【闇の帝王DON ベルリン強奪作戦】

4月20日から、《ボリウッド4》という興行名で、インド・ヒンディー映画4本立ての日本ロードショーが始まっています。

ボリウッド4 公式サイト

ようやっと5月3日(金・祝)に、初回(10時~)の上映をムスコと観に行ってきました。

twitterなどでみなさまの情報を読んでいると、現在のところシネマート新宿での朝イチのボリウッド4上映は、スクリーンが大きい方の、スクリーン1でやってるらしい。
(逆に夜の上映はスクリーンがとってもちいちゃい、とか。。。)

朝イチの回は、自由席。お客さんの着席状況を見て席を移動することも可能だと、小さな子供連れとしては気がラク、助かるわ~♪

な訳で、朝イチの回に行ってきました。
その日の朝イチの上映は、【闇の帝王DON ベルリン強奪作戦】(Don 2)でした。
(邦題が長くて覚えられないので、以下「DON 2」)

子連れだとうまく思惑通りに出かけられないもので、チョーぎりぎりにシネマート新宿に到着。
今日は当日券だけど、ブロ割(テレビブロス持参者割引)で1400円。
(いろいろタイアップして、配給会社さん、頑張ってますね♪)

わーい、大きなスクリーンだ!
スピーカーの位置を確認して、後ろから7~8列目くらいの通路側の席に着席。
(後ろのスピーカーの位置が、最後列から3列目位のところにあったので、それより前にしてみた)

お客さんは50人位ですかね。
4連休の最初の日って、こんなもんですかね。

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監督:ファルハーン・アクタル
主演:シャー・ルク・カーン、プリヤンカー・チョプラ
2011年/インド映画/148分

あらすじ(公式サイトより)
世界を股にかける犯罪王DONは、収監中のかつての宿敵を味方に引き入れ、形勢逆転の大強奪計画に挑む。
ターゲットはドイツ中央銀行の地下金庫に保管されたユーロ紙幣の原板。
迫り来る殺し屋集団、DON逮捕に執念を燃やすインターポール、そして裏切り上等の即席チームを巧みに操って、“絶対に破られない金庫”の扉を開けられるか?

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Don 2というからには、続きもので、1があるわけだ。

【DON ドン -過去を消された男-】 (以下「DON 1」)

しかし、2007年9月のアジアフォーカス福岡映画祭で観て以来。

内容をだいぶ忘れていて、私はなぜかDonでプリヤンカー・チョプラは死んだ、という記憶違いをしていて、Don 2にも出演していると知ったとき、あれ~生き返ったのかなあ、とか、ぼや~んと思ってました。。。

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この日記を書くために、公式サイトのこの映画のページを今はじめて見たんですけど、キャストの紹介が「主演だけ」なんですね!?
ドンの愛人さんが誰か、とか記載ないじゃん。
今時のヒンディー映画をあんまり観てないので、キャストが全然分からないのにさあ、不親切よ、ちょっと!

(かろうじて、昨年のインディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパンで観た【デリーに行こう】のヒロインさん=ラーラー・ダッタだ!と分かったからいいけどさ~。
彼女、登場シーンもセリフも少なめだったけど、その抑えめな中でもいい雰囲気だしてたね。シーン毎に髪型もファッションもガラッと変わって、見た目も楽しかったし♪)

でもさ~、あの熊男なDONの相棒役、ボーマン・イラーニーが同じボリウッド4の【きっと、うまくいく】3 idiotsでは校長先生役だよ、とぐらい書いてもいいのにネ。

それとかさ~、リティック・ローシャンが特別出演していたとは!とスクリーン観ていてびっくりしたけど、やっぱり日本の公式サイトにはクレジットされてないのね。
日本に彼の映画が結構紹介されているというのに、もったいなーい!

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感想。
あ~、やっぱり映画は映画館で観ると楽しいですね!

DON 1もスタイリッシュな映画ではあったけど、1のカリーナ・カプールのこっぱずかしいダンスシーンみたいなのや、シャールクが二役でヴィジャイ役のときに踊ってたお寺での素敵なダンスとか、インド映画らしいテイストがまだ随所に残っていた。

DON 2は、スタイリッシュを追求するあまり(?)、ちょっとインド映画のよいところまでそぎ落としすぎな感じ。
ダンスシーンが減ってるのは、それはそれでいいけど、DON 1でKLロケのダイナミックでスケール感があったけど、DON 2はヨーロッパでロケしてるとはいえ、室内シーンが多く、DON 1に比べて窮屈で、1のときのような「ヌケ感」みたいなものがなかった。

ちょっと残念ね~。
あと、シャールクがやせ細っていた【Ra.One】の直後の作品だからか?、この映画でもずいぶん身体が細くてお顔がコケているので、黒幕の凄みというか、ドンとしての迫力が不足気味のような。。。
っていうか、そもそも一匹狼のワルなのに、ドン、というのがそもそも無理が;;;

シャールクとプリヤンカーのかっこよさは随所に感じましたけど、なんかあっさりしてる。

(最後、バイクでドンが現れるシーンで、バイクに「DON 3」と書いてありましたな。
Part 3も予定されてるのかな?
でも、この2は迫力不足だから、3があるなら、がんばってほしいもんですね。)

うん、でも、面白かったよ!
インド映画を大きなスクリーンで普通に観られる日が来つつあるのがうれしいし!
むすこは大部分を爆睡していてくれたので、映画を集中して観られたぞ☆

すごく気になったのは、ハッカーのサミールくんは、現場で制服の従業員になりすまして作業している間もずっといつもと同じ帽子をかぶっていたこと。
帽子を脱ぐと、何か秘密でもあるのかな、とか邪推なことを何分かおきに考えたけど、特に何も秘密はなかった(笑)。

エンドロールが異様に長かったですけど、
しかも最後の数分は無音で延々とクレジットが流れてるだけでしたけど、
そういうの、初めて見たんですけど、あれはいったいどういうことなんでしょうか???
(現地の映画館で観たら、途中でぶちっと切られそうな気がするんですけど)

もしかして、最後に何か出てくるのかなあと待っていたら、別に何もなかった。
でも、私が観た回のお客さんの大部分が、席を立たずに最後まで見てましたよ。
忍耐強い!(私を含め?)すばらしいお客さんたちだ♪

つっこみどころがやっぱり満載だなあ、インド映画って!
それも含めて楽しかったよ。

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映画が終わって、ロビーに行ったら、ウワサのゆるキャラ「ナン子ちゃん」がいた。
正直、ネット上で写真をチラ見した限りでは、かわいくね~、コワいよ、と思っていたのですが、
ご本人を間近で見ると、ボリウッド4をアピールしている姿が、健気で案外チャーミングだったのです!

よし、むすこ(あと1週間で2歳)と記念撮影だ!

とナン子ちゃんの横に立たせたら、

「コワイ」

と大声をあげて、涙をためて後ずさりして腰がくだけてしまった。
。。。やっぱり、コワイよね(笑)

でも、最後にはスタッフさんに撮影していただきましたよ~。

むすこが大きくなって反抗期になったら、「ナン子ちゃん見て泣いたくせに!」とか言ってやろうと思います。

ロビー内もインド映画なものがべたべた貼ってあったし、楽しかったです☆

みんなも、映画館で、インド映画を見よう!!!

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PS;
DON 1を見ないでDON 2を見ても、特に問題はなく、充分楽しめると思います。
でも、後でもいいからDON 1を見た方が面白いかも。

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