【ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式】 (米,2007)

Movies / 映画の話

昨日、六本木シネマートで、イギリスが舞台のアメリカ映画【ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式】を観てきました。

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イギリスが舞台のコメディ映画っていうだけで結構そそられるんですが、何がとにかく見たいキッカケだったかといえば、出演者のひとりが、「ジェーン・アッシャー」だったこと!

ええ、ポール・マッカートニーのビートルズ時代、5年間カノジョだったあのジェーン!
「ミッシェル」など、60年代半ばのポールのラブソングのモデルとなった、あのジェーン!

↑ 60年代のジェーン。超かわええ~。
女子でもこういうコには、萌えちゃうよ♪

ジェーンの映画って、観たことがそういやないなあ、ポールが元気ならジェーンもお元気かしら?
なーんて思いはじめたら、もう観たくて観たくてたまらなくなり、六本木は自分的には行くのが面倒くさいのですが、観たい欲望が勝って行っちゃいました。

だから、ジェーン目当てで観に行っただけに近い映画でしたが、思いもかけぬ拾い物をしたというか、今のところ今年観た映画では一番笑いまくれて文句なしに楽しい映画でした。

オープニングのクレジットで、ジェーン・アッシャーの名前が一番最初に登場したんですよ。
それだけの地位を、確立しているお方だったんですね。
そして、今でもなんてお美しい!

60代を既に迎えているジェーンは、まったく60代に見えず、それでいてあたりまえだけど60年代のルックスのようなぶりっこ(?)をしてるわけでもなく、実に堂々と、嫁を静かにいびる未亡人を好演してました。
(ポールはこんなステキな方と恋人だったのね~。うっとり。 ← 完全にバカです、わたし。)

ジェーンも素晴らしかったんですが、主人公(未亡人の息子)をはじめとする、出演者のキャラがみんな立っていて、下ネタ(エロ系ではなく、う●こetc.)とかおばかなコメディが延々と続き、でもそのコメディのほとんどが後々の展開の伏線となっていて、だけどストーリーは簡単で分かりやすく、散々笑った後でほろりとする、とっても秀逸な脚本の映画でした。

サイモン役が特によかったな。
冒頭、神経質な弁護士の青年として登場した彼が、安定剤と間違えて飲んでしまった幻覚剤で、お葬式の真っ最中にラリってしまいドタバタする演技(服を脱いだカラダも、ステキ♪)が、素晴らしすぎ。

【トレイン・スポッティング】に出てた方も、これまた個性的な役で、配役がすごいなあと笑ったり感心したり。

いやいや~、いい映画を観られました。
かなりおススメかも。

インド映画もいいけれど、
こういう、コメディがちゃんとストーリーに絡んでいる完成度の高い脚本の、他の国の映画もいいもんです!
(インド映画のコメディも、傑作もあるけど、大部分がストーリーに絡んでないどうでもいいものが、結構多いもんねぇ。そこがつっこみどころ満載で魅力なんだ、ともいえるけどさ。)

余談。
ジェーンの画像を検索してたら見つけた記事。

えー、オアシスのリアム・ギャラガーが、ビートルズをリスペクトするあまり、ビートルの元カノの髪型を真似しちゃったの?

…ほほえましいな、イギリス。

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