Dosth (ドースト) | ラグヴァラン プラカーシュラージ サラットクマール

Indian Movies / インド映画の話

dosth poster

Title : Dosth – Friendship (ドースト-友情) (2001年 Tamil) ※「Dost」の表記もあり。
Director : S.A.Chandrashekhar (S.A.チャンドラシェーカル)
Music : Deva (デーヴァー)
Starring : Sarathkumar(サラットクマール), Abhirami(アビラーミー)
1999年のハリウッド映画【ダブル・ジョパディー】(Double Jeopardy 二重処罰)のタミル翻案。(監督はリメイク説を否定。)
個人的には、悪役・ラグヴァランがあらゆる面において見所がありすぎで、ラグファンなら超マストゲットな作品。

制作データ

インド公開) 2001年6月29日
DVD) Pyramid
悪役) Raghuvaran
共演) Prakashraj, Indhu,
Story) S.A.Chandrashekhar
Dialogue) S.A.Chandrashekhar
脚本) S.A.Chandrashekhar
作詞) Vaali
振付)
アクション監督) Jaquer Thangam
制作 / 提供) K.Muralidharan, V.Swaminathan / Lakshmi Movie Makers
その他スタッフ)
Editor:Saleem,
Camera:Vijay Milton

挿入歌

♪Yeh Sal Sal Salakuthu Kaathu
♪Tajmahal Ondru Aduthu (Anuradha Sriram, Devan)
♪Rendu Ankula Roja (Balasubramanyam S P, Chithra K S, Febi Mani, Vaishali)
♪Ayyam a Pachilar Gals (Anuradha Sriram)
♪Ethen Thottathu Rajkumara (Arunmozhi, Swarnalatha)

見所

ヴィジャイのお父さんであるS.A.チャンドラシェーカル監督が、この映画でどんなオトナの作品を作ったのか。
冒頭のラグとサラットクマールのボクシングシーン(ラグ、弱すぎ!)
前半のラグのお調子者ぶり
ラグのジーンズ姿がたくさん観られる
珍しく、ミュージカルシーンにラグが出ている(揺れてるだけ、といっても過言ではないが…)

↑とにかく、全編(特に前半)ラグヴァランが見所。
ラグヴァランとプラカーシュラージが共演しているっていうのも割と珍しいかも。

あらすじ

ヴィシュワ(サラットクマール)は、妻に先立たれて娘のニラと二人暮らし。
裕福なヴィシュワには、ラグ(ラグヴァラン)という旧知の親友がいて、経済的に裕福とはいえないラグ夫妻を援助したりしながら家族ぐるみの交際をしていた。

ある日、ラグの結婚記念日を祝ってヴィシュワはボートにラグを誘い、男二人で船上でグラスを傾けた。
しかし、そこで酔った二人はいつのまにか口論になり、ラグは自分を援助してくれるのはありがたいが、自分がみすぼらしく感じて本当はそんなヴィシュワのことを疎ましく思っていたことを叫んだ。
二人は船上でとっくみあいになる。

翌朝、ヴィシュワが船上で目を覚ますと、ラグが消えていた。
そして船内は血の海となっていた。
ラグはそのまま行方不明となり、ヴィシュワがラグを海に突き落として殺した、という嫌疑がかかる。
必死に無実を訴えるヴィシュワであったが、結局は屈辱の中、ヴィシュワは投獄された。

7年もの年月が経ち、未だ服役中のヴィシュワは、獄中で衝撃的なことを知る。
死んだはずのラグがゴアにいるらしい、しかも大金持ちになって、と…。
ヴィシュワはかつての親友と対決するために、脱走を企てる。

制作Note

●ハリウッド映画【ダブル・ジョパディー】のリメイクといわれる。
●ラグヴァランがこの映画で、2001年度Cinema Express誌の最優秀悪役賞を受賞。
●レビュー (Hindu, rediff

むんむん’s コメント

★初めて観た日の日記(2002.12.24, 12.26

映画全体でみると、あまりいい出来ではない(前半の盛り上がりに比べて、後半の展開が雑)が、
前半のラグのボケっぷりなど、前半のテンポのよい進行は、ぐいぐい引き込まれました。
後半がどうにもイマイチだったけど、ラグヴァラン好きなら、最重要作品には間違いなし!

プラカーシュラージは怪しさ満点ながら、後半を盛り上げてます。

題名は、ヒンディー語で「親友、友情」といった意味らしい。
親友と思っていた相手の裏切りの後、本当の友情とは何か、という問いかけのストーリーです。

リメイク品として、【ダブル・ジョパディー】と見比べてみるのも、一見の価値あり。

★ラグの役★

dosth-raghuサラットクマールの親友でありながら、彼を裏切って殺人犯に仕立て上げてしまう最低な男。
(でも、前半のお茶目ぶりが最高!)
前半の、ジーンズ姿のスタイルのよさが、鼻血ぶーです。
そして、なんといっても、最弱なボクシングシーンのラグ様が、あまりにもつきぬけてどーしょもなくて、鼻血MAXです!!!

後半の、偉そうなクルタ姿も、たまりません。説明しにくいですが、ラグ様ウオッチャーとしては、とにかく他の映画に較べてもレアなラグ様スタイルをいろいろと堪能できる作品でございました☆

(2002年12月24日~26日、ピラミッド社DVDで初鑑賞。) 

コメント

タイトルとURLをコピーしました