1月3日~9日まで、【クリッシュ】と2本立てで名画座上映中の【チェンナイ・エクスプレス】。
【チェンナイ・エクスプレス】、1月3日(土)の13:45の回、10分前ぐらいにキネカ大森に到着したら、「立ち見になります。クッションをお貸しして床に座っていただくのも限りがあるので、今立ち見でも入れるか確認中なのでお待ちください」
きゃー、69席のシアター2とはいえ、満席!
しかも、立ち見でも入れない、かもしれない!?
そーいう体験は、東京で【Om Shanti Om】が初上映されたとき(2009年3月15日)以来かも…。
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結局、地べたにクッション2枚敷いて鑑賞させていただきました。
ちいちゃいハコだから、なんか一体感があるというか、気分が逆に上がったカモ☆
【チェンナイ・エクスプレス】をスクリーンで観るのは、これが3回目。
3回目にもなると、さすがに結構耳が慣れてきたので、シャールクやディーピカがアカペラでしょっちゅう歌う中で、ヒンディー映画に疎いわたしでも、過去のシャールク映画の引用が割と気がつけて、その辺は楽しかった☆
誰かにいちいち教えてもらうんじゃなく、自分で気がつくのってカイカンですねw
(【ディル・セ 心から】や【ラ・ワン】の引用なんかは、日本公開作品なんだから、日本語字幕にそういうのを、さりげなーく、うまく反映してくれたら嬉しかったなあ、と思う!)
タミル語の部分も聞き取れたところが増えた(シャールクがしゃべる片言のタミル語会話の部分は、8割がたは聞き取れたかな♪ 片言、だからだよ!笑)ので、それで割と日本語字幕に頼らなくても、ヒンディー語との行き違いみたいなものがダイレクトに理解できて、楽しめたかな。
後半のタミルな舞踊の人々も入り混じってくる2曲は、やっぱり色彩が鮮やかでキレイで楽しいね!ああインド映画観てるなあ~♪って実感。
ディーピカちゃんが駆け落ち夫婦のフリして入った村で、ちょっと涙ぐんでシャールクを見てるところとか、スクリーンで見るからこその質感だったりして、うっとりですねえ。
ディーピカちゃんの婚約者の彼も男前でいいねえ。
ディーピカちゃんのお父様でペリヤ・タレイ(ボス)のサティヤラージも、何度見てもどーんと威厳があって、(ハゲぶりも潔くて)萌えるねえ♪
筋肉が苦手なわたしは、この映画での脱ぎっぷりが控えめなシャールクも、OK!
ただ、初めてマレーシアのシネコンで観たときが格段に視聴環境がよかったからか、そのときの感動みたいなものまではちょっとたどりつけなかったかな。
(マレーシアでの上映は、デジタル版とフィルム版があって、せっかくなのでフィルム版で上映してるところで観た。5百人クラスのキャパのスクリーンで、もちろん爆音♪)
「Titli」みたいな幻想的な映像は、フィルムのほうが雰囲気が圧倒的によかったなあ、としみじみ。
デジタルやBD上映普及のおかげで、日本の映画館でもインド映画を観られるチャンスが増えたのは間違いない、と思うけれど、フィルム上映も生き残ってほしいなあと改めて思いました☆
名画座上映のご英断をされた、キネカ大森さん、ありがとうございました♪
明日まで上映してるから、観にいけそうな方はぜひ行って観てくださいな!
(他の地域でも上映が実現するといいですね。)
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