Vidyasagarも日本に来て来て♪

Celebrity / インド映画界の人々の話
Music director Vidyasagar, at his studio, Chennai, Sep. 13th, '03.

Music director Vidyasagar, at his studio, Chennai, Sep. 13th, ’03.

9月のアジアフォ―カス福岡映画祭で上映予定のタミル映画【Anbe Sivam】の音楽監督・ヴィディヤーサーガル!

前回のエントリーに続き、アジアフォーカス福岡映画祭ネタです。
インド映画ブログこと、Indian Movies Gossip & Newsで既報の、9月に福岡で開催される映画祭で、タミル映画【Anbe Sivam】(2003・スンダルC監督・カマルハーサンとマーダヴァン主演)が上映される予定になりました!

この映画の音楽監督が、今をときめく超売れっ子のヴィディヤーサーガルです。
日本ではまだ馴染みがないかもしれませんが、最近のタミル映画業界では、ハリス・ジャヤラージとこのヴィドィヤーサーガルがトップを争っている、と言っても過言ではない状況になりつつあるようです。

今年上半期のタミル映画のNo.1ヒットは、たぶんヴィジャイ主演の【Gilli】(ギッリ)ですが、この映画の音楽もヴィディヤーサーガルです。

私のヴィディヤーサーガル初体験は、2001年1月1日にチェンナイの映画館で観た、ジョーディカ主演の【Snegithiye…】(スネーヒディエー…)でした。
その後、映画館で観た彼の作品には、マーダヴァン主演の【Run】(2002)、シュリーカーント主演の【Joot】(2003)、ヴィジャイ主演の【Thirumalai】(2003)があります。
特に【Thirumalai】(ティルマライ)は、映画・音楽共にめちゃくちゃお気に入りで、この1年で一番聴いた音楽は【Thirumalai】のサントラです!

映画館で観てない作品でも、【Poovellam Un Vasam】【Dhool】など、彼が作曲したものでお気に入りがたくさんありますー♪

なんでも、彼が1曲を作曲する時間は、5分程度だそうです。それであんな印象的な曲の数々を作ってしまうなんて、す、すごい…。

ヴィディヤーサーガルのキャリアは長く、なかなか売れずに苦しんでいた時期もあったようです。しかし、今や超売れっ子、しかもタミル映画業界人で唯一、ハリウッド映画の作曲も手掛けた音楽監督になりました。(【Beyond the Soul】(2002))

せっかく日本で彼の手掛けた作品が上映されるのだから、ゲストとして来日してくれないかなあ?
で、ぜひ、日本にインスピレーションを得た曲も作ってほしいと密かに妄想している私です♪

MT時代のコメント

むんむん
2004年7月19日 09:38

>ととひろさん
ととひろさんもVidyasagar初体験は【Snegithiye…】でしたか!仲間ですね(笑)

2ちゃんねる…最近、ちょっとネット時間減ってるんで、しばらく見てませんでした。
スレッド立てられるなら、もちろん、ROMはしに行きますよー♪
手持ちのネタがあまりないんで、カキコするかは別問題だったりしますが(笑)

でも、タミル音楽のスレ、いいんじゃないですか?
ヴィドゥヤーサーガルやハリス・ジャヤラージもそうだけど、私は、もっとデーヴァさんが日本で認知されて欲しいです。
デーヴァは、インドの 「筒美京平」だと、個人的には思ってるんですけど…!


むんむん
2004年7月19日 09:26

>Periploさん
【Thirumalai】のダンスシーンもご覧になったんですねー♪
あの映画は、群舞と共に踊るダンスが、たった2曲なんですよね。
海外ロケものが3曲あって、海外ロケで群舞のダンスって、ほとんど見かけませんし、私もあんまり海外ロケものは期待してないことが多いんですが、この映画だけは別物でした。
踊ってなくてもヴィジャイの表情が今までの映画より格段にイイんですわ。
Azhakoorilでのヴィジャイの肩の力を抜いたような感じでジョーディカを見つめてる表情とか、もうヨダレがだあー!(笑)

そして、Periploさんの書いてる、Dhimsu Katta!
(これ、バラさんのダンスレッスンで、ステップの練習に最近よく踊ってるんですが(笑)、)海外ロケ、しかも群舞なしなのに、バリバリに踊ってるんですよね!

