでしょうか)
エンドロールも途中でカットされていました。


...でも、エンドロールになる前に、日本人の私たち以外の観客はみんな席を立ってしまった(!)ので、エンドロールはなくても、いいのか? ? ?
相変わらず、このときばかりはインド人はせっかちだな、とカルチャーギャップを感じるのであります(笑)

600日以上上映しているということは、それだけ同じフィルムを繰り返し再生しているということで、なんかすごいなあ、と感心してました。


ちなみに、トリシヤーのTATAindicomのCMは、カットされず、日本と同様(?)フル上映でした。


久々に、字幕なしで【チャンドラムキ】を観たんですけど、ちょうど前日に「カッチェリ」(コンサートのこと。)を観に行ったので、劇中、ジョーディカとラジニの会話場面で「カッチェリ」という単語が聞き取れたのはちょっとうれしかったです。

日本語字幕で
ジョーディカ「何のコンサート?」
ラジニ「古典のコンサートさ」
というような訳がついていたところです。

実際のタミル語の台詞は、こんなふうに聞こえました。
「ィエンダ カッチェリ?」
「カルナーティック、バラタナーティヤム、クチプディ...」

ちょうどチェンナイは、「ミュージック・シーズン」という古典音楽・舞踊コンサートのお祭りで、毎日いろんな場所でカッチェリが行われていたわけです。
まさに、カルナーティック音楽(南インドの古典音楽)、バラタナーティヤム(タミル発祥の古典舞踊)、クチプディ(アーンドラプラデーシュ発祥の古典舞踊)が上演されていたんです。

そんなこんなでちょっとした台詞になんだか、日本ではたぶん感じられない臨場感が感じられて、うれしかったりしました。