1999年カンナダ映画。「スーツ姿」で「いじわる」で「エキセントリック」なラグ様が、全編を通して堪能できます♪ 若かりし頃のスディープ様が、まだ今のようなフェロモンを出してないのも新鮮!
あるお屋敷での一日。政治家や有力者が集まるパーティがこれから行われようとしているが、そこで暗殺を企てようとする悪者と、それを阻止しようとする者のせめぎあいを描いたサスペンス(たぶん)。
Prathyartha ಪ್ರತ್ಯರ್ಥ (Kannada,124分)
Story, Screenplay, Dialogue, Director: Sunil Kumar Desai
Music: Ilayaraja
Cinematography: H C Venu
Editor: R Janardhan
Stunts: K D Venkatesh
Cast: Ramesh Aravind(アビシェーク), Raghuvaran(ラケーシュ), Girish Karnad, Shivaram, Kashi, Avinash, Sudeep, Ramya, Vidyashree, Hani, Tharakesh Patil, Vinayaka Joshi, Pranaya Murthy
Karnataka State Film Awards 1998-99
Best Screenplay – Sunil Kumar Desai
むんむん’s コメント
踊るシーンも特段ない、ひたすら緊迫したシーンの続くサスペンス映画。
字幕なしの念力鑑賞につき、内容はさっぱり分からなかったけど、ひたすら、ラグヴァラン萌えをしていれば全編観ていられました。
「スーツ姿」で「いじわる」で「エキセントリック」なラグ様、長身にスーツ姿、映えまくってます。
きゃー!
日本発売もされた【アルナーチャラム 踊るスーパースター】でも、ラジニと対決するスーツ姿のビジネスマンを演じてましたが、アルナーチャラムではちょっとお茶目なところを見せる役どころだけど、こっちでは、とことんクールなワルって感じです。
この映画の出た1999年は、タミル映画ではラグ様のハイライトは何と言っても、シャンカル監督の【Mudhalvan】。ラグ様は実年齢より20歳以上老け役と思われる悪徳州首相を演じていました。
カンナダ映画のコチラでは、実年齢+αの役どころですわね。(当時、39歳くらい)
登場した瞬間から、いかにもわるものっぽそう。いじわるな笑い。
女性に屈辱を与えるシーンでの冷たい顔。
本来ならこんなシーンは許せんのだが、ラグ様だとつい、くくく…とほくそ笑みながら見入ってしまう。
↑ こんな感じで、ラグ様の、たらこくちびるの質感まで分かりそうな、すてきなアップが多い。
ただし、声は吹替えのようなので、あのドスの効いた低音の美声が聴けず、ちょっとだけ、不完全燃焼(笑)。
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主役はラメーシュ・アラヴィンドで、スディープさんはラメーシュの友達か何か?
これを書いてる2016年時点のようには、まだフェロモンふりまきまくってませんけど、その片鱗みたいなものは充分に覗えました。
この線の細い青年が、10数年後、【マッキー】の、ワルい色男に化けるのねえ…。感慨ぶかい。
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はああ… ラグ様が、もしも今もまだご存命で、今現在のスディープさんと対決するような映画が作られていたら、とんでもない鼻血ブーな状態になりそうだな。
映画じゃなく、本当にラグ様の命が尽きてしまったのが、ほんとにくやしい。
(字幕なしDVDで鑑賞。)
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