東京国際映画祭で2本映画を観る

今年は、1本もインド映画の上映がないそうです。
ヒンディー語の「LAGAAN」が最後まで候補にあがっていたらしいけど、4時間近くの映画だったから、招待作品の多い映画祭において、上映館がどうしても決まらなかったとか...
う〜ん、かえすがえすも残念。

ですが、スリランカ映画と、マサラムービーではないものの、マラヤラム語映画が1本ずつ上映されていたので、当日券買って観てきました。

マイ・ムーン(My Moon)〜スリランカ映画(シンハラ語)
スリランカの内戦の話。
脱走中のスリランカ兵士の前に現れたタミル女性を軸とした話。
暗い内容で、かなり淡々と話は進む。...→途中、寝てしまった。

正直、私には向かない映画だとは思ったけど、スリランカを研究しているような人にはかなり興味深い映画だったんだろうな。
マサラ・ムービーでは考えられない露骨な性描写がけっこう衝撃的でした。

映画の後、監督を迎えてチィーチ・イン(質疑応答?)がありましたが、熱血した質問が飛び交ってました。シンハラ語で突然質問しはじめる人もいた。すごいびっくり。
今日は寝てしまったが、タミルのことをもっと知るようになったら、また感想が違ってくるのだろう。いつかまた観る機会があればいいな、と思う。

ドッグス・デイ(Pattiyude Divasam 〜 A Dog's Day)A Dog's Day)〜マラヤラム語映画
70分強の映画。画面がキレイ(ケーララののどかな風景が色鮮やかに広がる)だし、歌はたくさん出てくるし、お犬さま騒動を軸に据えた、政治色の強い、なかなかおもしろい映画だった。

が、やっぱり、ここはふつ〜ミュージカルが入るのでは!?と思っちゃうような場面があっても踊らないのだあ。せっかく歌は入ってるのに...

この映画、イイ出来だとは思うけれど、監督への質問の中に、「この映画はインドで上映されたのですか?または上映予定はありますか?」というのがあって、監督は、「スターも出ていないし、インドでヒットする要素に欠けているので、残念ながらインドでの上映予定はありません」とのこと。
自国のインドの人々に観ていただいて、政治のコトを振り返ってもらうとかしないと、あんまりこの映画を作る意味が分からないような...

ダンスを入れるのは不本意ながら、インドの人に観てもらいたくて映画にダンスを入れる、マニラトナム監督のような人もいる訳で。
なんか不思議。