Jothika(ジョーディカ)

Celebrity / インド映画界の人々の話

jothika

Jothika (ジョーディカー、ジョティカ) :女優。 ※Jyothika、Jodigaといった表記もあり。
主な作品:【Kushi】(2000), 【Kaaka Kaaka】(2003), 【Thirumalai】(2003), 【Chandramukhi(チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター)】(2005)
★Nagma(ナグマ、ナグマー)の妹。スーリヤの奥様。【Kushi】でKushi girl(ラッキーガール)と報じられるほど大ブレイクし、その後シムランとタミル、テルグ映画界でヒロインNo.1を競う人気女優に。
親しみやすい笑顔や多彩な表情が売りでしたが、【チャンドラムキ】等で演技派な評判も上々。

本名) Jyothika Sadanah 〔公式サイト:Jothika Online
愛称など) Jo(ジョー), Sona
誕生日) 1978 Octber 18th 
出身地) ムンバイ
デビュー年) 1998年 デビュー作) Doli Sajake Rakhana
家族) 父:Chander Sadanha (プロデューサー)、母:Seema Sadanha、姉:Nandita (Nagma:
異父姉妹)、妹:Radhika (Roshni)、弟
お気に入り) 服装:Tシャツ&ジーンズ、食べ物:バターチキン、飲み物:コーラ、ペット:犬、
タミル映画:Kadhalan、ヒンディー映画:DDLJ、
俳優:アーミル・カーン、女優:シュリーデーヴィ、
音楽:A.R.ラフマーン、歌手:ハリハラン、
旅行先:ロンドン、漫画:トム&ジェリー
オフィス) 5, First Cross St. Seethammal extn. Teynampet, Chennai

略歴

【バーシャ】のヒロイン・ナグマーの妹で、1998年、プリヤダルシャン監督のヒンディー映画、【Doli Sajake Rakhana】でデビュー。しかし、ヒットに至らなかったため、タミル映画界で大成功したナグマーの勧めもあり、タミル映画界にシフト。
【Vaali】で、タミル映画界にデビュー(撮影は【Poovellam Kettupaar】の方が早い?)。 
2000年、ヴィジャイと共演した【Kushi】が、タミル映画年間No.1の大ヒットとなり、「タミル映画のNo.1女優といえば、ジョーディカ」、というほどの成功を収める。
その後カマルハーサンとの初共演だった【Thenali】も特大ヒット。
ヒーロー不在・女子のみが主人公のプリヤダルシャン監督の意欲作【Snegithiye…】では、チェンナイ中に、女優では珍しく大看板がお目見えすることに。
2002年頃は、ヒット作に恵まれず、ちょっぴり太り気味だったため、落ち目?などとメディアには書き立てられ、スーリヤと結婚して引退では!?とばかり言われていた時期もあったが、心機一転。
ダイエットをして臨んだ2003年、【Dhool】で再びブレイク。その後も次々と話題作に出演。
2005年には、ついに念願のラジニカーントとの共演を【Chandramukhi】で果たした。
(姉・ナグマーはラジニカーントとの共演はしたが、カマルハーサンとの共演は果たせなかった。)

2006年9月11日、ようやくスーリヤと結婚、スイスに新婚旅行に出かけた。
結婚したら、家庭を第一にしたい、と引退を示唆するコメントを記者会見で語った。
実際、2007年のリリースをもって、長編映画からは遠ざかり、ごくごく短い短編映画やテレビCMに登場する程度に。

2015年、マラヤーラム映画【How Old Are You?】のタミルリメイク【36 Vayadhinile】で長編映画カムバック。

むんむん’s コメント

私の、初めて観たジョーディカ映画は、2001年1月。【Snegithiye…】でした。2度目のチェンナイ旅行時に。
まさに、タミルでジョーディカのファーストブレイク中の頃。
大ヒット中の、女の子だけのすごく珍しい映画がある、ということで連れて行ってもらいました。
何でも、ほんとはヒーロー不在ということで、意欲作とはいえ買い手がつかず、上映もままならずお蔵入りになるかもしれない状態だったところ、ジョーディカが【Kushi】に続き【Thenali】が大ヒットしたことで、なんとか上映できたとか。
映画館の前には、オーバーオール姿のぽっちゃりした女の子の大看板。
ラジニカーント以外のインド映画をまだ観慣れてなかった当時の私は、ヒーロー不在だとかそういうのはあまりすごいことだとも思わず観たわけですが、今思い返せば、ものすごいことでした。

jothika

生ジョーディカは、コンサートで3回拝見しました。
2002年7月、マレーシアで滞在中のホテルで、サインをもらいましたが、すっぴんで、めっちゃくちゃかわいいの!
(写真左:インド女優にしては、少し地味な顔のつくりなんだけど。)
びっくりした~。

2001年頃にインドに行ったときにいろんな人にジョーディカ好き?とか訊ねたら、「数年後には消えるよ」とか、結構辛辣な意見も聞いたものだったけれど、人気のアップダウンを繰り返しながらも、着々とタミルの大物女優になりつつあります。

ダンスマスターにも数人にジョーディカのダンスについてうかがったことがあります。
彼女は、インド古典舞踊のトレーニングを受けていないものの、ポップスだとかのダンスにおいてとても勘がよく、ダンスマスターが満足できる仕上がりになるんだそうです。
また、性格がいい、という評判も聞きます。
(逆に姉のナグマーは、不倫疑惑だとかいろいろ報じられて、評判がイマイチだったり…)