ヴィジャイの古典舞踊のテクニックがちりばめられた踊り方が、スイスの山をバックに映えまくってます。
ジョーディカも、古典の素養がないなりに、ヴィジャイと表情豊かにすごーくかわいらしく踊っててステキ。

Vidyasagarは、事前にストーリーや、シチュエーションや、群舞なのかそうじゃないのかを打ち合せで聞いた上で作曲するそうですが、この曲も恐らく海外ロケで2人で踊る、という前提で作曲したと思うんです。
が、この曲にひきずられてるのか、ヴィジュアル的にもビートの利いた、シャープなダンスシーンになってますね。
やっぱり、Vidyasagar氏はすごいっす!

PS:話脱線しますが、ヴィジャイ+ランバーの【Endrendrum Kadhal】(1999)の2曲目で、ランバーがスイス在住のタミル人という設定なので、スイスで踊りまくるのですが、この曲も海外ロケものにしては、出色の出来だと思います。(彼女の太ももパワーが炸裂していて、最高にカワイイ!
彼女の代表曲のひとつになるんじゃないかしら)


ととひろ
2004年7月17日 23:36

おお~Vidyasagarさんだ!
私はVidyasagarを初めて聞いたのはSnegithiyeでした。
A.R.ラフマーン以外にこんなポップな曲が書ける人がいるのかとびっくりしました。
最近の人では硬派のVidyasagar、軟派のHarris Jayarajって感じですね。

ところで、2ちゃんねるでタミル映画音楽スレを作るか迷ってるんですが、作ったら書き込み来てくれます? >みなさま


Periplo
2004年7月17日 00:49

【Thirumalai】では♪Dhimsu Kattaが、サントラだけでなくミュージカルシーンとして好きですね。スイスのアルペンリゾートを舞台にしてる割りには珍しく振り付けがダレてなくて楽しめます。

>プリヤダルシャン監督とヴィドゥヤーサーガルが組んだ映画では、どれが一番好きですか?
このコンビネーションではまだそれほど数は多くないみたいだけど、今年秋に公開のヒンディー映画【Hulchul】は期待してます。

【Ambe Sivam】では♪Poo Vaasam ってのが、優しい曲の途中でギュイ~ンとエレキが入ってきて、なんかすごいセンスを感じますね。


むんむん
2004年7月15日 22:38

>Periploさま

そうなんです、朝の出勤時にヴィドゥヤーサーガルを聴くと、元気が出てきますよねー!
他の作曲家のみなさんよりも、何か独特のうねり感がありますね。(もちろん、他の作曲家のみなさんも大好きですが!)

お、リンク先は【Kilichundan Mambazham】ですか。
件の曲、拝聴しました♪
ほんとに優しい感じですね!
プリヤダルシャン監督とヴィドゥヤーサーガルが組んだ映画では、どれが一番好きですか?

タミルの【Thirumalai】でも、1曲、とっても優しい感じの曲があるんです。

Azhakooril(歌手:SPバーラとスジャーター)って曲です。
主演のヴィジャイは踊りがウマくて若いからか、ビートが効きまくってる曲が多いですが、この曲は異色かな。
で、SPバーラさんの歌声がまたなんともいいんですよぉ♪

ヴィドゥヤーサーガルは、他の作曲家たちにライバル心をめらめら燃やしてるらしいので、【Kannathil Muthamital】の音楽監督・A.R.ラフマーンと共に来日して、トークバトルしてくれたら、もう最高!なんだけど(笑)。


Periplo
2004年7月15日 00:06

ヴィドゥヤーサーガルの、ヤケッパチ気味に弾けた縦ノリの曲は、気力を振り絞ってカイシャに行かなきゃなんない時なんかにサイコーですね(しょっちゅう聴いてます)。ところが下積み時代から長らくやってるマラヤーラム語の曲になると、作風が明らかに違う。なんていうか、やさし~い感じなんですわ。

最近では♪Onnamkili Ponnankili というのがずーっと耳の中で鳴り続け(笑)。

↑ここで聞けます。

母語だというテルグ語の曲だとまた違うのかな。

コメント

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