Vadivelu (ヴァディヴェール)

Celebrity / インド映画界の人々の話

vadivelu

வடிவேலு / Vadivelu (ヴァディヴェール) :俳優。 ※Vadivel という表記もあり
主な作品:【ムトゥ 踊るマハラジャ】(1995), 【ポルカーラム】(1997),【チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター】 (2005)
★現在、タミル映画界でもっとも売れっ子なコメディアン俳優のひとり。 日本では、「ムトゥに出てた馬ヅラ男」といえば思い出す人が多いんでは!? 歌やダンスも得意で、ミュージカルシーンも必見。

略歴

タミルナードゥ州・マドゥライの南にある町の生まれ。

1991年、【Raasaavin Manasiley】でデビュー。

最近、【Imsai Arasan 23am Pulikesi 】(2006)で、ついに主演も果たした。

むんむん’s コメント

【ムトゥ】(1985)では、細面な馬ヅラ男だったヴァディヴェールも、10年の時を経て【チャンドラムキ】(2005)では、すっかり貫禄がつきました。

でも、彼のフットワークの軽い演技は、貫禄のついた今も変わらず、それどころか、主役をアシストする演技に磨きがかかり、時におもしろく、時に心に響く余韻のある演技を魅せてくれます。

特に、【Porkkalam(ポルカーラム)】(1998)や【Sangamam(サンガマン)】(1999)のヴァディヴェールは、笑わせてくれるわ、泣かせてくれるわ。
映画自体も超おすすめですが、ヴァディヴェールの演技も大注目していい作品です。
【チャンドラムキ】でも、映画前半の勢いを、ヴァディヴェールが大きく引っ張って、ラジニカーントを好アシストしていますね!

しかし、茶目っ気のある彼は、【チャンドラムキ】をパロった、サティヤラージ主演の【Englishkaaran】(2005)にも、堂々と出演していて(そちらでも、おかしな演技をしてます)、節操があるようなないような、不思議なお方であります。

コンサートで真近でお顔を拝見したことが数度ありますが、タミル映画界の中で、色黒のベスト3といえば、きっとヴァディヴェールがランキングされるに違いないと思います。
色黒と言われる、ラジニカーントさえ、色白に見えてくるくらいです。
でも、ラジニってタミル人じゃないし、それどころかルーツとしては南インドの人じゃないですから、ヴァディヴェールのほうが、生粋のタミルっ子、って感じじゃないでしょうかね。

あまりおもしろくない映画にぶちあたってしまったときでも、ヴァディヴェールやヴィヴェークが出てくれば、そのシーンだけでも見ごたえがあることが多いので、彼が登場すると、ホッとします。

2005年だかに、主演作を制作していたはず。
そろそろ公開? ぜひ観たいです。
(↑ 9/29追記 シャンカルのプロデュースで2006年夏公開。大ヒット。)

★参考リンク

Wikipedia

主な出演作品

Raasaavin Manasiley 1991
ムトゥ 踊るマハラジャKadhalan (カーダラン) (Tamil) 1994 Sep.14th
Muthu (ムトゥ 踊るマハラジャ) (Tamil) 1995 Oct.23th :馬ヅラ男役 (日本版DVD)
Porkaalam (ポルカーラム 愛のたからもの) (Tamil) 1997 Oct. :主人公の家の使用人役
Sangamam (サンガマン) (Tamil) 1999 July
Mudhalvan (ムダルヴァン) (Tamil) 1999
Friends (Tamil) 2001
Chandramukhi (チャンドラムキ) (Tamil) 2005 Apr.14th
Sachin (Tamil) 2005 Apr.14th
Englishkaaran (Tamil) 2005
Imsai Arasan 23am Pulikesi (Tamil) 2006  ←主演!
Pokkiri (Tamil) 2007 Jan.
Kuselan (Tamil) 2008 Aug.
Villu (Tamil) 2009 Jan.
Kaavalan (Tamil) 2011 Jan.

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