姉・ナグマーはゴージャスな雰囲気で、ダンスも派手だったり強烈な振り付けもこなせるけど(どっちかというと、私はナグマーのダンスの方が好きかな)、妹・ジョーディカはずいぶん方向性が違って、親しみやすい笑顔だとか、かわいらしいダンスが得意な感じでした。

でも、2005年の【Chandramukhi】(チャンドラムキ) では、それまでほとんど踊ったことのない古典舞踊に挑戦してました。
振付けたダンスマスターのカラーに、バラタナティヤムの特訓を3日受けたらしいですけど…。
(ジョーディカの2007年のインタビューでは、1日だけ古典舞踊について習ったようなことを語っている)

ほんとに3日の特訓だけで、撮影に臨んだとしたら、それにしてはすごく上手だったと思うし、新境地に果敢に取り組んでいるのが伝わってきましたね。
最近、また太ったとかで、ヨーガをしたりしてダイエットに取り組んでるとかいう記事を目にしましたが。
なんか、今後も、(太った、やせた、なゴシップを含め)何かと女優として騒がれていきそう。
(2006.6.30)

2児を出産育児後、2015年にカムバック。36歳でヒロインというのは、タミル映画としては大変画期的だった(【Enthiran】のアイシュが公開当時36歳超えだったのはボリウッド女優ということでとりあえずおいといて…)ので、今後どうなるんでしょう? ほぼ同期のシムランも同じく育児後カムバックしてがんばってるようなので、動向が楽しみです!
(2016.1.9)

フィルモグラフィ

■1998年

1. 【Doli Sajake Rakhna】 (Hindi)  

■1999年

2. 【Vaalee】 (Tamil, Hindi) May 
3. 【Poovelam Kettupaar】 (Tamil) Aug. ~スーリヤと共演。このころから、ジョーディカ本人も「彼は親友」と認めるほど、仲良しになったそう。

■2000年

4. 【Kushi(幸せ)】 (Tamil) May 19th 
5. 【Mughavari(住所)】 (Tamil)  February/March
6. 【Rhythm】 (Tamil, Telugu)  Sep.
7. 【Thenali】 (Tamil, Telugu)  Oct. 27th ~【Kushi】の大ヒット後、カマルハーサンとの共演によるこの映画の大ヒットで、人気が確立された。
8. 【Uyirile Kalanthathu】 (Tamil)  Nov.
9. 【Snegithiye(友よ…)】 (Tamil)  Dec. ~お蔵入りになりかけたところ、ジョーディカの人気が大ブレイクしたことで公開に漕ぎつけた作品。ヒーローのいない、女性だけが主人公の風変わりな映画で、ジョーディカの代表作のひとつに間違いなし。私が初めて観たジョーディカの映画。

■2001年

10. 【Dumm Dumm Dumm】 (Tamil, Telugu) ~タンジャーヴールの有名なお寺をバックに踊るマーダヴァンとジョーディカ、スケールが大きくてよかったです!
11. 【Little John】 (English, Tamil, Hindi)
12. 【Star】 (Tamil) Jul. 27th ~「Nentukitten」のダンス、大好き♪
13. 【Poovellam Un Vaasam(花はみな君の香り)】  (Tamil) Aug. ~「Pudhu Malar」のダンス、大好き♪
14. 【12B】 (Tamil) Sep.27th

■2002年

15. 【One Two Three】 (Tamil, Telugu) Jun. 1st 
16. 【Raja】 (Tamil)  Jul. 5th

■2003年

17. 【Dhool】 (Tamil)  Jan 11th ~2001年から2002年は、スーパーヒットに恵まれなかったものの、ヴィクラムとの共演によるこの作品で復活。
18. 【Priyamana Thozhi】 (Tamil)  Jul. 11th
19. 【Kakkha Kakkha】 (Tamil) Aug. 1st ~結婚相手と噂されるスーリヤとの久々の共演。今夏のNo.1ヒット。
20. 【Three Roses】 (Tamil) Sep. 
21. 【Thirumalai】 (Tamil)  Oct. 24th ~【Kushi】以来久々のヴィジャイとの共演。

■2004年

22. 【Arul】 (Tamil)  May 1st ~【Dhool】で大成功のコンビ、ヴィクラムとの再共演。
23. 【Peralagan】 (Tamil)  May 6th~スーリヤとの共演。ジョーディカ初めての一人二役。
24. 【Manmadhan】 (Tamil) Oct 24th  ~シランバラサンと初共演。

■2005年

25. 【Mayaavi】 (Tamil)  Mar 10th ~スーリヤとの共演。
26. 【Chandramukhi】(チャンドラムキ)(Tamil) April 14th ~ラジニカーントとの初共演。古典舞踊の踊り子役に挑戦。

■2006年

June.R (Tamil) 
Vettaiyadu Vilayadu (Tamil)  Aug.25th
Sillunu Oru Kaadhal (Tamil)  Sep.6th

■2007年

Pachaikili Muthucharam (Tamil)  Feb.16th
Mozhi (Tamil)  Feb.23rd
Manikanda (Tamil)  Mar.23rd

■2009年

Seetha Kalyanam (Malayalam) Nov.14th
(2007年以前に撮影されたものと思われる)

■2015年

36 Vayadhinile (Tamil)  Feb.23rd

他に
Herova? Zerova? 2008 (Tamil) スーリヤ企画のショートフィルム

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