Big, Big, Big Dosai!!!

Food / インド料理など、ごはんの話

BigDosai-woodlands20041230

Tiffin:Special Big Dosai! Terrific! (Woodlands at T.T.K.Rd Alwerpet Chennai, Dec.30th,’04)
アショカさんに連れて行ってもらったレストランで、超特大ドーサを食べました。

2004年12月29日夜、シンガポール航空に乗ってタミルナードゥ州チェンナイに到着しました。
ホテルから送迎車が来て、約30分のドライブ後、T.Nagarのホテルに到着。
T.Nagar地区に泊まるのは初めてです。

12月26日に、スマトラ地震と大津波があったばかりだったので、直前にもホテルとメールのやりとりを
しましたが、ホテル側の返事は、T.Nagar周辺は全くいつもと同じなので、安心して来てください、とのこと。

車内から見ていた限りにおいては、被害を受けたのはビーチで、
内陸になる市街地は外見上は特にダメージはないようでした。

しかし!それよりも気になったのは。

●路上を歩く牛がほとんどいなくなってた。(私は1頭も見つけられなかった!)
●南インド名物?映画の大看板をほとんど見かけなかった。

2年ほど前までは、空港からホテルまで車で走る間に、牛も看板もたくさん見かけたものでした。
ちょっとショックでしたね。
どんどんチェンナイも変わってきてる…。

ホテルに無事チェックイン、チェンナイも変わったなあと思いつつ、テレビのスイッチを入れると、
ラジニカーントプラブが出てる映画が放送されてるのが、真っ先に目に入ってきた。

ラジニとプラブといえば、今共演して【Chandramukhi】を撮影中。(今年4月に公開予定。)

テレビで流れてる映画は、3年ぐらい前に字幕なしのDVDで観て大笑いした、ラジニとプラブによる
傑作コメディ【Guru Sishyan】(1988年・タミル)でした!
テレビのラジニを見て、なんだかすごくホッとしちゃった。

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翌日30日朝、チェンナイに行くといつも訪ねているアショカさんに電話。
彼の住むAlwarpet地区は、T.Nagarよりは若干ビーチ寄りなんだけれども、
アショカさんにも直前にメールして、安否は確認していました。
でも、実際に電話でアショカさんと奥さんのチェラさんの声を聞いて、やっと安心。
アショカさんの家の近くで朝ごはんを取ることにし、アショカさんに付き合っていただくことに。

行った場所は、有名チェーンレストランのひとつである、Woodlands(ウッドランズ)。
日本だと、チェーンレストランって、どこに行っても味が均一という安心感はあるけれど、
味や店自体に感動することは稀ではないかと思います。

でも、ここチェンナイでは、日本人的な常識から外れていて、
チェーンレストランでも、かなりおいしかったりするんですねぇ。

Saravana Bhavan,Vasantha Bhavan,Woodlandsといったチェーン店は大抵
どこの支店に行ってもハズレがありません。
外国人やお金持ち用?のフロアもありますが、普通の市民がたくさん詰めかけてます。

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さて、話が横道にそれましたが、12月30日の午前中に行ったWoodlands。
以前にも何度かアショカさんに連れて行っていただいて、ティファンをいろいろ食べてます。
一昨年インドを訪れたときも、「ワダが美味しいです!おかわり」とか言ったら、
ワダ職人?のお兄さんが席まで挨拶に来てくれて、とても和んじゃったなあ。

ダーリンが、ポンガルを日本でもほとんど食べたことがない、という。
インドに来たときは何を食べるのが一番楽しみかといえば、
迷うことなくポンガル!と考えてる私は、事前からポンガルポンガルとつぶやいていたり。
ということで、今回のインドに着いての最初の食事、まずポンガルをオーダー。

んまー!そうそうこれだよ、これこれ。
日本でもいろんな店でポンガル食べたけどさ、こーいう味じゃないんだよ。
カレーリーフとホールペッパーとナッツがごろごろ、これでもかこれでもか!と入ったポンガル、
ふああ~、チェンナイに来たよ、わーいわーい!って感じ。
町の風景はどんどん変わっていくけど、南インド料理はまだまだ変わらないね。
安堵する。

調子に乗ってきたところで、ダーリンがアショカさんに、
1mもあるドーサがあるって聞いたんですが…」

アショカさんが、「食べたいですか?」とニヤリ。
タミル語で店員さんにオーダーしてくれた。
「作ってるところ、見学してきてもOKですよ」
南インド料理に恋焦がれて?チェンナイにやって来たダーリンは、
興奮して厨房(といっても屋外だけど)に向った。

日本だと、巨大な鉄板を置いてるインド料理店がそうそうないので、
ドーサ自体もメニューにないところが多いけれど、ここはインドです。
ドーサをいくらでもオーダーしたまえ!というような、インドの国土のような迫力の、
鉄板は当然ある。

アショカさんと数分雑談してるうちに、それはそれは大きなドーサを持った店員さんが。
店員さんとアショカさんが並んでも、その二人の幅よりも大きなドーサ。

今日掲載の写真は、そのドーサをテーブルに置いたところ。後ろはアショカさん。

人間が影になりそうなほどの大きな存在感!
でも、大きいから味も大味、って訳ではなく、端から端までパリっと焼けてて、
マサラなポテトもどどーんと入ってて、たまらない巨大マサラ・ドーサです。
こんな食べ甲斐があって、香りも味も濃厚で、それでいて「菜食」なんだから、
インドの料理って奥が深すぎ。

…なんて、堅苦しいことはおいといて、

ああ、おいしいーーー!
インドに来たあーーーーーーー!

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この巨大ドーサ、名称を失念してしまいましたが、1年前にVasantha Bhavanでも、
メニューを見てオーダーしたことがありますので、
たぶんポピュラーなメニューかと思います。

ぜひ、みなさまも南インドに行ったときにはお試しください。

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